まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

Photoback完成

2007-11-20 10:15:16 | モブログ

先週の金曜日に我が家に届いてから何度うっとり見ていることやら・・・
写真がぼやけているのと、自分の姿かたちは変えられないから仕方がない。我慢する。でもね、構成がなかなかイイじゃない!と自画自賛して悦に入っているわけですよ。



表紙はヴェネチアの大運河。水上バスから撮影したもの。
ああ、この時もよかったなあ、とため息をついています。そして思い出に浸っているのです。
一日乗船券を買って、朝早くから夜遅くまで、水上バスを乗りこなしてあちらこちらに行ったんだよなあ・・・
リド島にも行って、海上からサンマルコ広場に到着したんだよなとか、
ムラーノ島に着くと、おじいさんが買い物袋をぶら下げたおばあさんを待っていて、二人してなかよく帰宅する様子が、映画みたいだったよなあとか・・・

Photpback、もう一冊作りたいけれど、載せたい写真がありません。もうタネ切れです。
横浜の庭写真も、園芸雑誌を見ている方がずっときれいだし、
孫の成長記録を収めたくても、影も形もないし、
息子の結婚式写真は、CD作成時に「かあちゃん、俺らより料理の方が多いじゃん!」とケチをつけられたから二度とその気にならないし・・・

こうなったら、また海外に行くしかありません。
実はね、パンフレットだけは横浜行き帰りに、いつも持ち帰るの。
でも、いつかの旅行雑誌と同じで、当てがないから見るのも虚しい・・・のです。

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初雪

2007-11-19 12:27:10 | モブログ

おとといは雷が鳴り響き、昨日は冷たい雨からみぞれ、そして夜には雪に変わりました。
佐渡といおうか、日本海側の海沿いの地域特有の空模様です。
目覚めたときは外が明るく、カーテンを開けると外はうっすらと雪が積もっていました。
  7時半ころの家の前です。               裏の家です。

朝一番の高速船、カーフェリーは欠航になりました。今も波浪警報が出ています。
新潟から運ぶ食料品も新聞も遅れています。

午前中は、雪が降ったり止んだり・・・
予報では、午後は天気回復するというのですが・・・
外出には、長靴と毛糸帽子と手袋は必需品です。

 

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2007-11-18 11:19:24 | モブログ
「あんた、結婚指輪捨てるとこだったんだって?」遅刻友が言います。
「ママ、頭抱えっとったが。」マサチャンも言います。
「えっ、何それ?」私はびっくりします。
水浸しの衣類を、種分けしていた時の話。私がすっかりそれを捨てたということになっているのよ、恐ろしい。ママは泣いていたということになっているの。真相はこう。
「これ何や?」とマサチャンママに紺のビロードの箱を見せたら、
「あらま、こりゃあ大事な結婚指輪だねかや。捨てんでくれえや。」と、彼女はしっかり片づけたのよ。泣いていたと聞いて、不安になり、
「ね、あんた、指輪捨てられそうになったって、泣いたんだって?」と問いただすと、
ありゃあ、話を面白くするのに、言うただけだが・・・とのお返事。ムムムムム。。

マサチャンママのご主人も捨てることが大好きだそうで・・・
ひとやすみの時に二人して捨てる話で盛り上がって、私が
「そんなら、妻も捨ててしまうか?」と聞くと、
「いやいや、そりゃあ困る、今は困る。」と大慌て。笑ったね。
で、その話を私がまた別な時にしていると、遅刻友のご主人は、間髪を入れず、
「おらとこの母ちゃんは、捨ててくれ!!」と、こう言うのよ。遅刻友、
「はあ、このもんたら、私がクリーンセンターに行くトラックに乗ってたら、そのまんま連れて行ってくれ、ってこうだよ。」ま、いいご夫婦だわ。
ちなみに、遅刻友とマサチャンママの付き合いは私よりずっと長い、おまけにご主人同士はまたいとこなので、もっと古いというわけ。

遅刻友には、まだ話があります。手伝いに来ていた三女が帰るという段になって、友が講釈したそうな。このうわさ話の出所はマサチャンね。
「あんた、時間は大事だや。だからはよ、帰る支度せえや。」って。
皆して、そっくりそのまま彼女に返してやりたい言葉ね、と、大笑いになった次第で。
その話を当のご本人に話すと、バレテタの、と澄ましていました。

なにしろ佐渡は世間が狭いですから、特に薬局は噂話の温床ですから、うかうかしていられません。

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心もとない

2007-11-17 12:58:18 | モブログ
決まっています、父のことです。

今朝はことのほか寒かったので、下着を冬用のもこもこしたものに変えるよう言うと、立派に返事をしました。で、しばらくしてひょいと見ると、あれー、ま!ラクダ下着の上からダウンのベストを羽織っているではないの。上着を着ていないの、下着の上にベストよ。それで知らん顔しているから恐ろしい。
一瞬、こりゃあダメかなと冷や汗が出そうになりました。

昨夜は、日記をつけながら、「俺、午前中なにしたや。」と聞かれました。
そんなこと言われても、私はマサチャンママの家に行っているからな・・・困ってしまう。
「アロエを片づけたんじゃないの?」とか、「寝てたんじゃないの?」とか日頃やっていそうなことを適当に言っても、いまいち納得しないのです。挙句の果てに、自分で、
「郵便局行く準備をしていたんだ。」と、冗談とも本気ともつかないことをえらそうに言うので、それはそれでおかしくて、大笑いしました。正直、参りました。

このところ、後始末の手伝いに追われていたので、父も母もほったらかしにしてあります。今日は、ようやく父と昼食を食べました。
父が、母の施設に行ってくれました。帰ってから、窓ふきをしたと自慢げに報告しました。「きれいになっただろう。」と、褒め言葉を強要されました。
ついでに、「私が帰らなかったら、洗濯物取り込んでおいてや。」と頼みました。
「3時半ころでいいな。」とか言っていましたが、覚えていてやってくれるでしょうか?
ま、あまり期待しないで、これから、またひと働きしてきます。

朝の寒さで、冬が来ていることを実感しました。けれども、昼間はポカポカと温かく、被災したお家の人たちは、後片付けをするのに助かっています。
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とっさの判断

2007-11-16 15:14:36 | モブログ

「なあ、よりによって、あんなときに蔵から出してしもたや。」と、マサチャンママは嘆く。
あんな時とは、火事の日の午前中。出してしまったものは、三女の結婚式に着る留袖をはじめ小物一式、及びご主人の紋付羽織袴。蔵から出して、その時水浸しになった部屋に広げておいたそうな。
火事と聞いて、何よりも早く持ち出したそうなので、私は「よく思い出したじゃないの。」と感心した。でも、彼女はそんな日に蔵から持ち出したことを嘆く。家に関する貴重品は持ち出せても、家の人は、他にはどうすればよいか分からなかったそうだ。調剤室のコンピューターなどは、手伝いに来た人たちがこれは大事じゃないの、と、判断して持ち出した。家の人ではない。

私がそんなことに出会ったら何を出すだろう、と考えると、一応の貴重品がばらばらにあることが恐ろしい。
一気に持ち出せるだろうか?どこにあるかとっさに思い浮かべることができるだろうか?
でも、ひと所にまとめておくのもこれ又不安だ。いっそ貴重品なんてない方が気楽かなとも考える。そして、あ、まあ、考える間もなくどうせないか、と開き直る。

マサチャンママの薬局は、近所づきあいも古いから、持ち出した品々をきちんと保管してくれる家々がある。消火活動でぬれた大量の品々を引き受けてくれる家がある。そのおかげで心おきなく店の後始末にかかることができる。

横浜の家が災害にあったら、横浜友にお願いする。
今日から当分何を持ち出すべきかシュミレーションするから、どうかよろしく、今からお願いする。そうでないと、とっさに何をどこに預けようなんて考えられない。
若いからしっかりしているYさん、あれとあれを頼むね、保管場所覚えておいてよ。
その点に関してはやや不安なTさん、お家広いからあれとそれとパソコン頼むね。
例え玄関にある傘を持ち出したとしても、よろしく頼むね。

追)
全焼したお家のうち、3軒はお年寄りの一人住まいだ。
お一人は、近くの親せきが経営するアパートに引っ越す。
お一人は、首都圏に住む長男が迎えにきて、今日の4時の船で一緒に行く。
いずれにしても、胸が痛くなる話だ。

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水をかぶった洋服

2007-11-15 18:48:19 | モブログ

の始末は容易ではありませんでした。
9時半ごろから選別を始めて、終わったのは4時頃。途中1時間くらいの休憩をはさんだとはいえ、マサチャンママがいかに物持ちかということが分かろうかというものです。
すべてといっていいくらい水を含んだり濡れたりしているので、思い切って捨ててもいいと思うのですが、同じようなものがたくさんあるから捨ててもいいと思うのですが、それがなかなか・・・
何度「はい、捨てる!!」と号令掛けたことか。それでも、うーーーんと返事は芳しくありません。終わった時は、携わった3人ともへとへとになりました。


薬局に飾ってあって、捨てるというので貰い受けました。
彼女のいらないものと私がいらないもののあまりの違いに、その又逆もね、
二人して呆れ果ててしまいました。

私ですら、昨夜は眠いのに頭の芯が興奮していて2時ころまで眠れなかったのですから、目を真っ赤にしていたマサチャンママは、疲労の極致にいたことと思います。
八軒の家が全半焼、一部ボヤと報道されました。一部ボヤがマサチャンママの薬局です。
もう一人の同級生の家、金物屋さんは火元の隣でしたから、あとかたもなく焼け落ちていました。彼女は知らせを受けて、千葉から駆けつけてきました。
いずれにしても、火事の怖さは、被害の大小にかかわらず生活を一変させてしまいます。明日は、薬局の再開に向けての準備をします。

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火事

2007-11-14 19:08:02 | モブログ
本当のことを言うと、昨日はとんでもない一日でした。干すだつるすだといってはいられなかったのですが、そうでもしなければ、興奮と極度な疲労は収まりそうにもなかったのです。

両津夷のメイン商店街が火事になりました。
夷の町が火事なんて、およそ50年くらい聞いたことも見たこともありません。昼食を食べて炬燵でのんびりしていると、裏のおじさんが「火事だそうだ!」と知らせてくれてました。取るものも取りあえず駆けつけると、ものすごい勢いで真っ赤な炎が、黒い煙が、空高く・・・
火はすでに隣の家に燃え移っています。マサチャンママの薬局は、2軒先。とびこんで、大事なものを運ぶお手伝いをしました。殺気立っている家の中でママは、何をどうすればいいか混乱していて、「もういいっちゃ、大事なものは運んでしまったし。」と、この場においても、気を使っています。そうこうしていると、隣まで火が来ているから、もうみんな外に出てくれと、のお達しが。家の中にいても焦げ臭い匂いが流れてきているから、危険は迫っています。
それから後は、ひたすら火が燃え移らないことを祈るのみでしたが、夷の家はみな、隣の家と隣の家が壁一つでくっついているだけで、隙間も庭もありませんから、すぐに火は回ってしまいます。消火活動を歯がゆく思いながら見守るしかありませんでした。

結局マサチャンママの薬局は、貰い火を受けました。
幸いなことに煙だけで、それもお店の部分とその2階部分だけで済み、住居部分は大事に至らずにそのまま残りました。でも、消火活動は受けていますから商品や2階の洋服やお布団は水浸し。3時ころ火事は収まりましたが、現場検証や保険の関係でそのままにしなくてはなりません。

今日、後片付けのお手伝いに行きました。
完全に焼け落ちたわけでなく、水浸しですから、後始末はなおのこと大変でした。
マサチャンママの人徳とお店をやっている関係とで、大勢の人たちが手伝いに来てくれて、あらかたの始末は終えることができました。
明日からは細かい作業に手をつけなくてはなりません。ママはまだまだ気が休まることがないと思います。明日も手伝いに行きます。

それにしても、昨日の午前中にはマサチャンママの薬局に行き、忘年会を17日にしようとか末娘の結婚式がもうすぐだねとか、のーんびり話していたのに、わずか2時間後には、そういうことになるなんて・・・
日常と非日常が隣り合わせになっていることをあらためて実感しました。
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干す、つるす

2007-11-13 19:11:27 | モブログ

今日の天気は、降ったり止んだり、晴れ間がのぞいたり、目まぐるしく変わりました。
午前中に2度も大佐渡山脈にかかる大きな虹を見ました。(デジカメを取りに戻った
時はすでに遅し)この写真は午後3時ころ

 大根は干す
  
 魚も干す                     豆も干す
  
 玉ねぎはつるす
  
 柿はつるす
小学3年生ころから、私も柿の皮むきの手伝いをしました。干し柿を作るためです。干し柿のことを佐渡ではつるし柿と言っていました。
父の実家に大きな柿の木があり、秋になると、父はその柿をもぎに行っていました。渋柿ですから、つるし柿にして甘くなるのを待ち、雪が降るまで干すのです。
冬の唯一のおやつでした。
たくさんの量ですから、私も皮むきを手伝わされました。次々剥いていると包丁を持つ指が痛くなり、そのうち渋で黒くなってきたものです。
そして、軒につるされた柿を触っては、食べ頃を見計らっていたものです・・・
 

稲は干す(この写真だけは、10月末に撮ったものです)

『干す、つるす』人たち
なんでも、無くす征伐を考える私とは大違い。

 



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部屋干し

2007-11-12 13:20:52 | モブログ

今週の天気予報を見ていたらユーウツになりました。
いよいよね、いよいよ日本海側と太平洋側の天気がま逆になるのね。太極拳友が、
「まああ、12月に東京行ったら、布団干しとるねかや、な!!」
と憤慨していたけれど、ほんとにそう。
これからは強風波浪注意報ばっかり出るんだろうな。傘も手放せなくなるのだろうな。


シオンでもないし、なんだったっけ


これもなんだっけ?


これも見たことあるのに・・・


アスパラガスにもこんな花が咲くんだ!

なんて遊びに行くこともできません。

昨日部屋に干した洗濯物は、今日になってもまだ乾きません。気温が低いからなおのこと乾きません。もっと寒くなってくると、ストーブのある居間で干すことになります。
カーテンレールがある窓際は洗濯物のオンパレード・・・

私も引きこもる準備をします、イヤダアァアアア・・・どうすりゃあいいんだ!!
藤村氏 「引きこもらば、引きこもるに生き」とか「曇り空ならば、曇り空あるに生き」とか諭してくれませんか?(海あらば海に生き・・は、藤村作なんだってby横浜友)
なんとか頑張るからさ


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てんこもり

2007-11-11 12:53:26 | モブログ

今朝、94歳になる裏の家のおじさんが、
「親戚のもんがくれたが、おら、こんなに食べられん。」と持って来てくれた。でっかい!!(写真で分かっていただけるか不安、新聞一面分です)私も食べられん、またもや征伐しなくては、と涙が出るしだいで。これは嫌いでも、どうしても漬物を作らなければね。後大根2本も貰った。

おばさんが施設に入ってしまったから、おじさんは一人暮らし。私は毎日ストーカーして様子をうかがっている。トイレの電気がついたらOKね。
おじさんはヘルパーさんも頼まないで、何から何までひとりで頑張っている。
4日ごとにパンツ4枚、シャツ2枚が干してある。時に浴衣やトイレカバーまで干してある。その度に、私は父に嫌みたらしく「おじさんえらいね。」と報告する。

で、横浜に来る前の日、父に作ったひじきの煮物とかぼちゃの煮物を持って、おじさんの家に行った。家の前に来ると、もうテレビの音がガンガン聞こえる。勝手に玄関の戸を開けて、勝手に居間の障子戸を開けて、大声を張り上げて、おじさんを呼ぶ。
「おじさん!おじさん!おじさん!」と3回くらい叫んでみると、ようやく台所の方からおじさんが出てきた。その手を見てびっくり、目が点になった。点なんてもんじゃない、丸くらいになった。
なんとなんと、その手にはご飯、茶わんにてんこもりになったご飯があるではないか。てんこもりよ、しっかり丸く盛られているの。そっと盛られているんじゃない、ぎゅっとぎゅっと押し詰められた感じがよく出ている。94歳の老人が食べるのよ、夫だってそんなに食べない。今まで見たことがない。イヤー、眼福、眼福。
おじさん、当分大丈夫だわと安心して家に。。。


うまいものやなあったなめこ、これもでかくてびっくり


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