やはり、出来たての紫蘇ジュ-スは格別に美味しい
夫が早速、「おっ 紫蘇ジュースやんか」と見つけるので。
お風呂上がりに一杯、原液を薄めて氷を浮かべて出した。
「うまいな~ これって、抗酸化作用があんねんで~」と、知ったような口を利く。
「抗酸化作用って、どんなん言うてみて」と、言いたくなる衝動にかられるが止めておいた。
6.7年以上前から、女子栄養大のサマースクーリングに参加して。
その度に、「葉酸」が良いとか野菜の「ポリフェノール」には「抗酸化作用」があるのよ
と説明しているにも拘わらず。
「ブロッコリーって、体にエエらしいで~」と、ドヤ顔で話だす。
「3年前の夏季スクーリングで、ブロッコリーには葉酸が含まれているって話してますけど。
大体、何で私が毎日欠かさずブロッコリーを食卓に出してると思ってんの?」
「・・・・君の話、きいてないから・・・・」
そやろね~ きっと、食べてる野菜がブロッコリーと言うのも、分からんかったんやろうね~
まぁええわ、貴方さえ長生きしてくれはったら。回りはまあるく納まるんやし・・・。
今年初めての紫蘇ジュースが余程お気に召したとみえ、夫は自らジュース(原液)の入ったタッパーを手に取った。
「これ、どれくらい薄めるん?」
「・・・・4・5倍くらい」
「へぇ~っそんなに薄めんの?」
去年は自分で薄めてたやないの?もう忘れたんかと、内心ムッとして。
「薄める位、自分でやって下さい」
今度は、夫がムッとしたようで。
「何も、君に薄めてくれって言うてない」
確かに、そうですけど・・・。日頃の貴方の言動が、私にそう思わせるんでしょ!
先日も、夫が夜食べるカレーを早朝作っていて。こちらも、パート勤務に出る為にバタバタ忙しく。
「カレーのルー、入れといて。鍋の横に置いてるから。私、ル―ほりこんでる時間ないから」とお願いしたら。
「え”~っ そんなん ようせん!」
言うたの、どこのどなたですかぁ?
結婚したての頃は、カレーを作ってくれた事もあったのに(というか、唯一出来る料理だったので)。
下の息子が3歳くらいの時に、
「パパのカレーまずい。もう、食べたくない・・・」と言いだしてから、彼はカレーすら作らなくなった。
仕方なく、圧力鍋の蓋を開けてカレールーを入れて、隠し味の砂糖を入れた。
おろしたての白ポロシャツを着てたから、本当はカレーを入れるのは嫌だったんだけど
慌てていると、洋服を汚したりなんかするからね・・・。
千葉にいる親友にメールで愚痴っていたら、
「ウチでも任したら、お茶漬けになっちゃうわよ」と返信がきた。
確かに、彼女のところも御主人は何にもしない事を思い出した。
しかも、「お茶」「ご飯」と席を立とうともしない。
いずこも同じか・・・と言うか、彼女の夫より「マシ」?我が夫は。
でも、彼女の夫の良いところは。
「ママが居ないと、ダメなんだよね~ 」
「ママの作ったものを残したら駄目だ」と、必ず
子供達の前で母親を敬う事。素晴らしい御主人だ
「嫌いなもんは、無理して食べんでもええやないか!食べたくなかったら、残したらええんや」と、
子供達の偏食を擁護する夫とは違う。
う~ん、どっちがええんやろ~ね。