まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

*サルココッカの花匂う

2021-02-08 09:02:46 | 

例によって歳時記カレンダーを眺める。今日は8日ね、間違いなし。
何やら難しい漢字。読み仮名がついていなくては読めやしない。
睍睆なんて字を打つこともできないので、
黄、鶯と入れて検索したらあらま、ちゃんと教えてくれた。パソコンはお利口だ。

黄鶯睍睆(こうおうけんかんす)』ウグイスの初音が聞こえてくる頃。
2月9日から13日ころ とあるけれど、
今年は立春も1日前倒しだから、こちらもそうなのかもね。
「睍睆(けんかん)」とは「鳴き声の良い」意味ですって。ふうん。
歳時記カレンダーはいろいろ教えてくれるわ。

で、我が家の2月の庭、まだまだ春待ち。だけれどぽつりぽつりと。

玄関横のわずかばかりの*水仙がふとした拍子にほんのり匂う。

日が差さないいちばん条件の悪い通路へと曲がると もう香ってくる。
えっ!*サルココッカの花が咲いたか?
ついこの間黒々とした実をつけたばかりだったのに。
実の後に花、そんなと思ってそばに行けば確かに小さな小さな*サルココッカの花。
決して美しくはないけれど、香りだけは一級品。

 

 

 

実は花が咲いた1年後に付けるんですって。そういうことなのね。
手要らずで、どこでも何の文句も言わずに咲き続ける*サルココッカ お勧めです。

 

おまけ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春めいた空は柔らかく

2021-02-07 08:53:36 | 自然・風景

昨日も今朝もいい天気。ぼんやりした青が広がっている。

1月から2月にかけて、周りの友人知人の不調が知らされて。
頭の隅にいつも引っかかっている。右にコロナ左に友人、の重し。
手助けできれば治るでもない、時がたてば治るさでもない。気持ちが揺らいで。
いかんなあと、やっぱり自然の中を歩いて来ようと昨日舞岡公園へ。

園路から耕作田んぼを見るも景色が違って見える。
いつもよりすっきりと広がっているような。

そうそう公園作業の人たちが入っているのよ。向かいの林の木を切り倒していた。

バードウオッチングの人

空が冬のような厳しさとは違う

 

心なしか池の水も温んでいるよう

遠くのピンク色は梅 行こうかなとちらっと思ったけれど 思っただけで

引き返す

白梅はもう終わり

もみじ休憩所の空も春めいて

空も木々も春待つ気配がしっかり見て取れて、どんな事態でも季節は巡る。
あれこれ考えたって仕方ないや、私ができる手助けをするしかないことを教えてもらったわ。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10日経っても河津桜は

2021-02-06 08:39:32 | 植物

節分が過ぎ、立春も過ぎ、春一番が吹き荒れ、今日は6日ね。
例によって歳時記カレンダーを見る。

春菊や 今豆腐屋の 声す也   子規

子規さん、ひょっとしてその夜は湯豆腐かな。

昨日、月一度の整体に行ってきた。
「やっぱり寒いと、首が前に出て首筋が張ってきますね」なんて指摘されて。
と、待合室の方から何やら大きな唸り声。
まさか、そんな声が聞こえるはずないよね空耳か、と我が耳を疑っていたら、
隣のベッドに入ってきた男性氏がしばらくするとまたもや、
「うっ!」「あっ!」と堪えきれない痛みの声を発して。ごめん、笑いそうになった。
そうなの、あっ!うっ!は会計している間中聞こえてきました、はい。

1月20日に高台公園で河津桜一輪見つけて、10日経ったからもう少し開いたかなと。
2月1日再訪問。こんな天気だった。

あらっあれっ、思ったほどには花開いていないのよ。

 

 

 

 

まあまあ、せっかちな、慌てなさんな。
咲く時には咲く、私も頃合いを見ているのよの声が聞こえたわ。

さて、そのころ合いの頃またね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水墨画入門のような青春小説 『線は、僕を描く』砥上裕將著

2021-02-05 08:43:15 | 

ややこしいタイトル。
『僕は、線を描く』ならすっと入ってくるのに『線は、僕を描く』
思い出そうとして、線は、とは浮かぶけれどその後がなんだったっけと考えるわけ。
意味があるんだろうな。

『線は、僕を描く』砥上裕將著

Amazonの本内容紹介はたった1行。
水墨画という「線」の芸術が、深い悲しみの中に生きる「僕」を救う。

そうなの、その紹介で十分な内容の小説。
でもでも登場人物がなかなか魅力的に書かれていることと、
水墨画の世界が、ちょっとくどいながら素人にも興味深く読めることで、
入門編のようでもあり、そんなところで面白く読むことができた。

 ちょうど「ぶらぶら美術・博物館 河鍋暁斎の底力」を観ていたら、
暁斎は、宴の席などで客を前にして描かれる席画一枚を10分で仕上げるとのこと、
筆が早いので有名、と紹介されていたのよ。

 《松上一烏之図》(web拝借)

この小説にも水墨画の大家の筆の速さに感嘆する場面がなんども出てきてたから、
筆の速さと画力という部分が重なったりしたわけ。

内容1行感想1行じゃあまりになんなので、別のところからのあらすじ紹介。

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、
アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。
なぜか湖山に気にいられ、その場で内弟子にされてしまう霜介。
反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけての勝負を宣言する。
水墨画とは筆先から生み出される「線」の芸術。描くのは「命」。
はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、
線を描くことで回復していく。そして一年後、千瑛との勝負の行方は。

こちらから引用させていただいた。
このホームページには水墨画の道具や用語なども紹介されていて、そうなのと。

『線は、僕を描く』が本屋大賞候補とあったから、ちなみに2020年の本屋大賞を調べたら

大賞『流浪の月』凪良ゆう(著)2位『ライオンのおやつ』小川糸(著)
3位『線は、僕を描く』砥上裕將(著)4位『ノースライト』横山秀夫(著)
5位『熱源』川越宗一(著)6位『medium霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼(著)
7位『夏物語』川上未映子(著)8位『ムゲンのi』知念実希人(著)
9位『店長がバカすぎて』早見和真(著)
10位『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人(著)

あらまあ、大賞から4位までと7位は読んでいるわ。
私としては大賞は『ライオンのおやつ』にあげたいところ。
で『線は、僕を描く』は3位か、うーん、微妙、少なくとも『ノースライト』
よりは下じゃにの。
なんてえらそうだわね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街角公園 紅梅も白梅も

2021-02-04 08:47:09 | 街・風景

コロナ禍前は週に2、3回利用していた地域循環ミニバスこまわりくん。
いつも満員の乗客だったのよ。始発から5つ目のバス停でも座ることができないくらいに。
それがコロナ発生からはいくらか空いてきて、それでも私の生活環境からすれば
一番の三密場所。だから利用は週1回にしていた。

それが昨日、こまわりくんに乗車して敬老パス見せて、車内を見渡せばあれま。
どなたもいない、座席の陰に隠れているわけでもない、私が初めての客。
こんなこと初めて、もうびっくり仰天。思わず、
「誰もいないんですか?」と言ってしまった。バスはしばらく待って発車するも。
次のバス停に乗客は無し、いつも並んで待っている坂のてっぺんバス停、
マンション前のバス停、みな誰もいない。
結局残りのバス停から乗った乗客も少なく、11の座席全員座れた。前代未聞。
いやあ、いったい何が起きたんだろう、摩訶不思議なできごとだったわ。

午後、花苗購入に走った帰りに通りかかったいつもの街角公園。
原チャ止めて。
紅梅も咲き始めて白梅はそろそろ満開に、私はこのくらいの咲き方が好きだけれど。

凧を上げているおじさん 
凧はどこかって 真ん中の薄い雲のあたり 50メートルの糸が伸びているそう
ここまで来るとおじさんはベンチに座って悠々と空を見ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅の季節には梅を愛でる。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

公園の花壇は春の花で

2021-02-03 08:57:10 | 街・風景

1月は、なんやかやでろくな月じゃなかったから昨日の豆まきで厄払い。
これで少しはいい方に方向転換してくれるかしら。

立春ね、今日3日は母の命日だ、97歳。
ということは明日はチュッパの誕生日。
何しろお通夜の最中に孫誕生のメールと写真が入ったんだから、もうなんと言っていいのか。
列席してくださっている方たちにも報告したわ。
そんなチュッパも7歳になるのか。
広島のおじいちゃんが「現物に会いたいね」と言ってたが、その気持ちはわれら夫婦も同じ。
1年生のチュッパに会えていない。大きくなっただろうな。

30日の広々公園

*クスノキの緑は日に照らされて春の緑

こちらは名札を見て確認 *コブシの冬芽
*ハクモクレンとどこが違うのかしら なんて

 

花壇は明るい春の色がぱっと広がっていて

 

 

 

 

*チューリップの赤 *ストックのピンク *パンジーの黄色
色とりどりの春色に心弾んだ。

今日は朝から青空が広がっているな。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木の影は伸び 野菜の緑は青々と

2021-02-02 08:56:25 | 自然・風景

昨日はうまい具合に天気予報が外れて、午後からは青空が広がった。
今朝は、またもや雨風。暗いうちから雨戸に打ち付ける雨粒の音がうるさくて。

新型コロナウイルス菌は、身の回りのそこここに広がってるようだ。
一番利用するスーパーへの配達員さんが感染。
駅よこの小さな販売店の店員さんが感染。
地域の中核病院ともう一つの病院でクラスター。
デパートでもぽつりぽつりと感染者の報告。
知人の娘さんの子供が通っている保育園では感染者が出たため休園だって。
働いている彼女、困り果てていた。
ほんとにどうすりゃいいのさ、と怒る。せめて。
今日は節分だから、見えない敵に向かって盛大におもいっきり豆をぶつけてやろう。

さておき、本郷ふじやま公園。
梅林を抜けて富士塚への道を歩く。途中の富士山。

富士塚へはまたこの次だなと省略して、右手に広がる農園へと下りた。
なんてったて様子見だものね。

 

斜面に伸びる木の影の直線が美しい。

そして、隅っこに植えられている野菜の緑が鮮やかでみずみずしい。

どこか懐かしくほっとする。

 

 

 

ここからも富士山が

古民家ゾーン周辺歩いて約2500歩。
私にはこのくらいがちょうどいいわ。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本郷ふじやま公園 梅林

2021-02-01 08:55:17 | 自然・風景

今朝は曇り空、我慢の1日だわ。
困ったときの歳時記カレンダー、しっかりと見る、おっと読む。
「三冬(みふゆ)尽く」
三冬は旧暦の十月、十一月、十二月のことを指す。
長かった冬も尽き、寒気から解放される安堵の気持ちが表れる。
とはいえ、なお残る寒さの中で、過ぎしきた季節を振り返りながら(後は省略)

「寒紅に 口尖らせし 娘かな」 皿井旭川

2月 如月 「春待つや 空美しき 国に来て」 佐藤 紅緑

小さな文字でびっしり書かれたカレンダーに、季節が詰まっていて嬉しい。
そこここに春を期待させる文言が。

本郷ふじやま公園の古民家を出て、左に延びる坂道をゆるゆる歩くとこじんまりした梅園。

おっ 富士山もきれいに見える

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする