まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

お腹がいっぱい

2007-11-10 15:12:57 | モブログ
そういうわけで、気力萎えてすごすごと美術館を出ました。

美術館のまん前は高速道路箱崎インター、お昼は人形町をぶらぶらして、そこでよさそうなお店に入ろうと思っていたのですが、道路に立つと空が見えない、緑が見えない。ただでさえ気持ちがふさがれているのに、もうダメ!ダメダメ!ひたすら東京駅に向かいたくなって、速攻で、半蔵門線に。
でもね、新幹線に乗るには中途半端だったから、皇居の緑でも見るかととりあえず大手町で降りました。疲れているのにひたすら歩きました。大手門の前で一休みしたけれどなんだか落ち着かない、やっぱ食事しようと、今度は所在がはっきり分かっている東京駅前ビル「オアゾ」を目指して引き返しました。もう迷走気味です。むちゃくちゃです。頭の中は何を食べたいかそればかり。「オアゾ」に着いても、お店の看板を見ても決まらないのよ。歩いていた時は丸善にしようと決めていたのに、それは消しとんでしまって、5階の食堂街をふらふらと。蕎麦かイタリアンか迷ったけれど、奥に行くと中華『ジ・オーキッド』が・・・・もう決めた!ここだ!こここそ私を呼んでいる。

ランチ、おいしかったです。
海鮮やきそばにしようと思ったけれど、それより安いランチにして正解だったわ。
前菜のベビーホタテを見た時は、あっ、失敗したとチョイ軽く後悔したけれど、何の大丈夫、おいしい。ジャガイモのスープ、さっぱりしておいしい。カニ抜きカニ玉、あんの甘酸っぱさが私にはちょうどいい。麻婆豆腐、私が作る麻婆豆腐なんて完全嘘だね、ビールがすすむのよ、ご飯まで食べてしまうのよ。シューマイ1こ、シューマイなんて1個でいいもんね。次々に運ばれてくる。次々平らげる。

一人ランチだけれど、2時過ぎという時間だったから悠々と食べていました。
窓の外は東京駅ホーム。東海道新幹線が見えないだけで、東北新幹線も山形、秋田新幹線も上越新幹線も、発車したり到着したりの様子がよく見えます。眺めているだけで飽きません。私は電車オタクだったのかしら、と発見した次第で。

「お食事です。」と最後に焼きそば。えっ、今までのは食事じゃあないのかと思ったけれどもちろん言わないよ。ここまで来るともうおなかがいっぱい、いっぱいです。出そうです。焼きそば入るか不安だったけれど、一人ランチで残すのは悪い気がする、ので食べました、完食。焼きそば好きだからね、3センチくらい残しておいたビールと一緒にどうにかおさめました。
まだあった、デザートの杏仁豆腐。お椀にいっぱいくらいのやつ。今度こそ残そうと思ったけれど、佐渡で食べられないことに気がついたから、食べました。最高でした。十分満足してお店を後にしました。
お腹がいっぱい過ぎて、丸善の中を見て回っても、別の意味で気もそぞろ・・・

佐渡汽船カーフェリーの中では胃痛に悩まされました。勿論夕飯抜きです。家に帰ってから漢方薬を飲みました。
なんのことはない、結局「花より団子」でした。芸術には拒否されるのも仕方ないね。
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浜口陽三展

2007-11-09 18:26:48 | モブログ

復啓  pokoさま

昨夜は、思ったほど寒くなく佐渡の港に着きました。夜の海を見ながらとぼとぼ歩き家に帰りました。玄関にカギがかかっていて、父には家を閉め出されました。
「どうだった?」と聞くと、「さみしかった。」という返事でした。何のことはありません。

温かいお手紙を頂いてとてもうれしく思っています。励まされました。

ところで、『浜口陽三展』
私も山田さんが熱く語るまでは、少しも知らない方だったのですが、あの番組で紹介された絵を観て、好きだ、ぜひ会いたいと心惹かれたのです。、私は呼ばれているとまで思っていました。
でも、本物に出会ったら、私のその甘い想いなど粉々に打ち砕かれ、ものの見事に完璧に拒否されてしまいました。
「あんたみたいに、ちゃらちゃら薄っぺらい人には駄目だよ。」と言われた感じです。私が受け入れないというのではなく、作品が受け入れてくれないという、作品に受け入れてもらえないという疎外感を強く感じてしまいました。
静物画は、精神を問われているような気がして、いいだの悪いだの軽々しく口に出すことができません。もちっと鍛えて出直せという感じでもないし、自分の今の状態では、そうだったとすごすご引き返すしかなかったです。
それでも、『くるみ』『17のさくらんぼ』『パトリックのさくらんぼ』は、ぜひお持ち帰りを許してほしいと願う作品でした。浜口さんの銅版の原版や道具も展示されていました。繊細で静謐な作品(こんなホームページを見つけました)

美術館自体はこじんまりしていて、版画の展覧会にはとてもふさわしく落ち着いて観られました。入場者は3人しかいなく、出品点数も少なく、ゆったりじっくり鑑賞できました。残念ながら、カフェにも入る気力は残っていませんでした。

佐渡は晴れていますが、風がとても冷たいです。
今朝いつものように自転車を走らせて、うまいものやに買い出しに行きました。
ゆずをたくさん買っている同級生に出会ったら「ゆずみそができたら持って行ってあげるね。」と声をかけてくれました。
横浜でも、いつも時間を割いて会ってくれる友がいます。
父は今のところ自分のことはすべて自分でできます。
いろいろ支えられながら日々をどうにか乗り切っています。

寒さが厳しくなります。お身体、ご自愛ください。

 

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一日が

2007-11-08 09:00:45 | モブログ
上手く操作できたらいいな・・・

その前に。今日、冷静になって昨日のブログを読み返したら、舞い上がっていて恥ずかしいのなんの・・・身を縮めております。

もう佐渡の帰らなくてはなりません。
佐渡での時間を一日18時間でいいからさ、差し引きの6時間、横浜の時間にして欲しいわ。
時間と死ぬことだけは、皆に平等にあるのね。心します。

山田太一さんが、『新日曜美術館』で熱く語っていた『浜口陽三』の作品がある美術館http://www.yamasa.com/musee/を今度こそ見てから帰ります。

佐渡には22時に着きます。船を降りたら寒いだろうなあ・・・
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パソコンに明け暮れて

2007-11-07 20:15:49 | モブログ
このたびの横浜は、パソコンの勉強!勉強!
どうしてもの用事以外は、全てパソコンの前の座っていました。

いつも遊んでいる「こいこい」なんてやっている暇はありません。勉強よ、といおうか、なんて言ったらいいの、挑戦!挑戦!よ、Photpback作成の。
何しろ時間がないから、次回に回すことなんてできないから、もう完成させたい一念で頑張りました。我ながらよくやった!(と威張る。)えらいわ。草木染や太極拳でもこのくらい頑張れと言いたいくらい・・・
ああああ、先生のご指導と私の根性が相まって出来たのよ。(私の部分は図々しいかしら)
言わせて。何しろ時間がないものだから、月曜日にやり残したページにとりあえず写真を収め、コメントを書き入れ、くるっていた順序の差し替えをきちんとメモし、ページごとに載せる写真をメモし、何をどうしたいかクリアにしたわけよ。だから、先生に、ここをこうしたい、ここを直したい、ここはどうすればいいかと、きっぱり賢そうに伝えることが出来たのよ。

内容はともかく完成しました。注文も済ませました。
手元に届くのが楽しみ、威張るのが楽しみ、見せびらかすのが楽しみ、自慢するのが楽しみ。
ま、このくらい大法螺吹いても、我慢してください。滅多にないことですから・・・

横浜友よ、ごめんね、そういうわけでまたもやいっぱいいっぱいだったから、ぼんやりしていて。せっかく時間作ってくれたのにね。
でもさ、すぐに、いつものペースに戻ってバカ話に興じたから。。。面白かったわ、ありがとう。

他にもね、父の年賀状を印刷したでしょ、夫の年賀状を作って印刷したでしょ、私の年賀状を作って印刷したでしょ。まあ、すごい!

以上、自画自賛の本日です。
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Photobackに挑戦

2007-11-06 12:53:30 | モブログ

さすがに昨日はブログを更新することが出来ませんでした。いやいやパソコンすら開く気がしませんでした。瞼を閉じると目の裏でちかちか光るのです、前々夜と昨日の午前、午後パソコン画面睨み過ぎで・・・

教室にPhotoback個人レッスンをお願いしました。どうしても作りたくなって。
写真を33枚選んでねと言われて、選ぶ作業にまず時間がかかったのです。
旅行集を作ろうと思ったので、
行った年ごとに並べて、
誰と行ったかが分る写真を必ず取り入れて、
自分が最高にかっこよく写っている写真を選んで、
出来たらエピソードが浮かび上がる写真も入れて、なんてやっていたら、
しかも7年前のそれは、普通プリントだからスキャンまで初めてなのにやり始めるしまつで、
どんどんどんどん枚数が膨れ上がって、今度は減らす作業に追われてしまいました。
それを最終的に順番ごとに並べていたら、もう教室に行く時刻・・・

ご挨拶もそこそこに早速始めました。
で、持って行った写真を開くと、せっかく苦労して、年毎、場所毎に並べて持って行ったのに、全然関係なく、パソコンの好きなように写真の順番が並んでいて、それを見ただけで、すでに頭の中はパニクってしまったわ。先生が話されていることの半分も分っていなかったことは、(全部かもね)すでに見抜かれてしまって・・ね。
写真が多すぎるので加工しようとするのですが、順番が狂っているので、パニクったおまけに、どれとどれを組み合わせるのか、どの写真が終了したのかさっぱり分らず、すでに朦朧とした状態。初めてなのに加工しようなんて欲張ったのが無謀だったのね。はぁぁぁぁ・・・・
もうもうもうもうと牛のようですが、とにかく睨めっこして、先生の指示通りに手が動くようにとリキだけは入れました。そんなこんなで写真だけはどうにかページ数に収めました。

さて、続きは水曜日。仕上がるかしら、イヤ、絶対仕上げなくては!!仕上げます、意地でも

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お土産は

2007-11-04 19:52:28 | モブログ

横浜に帰りました。
やはりこちらは暖かいですね。暖房が要らないのですもの。

お土産なんて大げさなのですが、お持ち帰りということで・・・
○スカシユリ、ギンガチウム、ダッチアイリス、スイセンの球根
○島アヤメ、コクリュウ、斑入りフウチソウ、タチアオイ、グラスの苗
全部『うまいものや』で調達した純粋佐渡産です。
開花が見られるか分らないのに、お世話できないのが分っているのに、矢も立てもたまらず買い求め、重たいのを我慢して持ってくるなんて、我ながらおバカだなとは思うのですけれど・・ね。
彼女たちの丈夫なところに惹かれて勝負をかけてみました。

○アスパラ菜、生なめこ、食用菊、夕食おかず数種
何のことはない、家に帰ってから作るのが面倒さに、実家で調達及び作った奴をエイコラサと運んできました。
久しぶりに93歳以下の男と呑み食べました。会話もすらすら(これはちと疑問です)と出来ました。

横浜友に会えることを楽しみに、教室に行くことを楽しみに、魚以外を食べることを楽しみに、短い日にちを謳歌します。絶対あくせくしないようにするわ。

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新しい人に

2007-11-03 14:38:03 | モブログ
出会いました、今日の『リョウツ・デ・フェスタ』というイベントでの中でです。

まずなによりこんなイベントが催されていることが驚き。
わが夷町の商店街の店主たちには、佐渡を盛り上げようという気力なんてないとハナから思っていたのですが、なんのなんの。
イベントといってもフリーマーケットに過ぎないのですが、それでも、町の端から端まで500メートルはあろうかという道路の両側に、びっしり小さな店が立ち並んでいました。若い売り手に混じって、地場野菜を売るおばちゃんたち、おはぎやあられ、おこわを売るおばちゃんたち、お店の目玉の干物を売るおじさんたち。居酒屋のおばちゃんは、店の名物おでんやつまみを並べて、昼間っからビール、お酒販売。
おじいさんおばあさんから子供達まで大勢繰り出して大盛況で。
夷からはバスで10分くらい離れている地域でも農業市が開かれていて、そことシャトルバスで無料送迎をするという企画は、画期的だなと感心しました。

で、そこであっち寄りこっちへ寄りしていると、ヨガの先生の息子さん、きえんくんをみっけ。「きえんくん!」と声をかけると、離れていたきえんママが振り向き、「はじめまして。」のごあいさつ。きえんママはアメリカの方。ヨガでお世話になっています、と言うと、「よろしくお願いします。」と返されてどぎまぎしました。
しばらく歩いていると、今度は「ヨガに来ている方じゃないですか?」とお店の方が声をかけてくれました。ごめん、全く分かりません。見覚えがありません。
「私も行っています。」と、その方。オーガニックの手作りクッキーを売っていました。

お目当ては、柿渋染の洋服や小物を並べている店。
私が草木染めを始めたからではありません。『ボッテガ・サド』というホームページの土屋さんにお目にかかりたかったのです。佐渡を何とかしようと、いろいろな企画を立て実行している土屋さんと話がしたかったのです。なにしろ、佐渡の元気をデザインする、というのですから、どんな方か興味がわこうというものです。
土屋さんに言わせると「若者、よそ者、バカ者」でなくては、佐渡を変えていこうとする人なんていないそうですから。エッセイで、彼の奮闘ぶり、四苦八苦している様子がよく伝わってきます。短い時間でしたが、話をすることができ、楽しかったです。
今は、地元産の「たらい舟弁当」を販売するべく、東奔西走の日々が続いていると言っていました。難しいことは目に見えていますが、ぜひ成功して欲しいものです。

年を取ると図々しくなって、知らない人でも平気で話しかけられるようになる、そのおかげで新しい人に出会えるのですから、満更でもありません。
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征伐する

2007-11-02 13:20:45 | モブログ

桃太郎の鬼退治の話かと思いますよね、一寸法師の鬼退治では何んとなく感じがでないし・・・
ところが、これが我が家では全く違う話になるのです。

「父さん、やっと征伐したや。」
母のすぐ下の叔父から送られてきたひと箱のリンゴ。10月から延々食べ続けました。
数えることが好きな父に言わせると22個入っていたそうです。残念ながら大きいばかりでふかふかのリンゴ。二人してどうする?どうする?と思案してもね、食べるしかありません。
おいしかったらおすそ分けするのですが、(おじさん、ごめん)・・・
小さかったら2個づつ食べられるのですが・・・
リンゴジャムにもしましたが・・・
サラダにも入れましたが・・・
間に別の果物をはさんで、朝食に食べ続けました。飽きました、それでも食べました。
やっとやっと食べ終わりました。こういう時言うのです。「征伐した!!」って。

もともとは母が使いだした言葉です。
老夫婦二人暮らしだったから、とにかくおかずが残ります。作り置きが聞くものばかりゆえに、何回も冷蔵庫に入れたり出したり。新しく作ったものから食べていくから、古いものが少しずつ残って、皿数だけ増えていくことになります。当然おいしくない、けれどももったいないから捨てられないわけです。私が月一くらいで佐渡に行くと、
その残り物を
「○こ、これ、征伐してくれや。」と頼まれるのです。最初言われた時はびっくり、大笑い。征伐なんてね、物騒な。でもいかにもそんな言葉なので、それからは何かと言うと、征伐せんなんな、と使っているわけです。

今日は30個はあったピーマンを佃煮にして征伐しました。
2個あった白菜もようやく1個征伐しました。

新米をもらってあるのに、古米が残っているから征伐しなくては・・・
柿もぼちゃぼちゃになる前に征伐しなくては・・・
イカと大根の煮物も征伐しなくては・・・
こんなこと言っていると、自分も征伐しなくては、なんてことになりかねないわ。




 

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ざくろ

2007-11-01 14:32:58 | モブログ

昨夕、同級生がイナダを2匹持って来てくれました。
我が家では食べきれないので、今朝早く、店番友の家に自転車を走らせておすそ分け。待っていてくれた彼女からのいただきものです・・・




噛むとすっとはじける甘酸っぱさ、野性味があります。かすかに渋みが残ります。

彼女の家には、石榴の木のほかに、花梨、イチジクの木もありました。
佐渡は、9時過ぎから雨になりました・・・

 

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