マリママのパン作り

パン作りに関して、なんでもお話しましょう!

痛いニャン

2012-06-03 21:18:02 | 手作りパン

 も~っ 何がって。見てこの顔・・・

朝起きたら夫が「きみ~ 見たって うっしいの顔腫れてないか~

とウルサイ。

「元気ないんちゃうか?熱あるんちゃうか?」と、日頃から猫の体調管理にはウルサイ夫だが。

大抵は、取り越し苦労か気のせい?の事が多い

 でも、この日は何かちゃう?右頬が腫れてるやん!

娘のベッドにうずくまった猫ちゃんは、心なしか元気がなさそう・・・。

良く見ると、キズ口があり。どうやらケンカした時に、顔をひっかかれ。キズ口の奥で化膿したんやね。

下の猫ちゃんは、元雄猫だったせいか?気が荒くて、しょっちゅう怪我をしてくる。

 「明日、一緒に病院へ連れていこ 

「う・・・ん」  夫は浮かない顔だ

 実は前回、このにゃん子を病院へ連れて行った時。気が狂ったように暴れて、手がつけれなかった事があった。

夫が気に入っている美人の獣医さんに、怪我をさせまいと必死で猫を押さえつけ。左腕に、爪を深く刺仕込まれながら、必死で猫の体を押さえつけていた私。その時のキズ跡は、一年経てども生々しく残っている。

 その時は遠巻きに、茫然と見ていただけの夫だが。あの時の猫の形相がスゴ過ぎて、動物病院に行くのがおっくうになっているようだった。

仕方ない・・・私独りで連れていくか。

 猫の機嫌を取りながら、何とか後ろ脚の爪を切り(前足を切ろうとすると、指を噛まれた)。

洗濯ネットの大きいのに入れて、さらに移動用のバスケットに移した。

 病院では、案の定「ウ~ッ、ウ~ッツ  フギャー シャーッツ!!」と牙をむき出し。

ネットの上から、抗生剤を打ってもらうのがやっと。自宅で様子を見て下さいと言う事に。

 けれど一日経っても、にゃんこの頬はドンドン腫れあがり。食欲もなく、ウンチやおしっこをした気配もない。

やはり、麻酔して処置(切開して膿をだす)するしかないか。

 今度は、夫も病院に一緒に行き。獣医さんに事情を話し、半日入院して処置してもらうことに。

意外にも早く預けられたので、その足でジムへ行った。

日曜は、スタジオレッスンを2時間ぶっ通しで受けるのだが。病院へのお迎えがあるので、やむなく1時間で失礼する事に。

ジム友達のM子さん(御年70歳)は「え~っ、勿体ない1時間で帰るのぉ猫ちゃんのお迎え位、御主人だけで行けるでしょ

とは、しごく尤もなご意見だ。

 その気はなかったが、一応夫に

「ねぇ~、うっしいのお迎え、あなた独りで行ってよ。M子さんも、「ご主人に行ってもらったら?」って言ってはるし。

びっくりしたのは、夫。

「え~っ!!何できみ一緒に行かへんのや~ なんで、Mさんそんなこと言わはんねん え~っ

と、半ばパニック状態。

 「独りで、よう引き取りに行かれへんらしいです

M子さんに事情を話すと、「目に浮かぶようだわ、ご主人の困った顔。それ以上言わないであげて」と苦笑されてた。

 病院に迎えに行くと、処置を終えたにゃん子は麻酔から覚めて、既に恐ろしい唸り声を上げていた。

病院のバスケットから、マイバスケットに移す作業も夫は見てるだけ

「うっしい、うっしい」と猫の機嫌を取っているつもりなのか、ウルサク傍で呼ぶだけなので。

「黙ってて、興奮するからっ」と一喝。

 怪我をするのは、この私なんだからっ!もうっ!

病院の帰り途、夫は言う。

「ほんまに、恐ろしいなぁ。うっしい」

はいはい。

 

 

 

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