いつまでも仲良くね

　ここ何年かは、家族で年末に温泉へ行くのが恒例になっている。

２４日から帰って来ている娘も、気持ちよく参加。

　息子も夫も嬉しそう。あ～そうですかっ

　おいしい蟹料理を堪能した後は、和室に並んだ布団の上でくつろぐ。

　川の字ならぬ、４本線に並んだ布団。いびきのうるさい夫と私は、当然端においやわれ。いびきの大きい順に、夫・私・息子・娘となる。

　毎日休みなく働いていた夫は、早くも高いびき。

私もウトウト・・・。

息子は旅先にも「古典」の問題集を持ち歩いて、布団の中で勉強している。

　勉強する息子に、娘が横から記憶の仕方を伝授。

「ね、こうやって憶えんねんやん。ラムちゃん・・・まじっ？○■△・・・。ほら、言うてみ」

どうやら、古典の活用形らしいが・・・・。

　「けりって、ほぼ１００パーセント感嘆？」と息子も質問している。

「う～ん。そんなん予備校で習った気ぃする。」と娘。

おいおい、娘が受験勉強していたのは４年前だよ。大丈夫？

　その後も、世界史の覚え方やら伝授していたらしい。

　途中から眠ってしまったので、その後の詳細は分からないけれど。

娘が寝ようとすると、息子は「俺をおいて寝んの？」と止めたらしい。

　その癖、私より先に寝た！と娘は翌日怒っていたが。

本当に、仲の良い姉と弟だね～。