スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

ETV特集-シリーズ大震災発掘

2011年12月12日 | 地域活動(環境)

■ 昨夜10時~11時30分、NHK Eテレの「ETV特集」を視聴した。

シリーズ 大震災発掘 第1回 「埋もれた警告
▽過去の大津波の痕跡を地中から発掘▽20年前になされていた“仙台大津波”の警告▽脅迫された研究者
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/1211.html

20年~10年も前に、何人かの地震研究者等が大地震の発生と原発事故の危険性を警告していたにもかかわらず、電力会社、経産省所管の原子力保安院、原子力安全委員会が、その意見を意図的ににぎりつぶしてきたことが取材や客観的な情報公開資料によって知ることができた。(NHKがよくここまで取材放映したと思う)

番組では「津波堆積物」の調査から過去の巨大津波の存在をつきとめ、危険性を訴えた研究者たちや、過去の地震の痕跡から強い地震への警告を発していた研究者たちの声などが明らかにされた。

もしこれらの警告が公表されて、国民の安全を守る国がきちんと取り上げていたら、3.11の事故は防げていたかもしれない。

福島原発ー貞観地震・巨大津波、島根原発-活断層、柏崎原発(新潟県)-活断層、志賀原発(石川県)-活断層、敦賀原発(福井県)-活断層

それぞれについて地層調査の証拠をもって、巨大津波の襲来、活断層の長さが20km以上、M7.0級の巨大地震が起きると警告していた。(原発施設の耐震強度・耐津波安全性は???)

■ 活断層の上に建設されている上記の他の原発で、3.11のような事故が二度と発生してほしくないですね(その時は日本の破局、未来が無くなります)。

四国の伊方原発も、九州の玄海原発も、活断層の影響がある場所に原発が建設されているという。

3.11の事故によって、

清浄な水や大気、安全な食べ物、故郷の自然、家族や地域の人々との絆など、安心で幸せな暮らしにとってくてはならないものを一瞬に失わせ、変質させ、暮らしと心のよりどころを壊滅させてしまった。(失われる土地、強いられる被爆、崩壊する一次産業、崩壊する生活

被害は、社会的、地理的、時間的に限界がない。

廃炉までの事故処理も危険な放射性廃棄物の処理なども、とてつもない困難が伴う

ことを思い知らされた。
チェルノブイリ原発事故後25年経過で、今も元の生活に戻れない!!)

日本列島は、あらゆるところが巨大地震、巨大津波が起きる可能性があるわけですから、

国は期限を定めて原発を廃止し、はやめに、安全で人間の力で制御可能な発電方式を開発推進・転換してほしいと思います。

シリーズ第2回 「忍くび寄るM9の脅威は、12月25日に放映される。

また、12月28日~1月4日の年末年始震災、原発コレクションで過去の番組が再放送されるので、見逃した番組を見ることができそうだ。

<参考>
・2011.12.13  福島第一原発の現状と注視すべき事項-「1号機2号機3号機の状況」と「冷温停止」と「石棺」 小出裕章(ソコトコ) 
・2011.12.12   小出裕章氏の講演が青森県弘前市にて行われました。
・2011.12.8   除染は原子力村の新しい収入源になっています 小出裕章(ルモンド紙)

稲毛海浜公園 10k  

12月累計  R=74k  S=0k  年間累計  R=2508 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする