京都二日目の紅葉見物は、東福寺と一乗寺エリアの三寺でしまいのつもりでいたが、まだ十分、時間があるので、もう一か所、と思った。とりあえず、白川通りで飛び乗ったバスで銀閣寺道まで行き、そこで乗り換え、今出川通り添いのどこかにしようと思った。鴨川添いを歩くのもいいし、京都御苑(御所)もいいなぁ、あるいは北野天満宮まで行ってもいいし。とりあえず、通りを真っ直ぐ行くバスに乗った。車窓の景色をみながら決めよう。すると、乗ってからすぐ、素晴らしい銀杏並木が!京大農学部前だ。飛び降りて、見学。最高の見頃になっていた。やっぱり銀杏もいいね。はなみずきの紅葉もみつけた。しばらく構内を散策。湯川秀樹記念館もこのキャンパスにあった。
そして、また、バスに乗り込み、ここでも降りようかと思ったのが、鴨川沿い。でも、車窓の景色だけにした。
そして、御苑の横を通り、同志社前でどうしようかと、迷っているうちにバスが出た(汗)。北野天満宮の紅葉をまた見たいという、心の奥の叫びに負けたのかも(笑)。ここで、きっぱり、北野天満宮と、心に決めた。
2016年11月17日 北野天満宮
去年の11月21日に、はじめて北野天満宮の御土居のもみじ苑を見て、感動した。すばらしい風情で、また、是非にと思っていた。今回、コースの関係で、予定には入れてなかったが、二日目に急遽、実現でき、本当によかった。今年は紅葉が前回よりすすんでいて、なおさら良かった。
さあ、御土居のもみじ苑に入りましょう。”見頃”の看板が。それがなくても、うしろの紅葉がおしえてくれる。
入場する。この道はもう御土居の遺構の上。
まずは見晴台へ。
ひときわ大きなもみじは、三叉の紅葉。谷に降りて、またみよう。
見晴台から御土居の尾根を歩く。
もみじ苑の地図。ビューポイントも示されている。
ここもビューポイント。本殿展望所。
さらに歩く
その先は谷に降りる道
下を覗く
御土居の遺構。秀吉が、戦乱で荒れ果てた都の再建計画のため、洛中をぐるりと土塁で囲んだ。それを御土居と呼ぶ。外敵の防御や鴨川氾濫の防止等を目的としている。その痕跡が市内で九か所残っている。ブラタモリで知った。
悪水抜き。本殿などに雨水が流れ込まないようにしたのではないかと考えられている。
鶯橋
樹齢400年の三叉の紅葉
見上げる
先へ進む
鶯橋方面をふりかえる
梅林を歩く。今年の早春には、ここで雪の梅見をしたんですよ。
そろそろ、もみじ苑を出ましょう。外へ出ても、もみじやいちょうの見所はいっぱい。
また、来年も、赤い目で待ってるよ。
素晴らしい北野天満宮のもみじでした。これで、二日目のもみじ見物は終了とした。この日はライトアップは見学せず、飲むだけにして(汗)、翌日のために体力を温存した。さあ、最終日は嵐山・嵯峨野だ。
(つづく)