日陰にはまだ雪が残る9日、買い物ついでに公園に立ち寄った。
たった1本の早咲きの梅を見て、幹線道路のバス停でバス待ち。
と、ご夫婦連れがやってきて、杖をついていた奥様はベンチにどっかと座った。
しばらくするとご主人が激しくせき込んだのよ。奥様すかさず、
「シールはないの」って。「いつも財布に入れてるんじゃない、見れば」なんて。
ご主人は「もうないんだよ」とか言いながらそれでも財布を探っていた。
一つ残っていたわ、と取り出してマスクにそのシールを張り付けた。
ごめんなさい、見ずにはいられない困った性分。縦5ミリくらいの幅の細長い赤いシール。
《喘息マスク》の文字。
「咳き込んでいると皆さんいやでしょ、迷惑だから」とはご主人。
アスベストを扱っている仕事をしていたとのこと。ご主人はまだ軽い方だとのこと。
ご夫婦はパソコンできないから、なんでもお店の人がいろいろ調べて
取り寄せてくれたそうな。便利な世の中で、とはおっしゃっていたけれど。うーん。
わざわざシールなんて貼らなくてもいい世の中になってほしいものだ。
公園風景
2日経っても残っていた雪
いちばん高いところからの富士山 ほんとに電線がじゃまだわ
広場に出ると
ちらほらと 花がほころんで 蕾も赤く膨らんで
信号のところまで来ると1本の若木はもうこんな感じで
梅の里 と銘打っている公園だからこれからが楽しみだわ。
今年は梅まつりが開催されるといいね。
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