梅雨の季節は、雑草が恐ろしく早く伸びる!
実家の父が、玄関周りを中心にマメに引いてくれるのだけれど。
裏庭までは、手が回らなくて。草がボーボー。
ずーっと気になっていたので、今朝は草引きをしようと決めた。
夫は朝から何故か不機嫌。きっと梅雨のせいでもあるんだろうけど、
2階から降りてこない。
「今から、裏庭の草引きするから電話かかってきても、出れないからね」
と声をかけて。蚊に刺されないよう完全防備で、裏庭に出た。
つくしになり損ねたスギナを、片っぱしからむしり取っていく。
雨上がりのせいか、長い根っこも面白いように取れる。
20分程過ぎた頃に、寝てはいられないと思ったのか夫も出てきた。
いつもの事だが、彼の草引きはブルトーザーみたいである。
長い雑草はむしるが、その下に絨毯のように生えている「アレチノギク」「チチコグサモドキ」。
そんなものには、見向きもしない。
「見えない」と、本人は言う。
老眼が進んできたように聞いているが、ちょっと弱視?なのかもしれない・・・・。
で、私の仕事は必然的に、その絨毯のように生えた雑草を取る作業になる。
ピンセットのような道具で、ひとつひとつ地面から引きはがしていく。
どうも、夫は地道な作業は苦手らしいよ。
彼が「未完の大器」と呼ばれながらも、ゴルフが不得手というのは、どうもそこいらに原因があるようだ。
じっくり攻略すると言う事は、彼には不可能らしい。(仕事上では出来るらしいから、不思議)
去年の夏に、娘とパリに行った時。
さぁ、出かけようと言う時になって娘が。
「ママ~私のネックレス、絡まった~」と、私に持って来たことがあった。
みると、極細の金のネックレスが3本、ようもこんなにという位絡みあっていた。
それを、1時間近くかけて。縫い針と毛抜きを使い解いた私。
娘は痺れを切らして「ママ~ もういいわ。日本に帰ったら、修理にだすから」と言い出したが。
途中で投げ出す事など、性格的に無理(その時の私の必死な姿が、娘のカメラに収まっている)
結局、3本は無事にほぐれた。
「きっとパパなら、とっくに切ってしまうやろ~ね~」と話た事を思い出した。
まぁ、そんな意味で。よう出来た組み合わせの夫婦かも知れない。
夫は、「鳴かねば、殺してしまえ」タイプで。
私は「鳴かせてみせよう」タイプなのか?
1時間半近く作業した頃、雨がポツポツ降り出した。
ジムへ行くので、作業も終了。
手伝ってくれた夫に、冷たいシソジュースを差し出す。
「希釈」も苦手みたいやからね~