おはようございます。
5月初めに咲く白雲木の花。まだ早いと思いながら、出掛けた浄智寺。早いどころか、もう満開過ぎで散りはじめに入っていた。あやうく、見逃すところだった。
浄智寺の石段を登り、鐘楼門をくぐり、その先の平和塔の横にある白雲木。ほかにも3本あるが、これが代表的な白雲木の一本。
平和の塔の左の木。
近寄ると、白雲が覆うように、とまではいかないが、かなりの数の花房が。
まずは、浄智寺の白雲木が見られて一安心。ほかの三つの株もまずまず。布袋さまにお礼を言って去る。
そうだ、円覚寺にも白雲木がある。それに、ナンジャモンジャの木が3本あるが、10日前に、まだ1本しか確認していない、それにビャクシンに着生しているカヤランの花はまだ残っているか、いろいろの楽しみが心に浮かんできて、円覚寺へ足が速まる(笑)。さて、どうだったでしょうか。
白雲木
方丈の石仏群の中に立つ白雲木。
見上げると。
花を落としている花房が結構ある。
下を見ると、花びらでいっぱい。散り始め、というより散り中。浄智寺より進んでいる。桜と違って、今年は早い。
ナンジャモンジャ
松嶺院の高台に目立つナンジャモンジャ。これは、10日前にすでに咲いているのを見ている。
まだ、十分、見頃だ。見事な咲きっぷり。
まるで、白雲か白雪のよう。
さて、松嶺院の入り口近くのナンジャモンジャ。10日前は咲いていなかった。今回は満開に!
もう一本、仏殿裏の元法華堂跡地のナンジャモンジャも一気に満開へ。
ナンジャモンジャというより白雪木と名付けたい(笑)。ヒトツバタゴが正式名。
カヤラン
仏殿前のビャクシンの大木に着生しているカヤランの花は?
いくら探しても、見つからない。カヤランの葉は認められるが。
そして、もう一つ、方丈のビャクシンは?前回、いくつもカヤランの花をつけていたが。今回、ようやく見つけたのは花を散り終えたばかりのがく片らしきもの。数日前まで花をつけていたに違いない。
10日前は最高の見頃だった。来年もぜひ見たいが、開花期間は長くない。運が左右する。
一方、開花期間が長い梅の着生蘭、セッコク。4月中旬に満開になっていたが、まだ咲いていた。
黄梅院の梅。
梅の幹に着生し、花を咲かせるセッコク。でも花数は半減している。
黄梅院の掲示板には真民さんの詩。
浄智寺のハクウンボクに誘われて、円覚寺まできたが、この日(5月3日)、国宝・舎利殿の特別公開をしていた。めったにない参拝ができ、白雲木さまに感謝!
国宝・舎利殿の山門(普段はここまで)
国宝舎利殿:室町時代中期(15世紀)頃の建築物、日本最古の唐様(禅宗様)建築物。サワラ木葺の屋根は日本建築にはない急勾配なものであるが、これが禅宗様の特色とのこと。屋根の四方が反り上がりは、元・尼寺の仏殿らしい女性的なつくり。(西御門の元尼寺、大平寺の仏殿を移築した)
屋根の勾配や軒の反りの美しさが特徴で、特に屋根の軒下から出ている上の段の垂木は、扇子の骨のように広がっており、”扇垂木”とよばれています。これが屋根を一層大きく、建物全体を小さいながらも壮大に見せています。また、江戸時代の花頭窓は下部が広がっていくのに対し、この外枠は縦の線が真っ直ぐで、その質素な形は鎌倉時代後期の花頭窓の特徴です。(円覚寺案内より)
帰宅途中、カルガモ親子に初出会い。初めから雛が二羽しかいないのは初めて。何か事故にあったか。それとも離れたところに居るのか。後者であってほしいが。
今朝のおぼろ月。
ドジャーブルーの夜明けの空と細い有明の月。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で。
今日の大谷選手は午前11時頃から生中継。強豪ブレーブスを相手に豪快8号!ドジャーブルーの空がそう教えてくれました。