






新潟までの新幹線切符はいつも前日に自動販売機で購入する。
せっかちなのと行く当日何が起こるか分からないから、早めに買っておいて安心したいの。
今回もそのパターンで最寄り駅の自動販売機で、「大人の休日俱楽部」カードを使って。
めったにしないのに滞在日数が短いから切符を往復で買う。ああ、これがいけなかった。
ほんとうは、帰りの日は何が起きるか分からないから購入したくないの。
でもね、新潟駅のみどりの窓口は往々にして混む。自動販売機は慣れていないからもたもたする。
下船してから、どうしても乗車したい時刻の電車に間に合わせるためには無駄な時間はない。
窓口が混んでいれば下手すると乗車できない。何といっても時間に余裕はないんだから。
今回は9日から13日まででの滞在予定だが、大人の休日俱楽部割引はお盆期間中はない。
かろうじて9日は3割引き購入できる、13日は正常料金。
で、自動販売機操作。いくつか目の画面で「割引なしでいいか」の確認画面が。
13日は割引なしだからな、と深く考えずに「いいよ」ってタッチ。
発券されたチケットを見て、料金見て、しっかりチェック。
首傾げてもおんなじ結果。片道料金が3割引きされてないじゃないの、憤然として窓口へ行ったわ。
係員さんが冷静に「これは誤操作ですからやり直してください。この窓口ではできないから、
隣駅に行ってみどりの窓口で係員に話して初めからやってください」みたいなことをアドバイス
してくれたの。えっ?!
私、この暑い中わざわざ隣駅に行くのか、いっか正常料金払うこの切符で明日そのまま乗車しようか、
その場で散々迷ったけれど3割引きは大きい。何のための大人の休日俱楽部会員か、と自分に言い聞かせて
隣駅まで行ったわ。
結果。ん?あっけなかった。
休日俱楽部のカードを係員さんに渡して説明したら、ちょちょいのちょいとやってくれた。
私は暗証番号を操作しただけ。お互いに確認しあいっこして終わり、うれしかったわ。
だって3000円強も違うんだから。短気を起こさず係員さんの言うことを聞いてよかった。
条件があるこういう場合は片道ずつ操作するといいんですって。
「横浜から新潟まで、新潟から横浜までを」という具合に。
さあ準備は整った。佐渡へと行ってくるわ。
昨夕
今朝も、降りたいような空と空気。蒸し暑いわ。
それでもいつもとは違う方向、北からの風が吹き込んでくるからいくらか涼しい。
日曜日、4年生になったチュッパはひとりでお父さんの実家へ電車旅。
先々週の日曜日に来た時、そんな話をしていたけれど本当に行ったんだ。
娘夫婦が、東京駅で新幹線のぞみ指定席に乗せて終点までの4時間強。大丈夫かと心配したけれど、
あちらのお父さんがホームでお出迎え、チュッパは2か月限定のスマホを持っているから
「平気」だと言う。困ったことがあったらラインすると言う。そうか。
娘夫婦も祖父母も十分承知しているんだから、私の口出しは余計なお世話っていうもんだわね。
娘は「それにしてもおじいちゃんよく新潟まで迎えに来てくれたよね。船に乗って駅まで来て
私たちを連れてまた船で帰ったんでしょ。長いよね」と懐かしそうに思い出話をする。
子どもたちが小学校1年かそのころ、JRで「ちびっこひとり旅」というイベントがあった。
もう30年以上は昔のことだと思う。
それを利用して夏休みに子供たちだけを佐渡の実家に送り込んだわけ。父も若かった。
私は大宮からだと思っていたが、娘は上野からだと言って記憶の食い違い。
まあ、あの頃は連絡手段がなくてもなんとも思っていなかったし、2時間くらいはあっという間
と呑気なものであまり心配もしなかったけれど。
今の世の中、そのころとは大違いよね。無事に着くかあれこれ想定して心配になる。
でも私がチュッパ旅立ちの日を知ったときは、既にチュッパはのぞみ車中(娘はいつも事後報告、
私がうるさいからね)で、もうすぐ終点に着くって。「着いたらラインしてね」と送る。
「ついたー」とのラインが入ったときはほんとにほっとしたわ。
娘は「やれ宿題は、手伝いは、ゲームの時間はとうるさく言われないから羽伸ばしているんでしょ」
という。なにいちばん羽を伸ばしているのは娘だ。
昨夜も会社帰りにおふろの王様に寄って来たと、ビールが入った声が聞こえてきた。ま、いっか。
それぞれの夏がそんな感じで過ぎていく。
近所の公園のひまわり
もう終わり
近所の家のひまわりも終わり
こちら 変わった色のひまわりだ
立ち寄り先で見かけた定番の夏の花
わが家の庭
ジュズダマ
宿根リナリア
もう何度目の花かしら ジギタリス
高砂百合
明日から佐渡だ。エアコンなしの実家、最高気温37℃予想が恐ろしい。
まあ、昨日の朝からの蒸し暑さは、そういうことだったのね。
いくらなんでもね、だってキーボードをたたいる手の甲に汗の粒が・・・だったんですから。
クーラーつけろって話だが、我が家は朝はそんな必要がないの、朝は涼しいの。
それが流石に昨日はそんなこと言ってられない、夫からめずらしく言い出して朝っぱらからつけていた。
私はコミュニティハウスに本の返却があったからすぐにバスに。
下車して見上げた空といったら。
夏 そのもの これぞ夏本番 とはいうものの うーん下の方の灰色雲が気にかかる
やっぱり気になる灰色雲 ま
反対側の空はいかにと 道路を渡って
小学校の向こうに何やらかわいい物体が出現 大丈夫じゃないの
こちらは何だ 夏のなにだろう だなんてのんきなことを
いろいろ とりどり 雲見本
ん?なにやら怪しい雲行きとはこのことか
って なんだなんだ そんなことない
と 安心してスーパーに入りほんの15分くらいで買い物を済ませて外に出てみれば
地面が濡れている あらあ 店にいる間に降ったんだ ラッキーだったわ
でもな 中学校の向こう側の雲は怪しいわ 家に着くまで大丈夫かしらと
そうよ 大丈夫だったわ
閉め切っていたあちこちの窓を開け 洗濯物をベランダに干し やれやれと一息
と思ったら なんの またもや雲の様相はご覧の通り すぐに降ってきた
窓を閉め洗濯物を取り込み この作業をその後何度やったことか もう知らん と
雲の奴め 弄んでいるな
こんな雲と空になってももう私はだまされない 閉めっぱなし部屋干し 昼寝した
千変万化 1日中私を翻弄した雲 夕空の最終模様
で、そんな最中に、返却本の中に案内状のはがきが入っていたとコミュニティハウスの係りの方から
お電話いただいた。ひゃあ、ごめんなさい。取りに行かねばならぬ。
今日も暑いんだろうな。
あらいやだ、さっきまで晴れていたのに土砂降りになってきた。音立てて降っている。
コミュニティハウスに行かなくちゃってのに。