西南西らしいよ。
で、もって節分には欠かせない「巻寿司」。
我が家では、一年に二回だけ巻寿司を作る。節分と夫の誕生日に。
だって、面倒なんだもの。
ちらし寿司と違って、材料一つ一つを煮ていかないと駄目だし・・・。
帰宅した夫も、本日は巻寿司と決めているようで。
息子は息子で、「巻寿司か~。」とげんなり。「納豆巻きがいいわ、俺」だって。
節分になると思い出す。
今は亡き、父方の祖母の事。私のブログにも度々登場する、料理好きの祖母でした。
人生の大きな岐路にたっていた若い頃。
自分では抱えきれない悩みを抱え、逃げるように祖母の家へ行った事がある。その時の心は、裸足と同じ・・・・。祖母は黙って私を泊めてくれたっけ。
丁度その日が節分で、祖母は巻き寿司を作ってくれた。今年の恵方に向かって、丸かじりするんだよと、一本を手渡され。
しかも、食べ終わるまで口をきいてはいけないんだよ、と教えられた。
ただでさえ、巻き寿司を一本丸かじりするのは大変なのに・・・。
黙々と巻寿司をほおばる自分の姿に、吹き出しそうになったっけ。
「お寿司の後は、ぜんざいだよ」と、祖母は言い。「厄除けになるから、絶対食べなあかん!!」と譲らず。
「ぜんざいを食べたら、煎り豆を食べなあかん!!」
そして、丁寧に私の年の数だけ豆を数えて。差し出してくれた。
祖母は言葉もぶっきらぼうで、よく喧嘩もしたけれど。孫の中では、一番可愛がってもらった。
そんな祖母の死に目に会えなかった事が、唯一の心残りでもある。
そんな理由から、私は家族には毎年巻き寿司を作り。恵方へ向かって黙って丸かじりさせる。
今の幸せは、あの時の祖母の教えがあったからかもしれない。
なのに、娘ときたら。
「え~っ!今日巻寿司食べる日やったん!忘れてたわ」だって。
まぁ、いっか。いつか彼女も、自身の家族の為に。手作りする日が来るだろう。
と、娘から がきた。
「巻き寿司のレシピ送って~」
かなんなぁ~
で、もって節分には欠かせない「巻寿司」。
我が家では、一年に二回だけ巻寿司を作る。節分と夫の誕生日に。
だって、面倒なんだもの。
ちらし寿司と違って、材料一つ一つを煮ていかないと駄目だし・・・。
帰宅した夫も、本日は巻寿司と決めているようで。
息子は息子で、「巻寿司か~。」とげんなり。「納豆巻きがいいわ、俺」だって。
節分になると思い出す。
今は亡き、父方の祖母の事。私のブログにも度々登場する、料理好きの祖母でした。
人生の大きな岐路にたっていた若い頃。
自分では抱えきれない悩みを抱え、逃げるように祖母の家へ行った事がある。その時の心は、裸足と同じ・・・・。祖母は黙って私を泊めてくれたっけ。
丁度その日が節分で、祖母は巻き寿司を作ってくれた。今年の恵方に向かって、丸かじりするんだよと、一本を手渡され。
しかも、食べ終わるまで口をきいてはいけないんだよ、と教えられた。
ただでさえ、巻き寿司を一本丸かじりするのは大変なのに・・・。
黙々と巻寿司をほおばる自分の姿に、吹き出しそうになったっけ。
「お寿司の後は、ぜんざいだよ」と、祖母は言い。「厄除けになるから、絶対食べなあかん!!」と譲らず。
「ぜんざいを食べたら、煎り豆を食べなあかん!!」
そして、丁寧に私の年の数だけ豆を数えて。差し出してくれた。
祖母は言葉もぶっきらぼうで、よく喧嘩もしたけれど。孫の中では、一番可愛がってもらった。
そんな祖母の死に目に会えなかった事が、唯一の心残りでもある。
そんな理由から、私は家族には毎年巻き寿司を作り。恵方へ向かって黙って丸かじりさせる。
今の幸せは、あの時の祖母の教えがあったからかもしれない。
なのに、娘ときたら。
「え~っ!今日巻寿司食べる日やったん!忘れてたわ」だって。
まぁ、いっか。いつか彼女も、自身の家族の為に。手作りする日が来るだろう。
と、娘から がきた。
「巻き寿司のレシピ送って~」
かなんなぁ~