今日の日中は家の中でゆっくり過ごし、夜からはイタリア料理のお教室へ行って
きました。ようやく産休に入ったので、今まで3つのコースを受講していたのを、
今月からは4つに増やすことになります
今日はシチリア料理コースをレッスンして頂きます。先月習ったシチリア料理を
まだ自宅で作っていないので、レシピだけ積み重なっていく焦りがありますが
いつものように一通りの手順の説明を受けたあと、前菜の準備から開始します。
今日の前菜は「Caponata」。日本でも良く知られるイタリアの代表的料理です。
普通のカポナータにはナスを入れますが、今回は彩りと爽やかさを重視して、
ナスを入れずにオレンジを使って軽めに仕上げます
まずパプリカ・ズッキーニ・セロリ・玉ねぎを角切りにし、オレンジも実だけを
取り出して櫛型に。残った絞り汁も使います
オリーブオイルをひいたフライパンに玉ねぎ、セロリ、ズッキーニ、パプリカの
順で材料を入れて炒めていき、塩を振ります。
そこにトマトピューレ(カットトマト缶の液体部分でOK)を加えて少し炒めて、
バットに移して冷蔵庫で冷やしておきます。
前菜を冷やしている間にパスタソースの準備に取り掛かります。今日のパスタは
「Capellini con vongole e bottarga」。8月は全コースで冷製カッペリーニを作る
ことになっていますが、実はイタリアには冷たいパスタは存在しないそうです。
冷たいお蕎麦などを食べる日本人向け、ということでしょうか
今日のカッペリーニはアサリとボッタルガ(イタリアのカラスミ)を使ったもの
です。日本や台湾などのアジアで食べられるカラスミはボラの卵巣から作られる
ものがほとんどですが、イタリアではマグロの卵巣を使うものが多いそうです
まずはたっぷりのオリーブオイルを使って弱火でニンニクを素揚げ状態にして、
香りをしっかりと出していきます。この時にフライパンを傾けておくのですが、
テフロン加工のフライパンだとこの時点でテフロンが痛んでしまうのだそうで、
やはりパスタパンが最適です
しっかりと香りが出たらニンニクを取り出し、そこに砂抜きしたアサリを入れて
いきます。少し炒めたら白ワインと水を加え、アサリが開いたら取り出します。
一応砂抜きはしてありますが念のためキッチンペーパーをつかって煮汁を濃し、
ボウルに移します。たっぷりのアサリを使ったので濃厚なおダシが出ていそう
カラスミはおろし金ですりおろしてから使います。天日干ししているとは言え、
まだそれなりに水分が残っているので、少しおろし辛いのが難点ですが...
アサリの煮汁に殻を外したアサリ・カラスミ・レモンの絞り汁・万能ねぎなどを
加えてよく混ぜたら、パスタソースの完成です。日本なでは万能ねぎでも良いの
ですが、本来であればシブレットを使います
メインの準備にも取り掛かります。今日のメインは「Pesce spada agrodolce」。
アグロドルチェとは甘酸っぱいという意味で、ビネガーと砂糖を使った長期保存
のための調理法です。暑さが厳しいシチリア島での夏の定番料理ですが、やはり
イタリアでも夏はさっぱりと酸味のあるものを食べるのですね
メカジキは塩コショウして小麦粉をまぶしておき、赤玉ねぎはスライスします。
オリーブオイルをひいたフライパンで、弱火でじっくりとメカジキを両面ソテー
します。ソテーが終わったら一度メカジキを取り出しておき、そのフライパンで
赤玉ねぎを炒めて、砂糖・ワインビネガー・水を加えて少し煮込みます。
全体がなじんだらメカジキを戻してオレガノを加え、水分が蒸発してソース状に
なるくらいまで5分弱煮込んだら完成
メインを煮込んでいる間に、前菜を仕上げます。冷蔵庫で冷やしておいたものに
オレンジの絞り汁・オレンジ・オリーブオイルを加え最後に塩で味を調えます。
出来あがったものをセルクルを使ってお皿に盛り付ければ完成です
カッペリーニは指定の茹で時間よりも1分ほど短く茹でて、茹で上がったらすぐに
氷水で引き締めます。冷えたパスタをザルにあげ、先ほどのパスタソースとよく
絡めたら完成です
全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムへ
前菜はオレンジのカポナータ。こちらはオレンジを使って先生のオリジナル色を
出したお料理ですが、とっても爽やかで彩りも良く、美味しい一品でした
カポナータは、作ったその日よりも翌日以降のほうが味が馴染んで美味しくなる
ので、たくさん作っておいて冷蔵庫で冷やし、数日楽しむのが良さそうですね。
そのためにはナスを入れると色が悪くなってしまうので今回は外したそうです。
パスタはアサリとボッタルガの冷製カッペリーニ。アサリのしっかりしたダシが
良く出ていて、そこにレモンの風味とボッタルガの塩味が効いた一皿。夏らしく
ツルっと食べられる冷たいパスタは、日本人には嬉しいですね
メインはメカジキのアグロドルチェ。赤玉ねぎはビネガーを加えた途端にとても
綺麗なピンク色に発色するので、見た目にも楽しいです。甘酸っぱいソースです
ので、冷やして食べても美味しそうですね
試食のあとは、先生や他の生徒さんたちとおしゃべりしながらのティータイム
今日も全品お持ち帰りをさせて頂き、夫に試食してもらいました。どのお料理も
気に入ってくれたようなので、さっそくボッタルガを注文しようと思います
前回のシチリア料理もまだ復習していないので、次々作っていかなければ
きました。ようやく産休に入ったので、今まで3つのコースを受講していたのを、
今月からは4つに増やすことになります
今日はシチリア料理コースをレッスンして頂きます。先月習ったシチリア料理を
まだ自宅で作っていないので、レシピだけ積み重なっていく焦りがありますが
いつものように一通りの手順の説明を受けたあと、前菜の準備から開始します。
今日の前菜は「Caponata」。日本でも良く知られるイタリアの代表的料理です。
普通のカポナータにはナスを入れますが、今回は彩りと爽やかさを重視して、
ナスを入れずにオレンジを使って軽めに仕上げます
まずパプリカ・ズッキーニ・セロリ・玉ねぎを角切りにし、オレンジも実だけを
取り出して櫛型に。残った絞り汁も使います
オリーブオイルをひいたフライパンに玉ねぎ、セロリ、ズッキーニ、パプリカの
順で材料を入れて炒めていき、塩を振ります。
そこにトマトピューレ(カットトマト缶の液体部分でOK)を加えて少し炒めて、
バットに移して冷蔵庫で冷やしておきます。
前菜を冷やしている間にパスタソースの準備に取り掛かります。今日のパスタは
「Capellini con vongole e bottarga」。8月は全コースで冷製カッペリーニを作る
ことになっていますが、実はイタリアには冷たいパスタは存在しないそうです。
冷たいお蕎麦などを食べる日本人向け、ということでしょうか
今日のカッペリーニはアサリとボッタルガ(イタリアのカラスミ)を使ったもの
です。日本や台湾などのアジアで食べられるカラスミはボラの卵巣から作られる
ものがほとんどですが、イタリアではマグロの卵巣を使うものが多いそうです
まずはたっぷりのオリーブオイルを使って弱火でニンニクを素揚げ状態にして、
香りをしっかりと出していきます。この時にフライパンを傾けておくのですが、
テフロン加工のフライパンだとこの時点でテフロンが痛んでしまうのだそうで、
やはりパスタパンが最適です
しっかりと香りが出たらニンニクを取り出し、そこに砂抜きしたアサリを入れて
いきます。少し炒めたら白ワインと水を加え、アサリが開いたら取り出します。
一応砂抜きはしてありますが念のためキッチンペーパーをつかって煮汁を濃し、
ボウルに移します。たっぷりのアサリを使ったので濃厚なおダシが出ていそう
カラスミはおろし金ですりおろしてから使います。天日干ししているとは言え、
まだそれなりに水分が残っているので、少しおろし辛いのが難点ですが...
アサリの煮汁に殻を外したアサリ・カラスミ・レモンの絞り汁・万能ねぎなどを
加えてよく混ぜたら、パスタソースの完成です。日本なでは万能ねぎでも良いの
ですが、本来であればシブレットを使います
メインの準備にも取り掛かります。今日のメインは「Pesce spada agrodolce」。
アグロドルチェとは甘酸っぱいという意味で、ビネガーと砂糖を使った長期保存
のための調理法です。暑さが厳しいシチリア島での夏の定番料理ですが、やはり
イタリアでも夏はさっぱりと酸味のあるものを食べるのですね
メカジキは塩コショウして小麦粉をまぶしておき、赤玉ねぎはスライスします。
オリーブオイルをひいたフライパンで、弱火でじっくりとメカジキを両面ソテー
します。ソテーが終わったら一度メカジキを取り出しておき、そのフライパンで
赤玉ねぎを炒めて、砂糖・ワインビネガー・水を加えて少し煮込みます。
全体がなじんだらメカジキを戻してオレガノを加え、水分が蒸発してソース状に
なるくらいまで5分弱煮込んだら完成
メインを煮込んでいる間に、前菜を仕上げます。冷蔵庫で冷やしておいたものに
オレンジの絞り汁・オレンジ・オリーブオイルを加え最後に塩で味を調えます。
出来あがったものをセルクルを使ってお皿に盛り付ければ完成です
カッペリーニは指定の茹で時間よりも1分ほど短く茹でて、茹で上がったらすぐに
氷水で引き締めます。冷えたパスタをザルにあげ、先ほどのパスタソースとよく
絡めたら完成です
全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムへ
前菜はオレンジのカポナータ。こちらはオレンジを使って先生のオリジナル色を
出したお料理ですが、とっても爽やかで彩りも良く、美味しい一品でした
カポナータは、作ったその日よりも翌日以降のほうが味が馴染んで美味しくなる
ので、たくさん作っておいて冷蔵庫で冷やし、数日楽しむのが良さそうですね。
そのためにはナスを入れると色が悪くなってしまうので今回は外したそうです。
パスタはアサリとボッタルガの冷製カッペリーニ。アサリのしっかりしたダシが
良く出ていて、そこにレモンの風味とボッタルガの塩味が効いた一皿。夏らしく
ツルっと食べられる冷たいパスタは、日本人には嬉しいですね
メインはメカジキのアグロドルチェ。赤玉ねぎはビネガーを加えた途端にとても
綺麗なピンク色に発色するので、見た目にも楽しいです。甘酸っぱいソースです
ので、冷やして食べても美味しそうですね
試食のあとは、先生や他の生徒さんたちとおしゃべりしながらのティータイム
今日も全品お持ち帰りをさせて頂き、夫に試食してもらいました。どのお料理も
気に入ってくれたようなので、さっそくボッタルガを注文しようと思います
前回のシチリア料理もまだ復習していないので、次々作っていかなければ