この時間にようやく炬燵に潜り込んでいるわけ。ほんと疲れた!
なんてったって天気予報の晴れマークは今日限り、できることはみんなしておかないとね。こんな時、口を開けて待っている人がいないのは最高。
もうひっくり返るだけよ。
明日はこんな春の穏やかな海が見られないと思うと、チャリンコぶっ飛ばしたくなるのもお分りいただけますでしょ。
この坊やがね、「いい海だね~」
って叫んでいるのよ。かわいい。
街中では「そろそろ出番です」、と競っている花木がいろいろ・・・
遠くからでもよく目立つハクモクレン。
早咲きのサクラ、可愛らしいヒュウガミズキ、色とりどりの木瓜の花。
レンギョウやユキヤナギもぽつぽつからひとつながりに連なってきて。
百花繚乱。
早春の花木から春本番の花木へのバトンタッチが進んでいます。
で、舞岡公園でもお次の方たちへと受け渡しの木々。
もう少し頑張ります、だそうで。
こちらは梅とミツマタ 公園に行く途中の畑に
菜の花はずいぶん葉がのびてきて
福寿草は葉が茂ってきたから、ね
マンサクは黄色の花の方が好きだわ
梅もあとちょっと、頑張っています
ネコヤナギは花がほよほよ開いてきた
叔母が電話してきて、墓にネコヤナギを立ててくれや、って。
そうだわ、春の彼岸にはネコヤナギを入れるんだったわ。
彼岸になったというのに、ぼやぼやしていた私。
父と母が「花も立ててもらえん、だんごも備えてもらえん」
と立腹している様子が見えます。
そういうわけで佐渡の実家に帰ります。
いやあ、毎週火曜日楽しませてもらったドラマが衝撃のラストで終わったわ。
赤松金融の社長渡部篤郎さんから盗んだ20億の大金、大島優子チャンと引き換えに全額返すと約束した白石富生のツヨシクン。
まさか全額そのまま赤松金融の地下金庫に戻し、国税庁に摘発してもらうとは。
白石の華麗なる逆襲。
そのままではすまない。
渡部さん、お前とは違うと叫ぶツヨシクンを抱き寄せ(表現変かしら)ぴったり頬付けて囁く。
「一度とり憑かれた人間は金の力からは逃げられないんだよ、白石ちゃん」という赤松の言葉の呪縛って。
赤松の華麗なる逆襲。
もうもう渡部さんとツヨシクンの息をのむ闘い。見応え十分。これぞ迫力満点のドラマ。
ラスト、地下への階段を下りる男。
そこには、赤松金融地下金庫と同じような地下金庫に札束の山。
初めてその名を表す白いシャツ白いサスペンダーをつけた白石ツヨシクン。
赤松と同じように札束の匂いを嗅ぐ。怖い。
にゃりとした唇にぞっとしたわ。
白石が金の虜になったかに見えるから、赤松の逆襲の勝ちなのかしら、赤松が勝ち逃げしたのかしら。
いろいろな妄想を掻き立てられるラストにやられました。
いつもならまったく興味なく、観ないドラマ内容だったけれど、文句なく面白かった。これぞエンターテイメント。
それにしても、ツヨシクン。
ツヨシクンのドラマや映画には、役の向こうにそこはかとなくツヨシクンの人が見えていた気がしたけれど。
そしてそれがものすごく好きだったけれど。
これまでに培ってきた演技に、さらに「役を作り上げていく」演技というものを会得したのじゃないかしら。
ひと皮むけた「任侠ヘルパー」からさらに時がたって。
役者として違う次元へと飛躍したことを確信した次第。
満足。
ちょっと歩くと汗ばむような陽気の昨日。
公園から原チャリとばして久しぶりの舞岡公園。
あああ、その前に。
公園の前の坂道を降りて、三叉路突き当りの遠くに目をやるとなにやらピンク色。
もやもやとピンク色、梅じゃないよねと思って寄り道。
なんと。
満開の桜。 お見事!って個人の家のお庭だそうで。
危うく入り込みそうになったわ。この桜の下で酒盛り宴会したら楽しいだろうなって思ったことは内緒。
本題。
舞岡公園、いつもの駐輪場から林の中を歩きだしたら、あれ?キブシ。
大好きなキブシがちらりちらりぶら下がっている。
葉が後から出てくるので、今はこの薄青っぽい黄色のブドウのようなイヤリングのような花を目にすると、
野山にも春が訪れていることを実感するわ。
野趣溢れる大好きな花、嬉しくなってくる。
横浜友定例会の折に。年上友が、
私もmanmoのようにひとりで行動できるようになりたいけれど・・・
我らはひとりでは楽しめないわね。って、年下友と。
確かに。
半日のお散歩ならいざしらず、(あっ、半日もダメなのか?)泊をを伴う旅となれば。
ひとりでは珍道中を笑い合うこともできない
お食事もひとりで3食
感動も想い出も共有できない
そんな淋しさも多々
もう14年も前になるのかしら。
ずっと以前にも書いたことがあるけれど、京都奈良のひとり桜巡りをしたことがあった。
早朝の新幹線。
吉野山の桜愛でに上千本まで上って、降りてきて目にした旅館の露天風呂案内。
ひとり露天風呂から吉野山桜鑑賞、至福のときを満喫。
その後、畑の中の又兵衛桜、大野寺の枝垂れ桜を縁側で観て。
京都で1泊。
金閣寺そばの個人のお庭、原谷苑の枝垂れ桜とユキヤナギの色の取り合わせ。
思わず感嘆の声が出たことをはっきり覚えている。それほど見事。
円山公園の夜桜、平安神宮で脳内ひとり細雪ごっこして、枝垂れ桜鑑賞。
今でも鮮明に覚えているこの旅は、行く人がいないからって諦めていたら・・・
もったいなかった。
ひとり旅でも感動は甦る。
で、4月に同級生たちと神戸に行こうって。
ヨウコチャンが、
「こっちから行くの、女、私ひとりだからさ一緒に行ってよ」って。
えっ、いいじゃないの、神戸に行けば友達と会えるんだからって言っても、
新幹線の中、ひとりだから嫌だって。
「私さ、佐渡の実家だってひとりで泊まれえんのよ、おっかなくて」
と聞けば、ああそういう人なのね、のびのび過ごせる私とは違うのね、と納得。
一緒にお供させていただきます、神戸有馬温泉。はああ。
週末、あさの天気予報はわざわざ西宮からご出勤の南気象予報士。
大好き、贔屓もいいところ。
ころっと固太りの丸い体型、風貌もとぼけていて。今時にない古典的な日本男子。
日曜日の7時10分過ぎのお天気コーナーでは、南さん出題の気象クイズ。
本日は「春の風」について。この中で春の風でないものは?という問題。
① 春風
② 春疾風(ハルハヤテ)
③ 春北風(ハルナライ)
④ 春場所
分かります?当然よね。アナウンサー氏も突っ込みます。
南さん、春場所には「豪風」も「嘉風」もいる、ですって。好きよ。
で、それぞれいろいろご説明していました。(省略)
「春疾風」だの「春北風」だの春の季語だそうで。はじめて聞いて賢くなった気分、お得感ありの朝。
自宅近くのバス停。
ロウバイの後は早咲きの1本の低木のサクラ。
昨年「マメザクラ」か「オカメザクラ」か、近所の物知りさんを巻き込んでの論争。いっか、どちらにしても。
うーん、私的には*オカメザクラに軍配を上げたいところ。
外から帰ってきた夫が、
「パンジー、席替えしたんだな」
だって。夫にしては気の利いたこと言うじゃないの。笑ったわ。
「かわいそうに、主の都合で勝手に席替えられとる」
そうなのよ、ごめん。あんまり好きじゃないの。
でも、あまりに寂しい庭には少しは色味を添えなくては、と冬に植えておいたもの。
じゅうぶんに役割果たしたから、ね。と私から目につかないところに席替え。
って、クリスマスローズたちも花が終わったら席替えの予定。
こちらは、根拠があるの。
本来の席が、アカンサスがのさばってきて日が当たらなくなってきたから替えてあげなくては、の親心。
贔屓も甚だしい。
数年前に席替え済みのクリスマスローズは、快適な場所を得て感謝の言葉を言っていると思うわ。
植木鉢に
風が当たらない一隅に
席替え待機中の方たち
アカンサスの葉で隠れていて、悪かった、ほんと。アカンサスの葉は鉢スタンドでまとめたから。
よくぞここまで成長してくれたわ
唯一微妙な花色のの品種なのに・・・すっかりいじけて
安値で買ったクリスマスローズだけれど、長年頑張ってくれているからね。
席替え作業、今から楽しみなの。
三溪園の美しさ、他にも。
光りが作り出す光景。
鮮やかな緑色の苔に映し出される木々の陰。
池に輝き
縁側の暖かさ
四目垣を作っていた植木職人さんのお顔も
竹林にも深い陰影が
「こんな平屋の家に住みたいね」って、憧れる。
3.11の光溢れるこの地で気のおけない友人とのんびり過ごした日。
4年前、私は佐渡で夫をはじめ子供たちの安否を心配した。無事が分かったときの安堵感は大きかった。
それからの日々。
TVに映し出される映像の凄まじさ、父が入院していることで、いつもいた人がいないという何とも言えない不安な気持ち。
医者から安定剤をもらい、その後TVはなるべく観ないようにした。
私ごときはそれで済んだけれど・・・
ここ1週間、震災関連の特集をできる限り観るようにしていた。
ウオーターフロントの高層マンションで避難生活を送っている老夫婦の80歳に近い奥様が、
「ここは夜景がきれいだと言われているけれど、私はぽつんぽつんと明かりがついている富岡町の家の方がいい。帰りたい」
とおっしゃっていた。
帰られない故郷、なんて切ない。4年の歳月は重い。
冷たい風が吹きすさぶ中、横浜友定例会で三溪園へ。
自宅から電車バス徒歩はまことに遠く感じたけれど、年下友の車で行くとスイスイ。楽ちんだわ。
と。だが、残念ながら梅は終わり。
何の花もそうかもしれないけれど、梅の終わりは淋しいものね。ほんと。
お目当ての* だって。
ざんねん(ー_ー)!!
ということで、園内で見かけた今を盛りの花。
*ネコヤナギ
撮影時、不法侵入して竹の柵を足でひっかけたことは内緒
*サンシュ
年上友とすぐに口から出た歌 ♪にわのさんしゅう~の~木ぃ~
知らないんですって、年下友
*トサミズキ
どうも *ヒュウガミズキ と反対に覚えていたような気がして(>_<)
*侘助
よく見てください、茶色の細い棒のようなものがぶら下がっているでしょ
なんだなんだと思ったら、よく見ると上に松の木が 犯人はそれだったのね
*馬酔木 すまぬ、好きじゃない
上の花の順番通りです。
三溪園の花
サクラのときも見事だろうねえ、と言いつつ、早々に帰りました。はい。