昨日(11/7(火))参加した、探訪の日記です。
ぬけるような青空に無風、森の中では緩やかな気持ちの良い秋風が吹いていた。
刈り取った稲穂、田園の香りが漂ってくる。
駅前で待っていた担当者の案内を受け、秋の日差しを浴びながら田んぼ道を抜け、緩い坂を超え1km余り、「坂田ケ池総合公園」に到着。
エントランス広場で待ち合わせの2,3人の参加者と合流。
自然観察に出発前、担当者手作りの図や表を用い、野鳥や園内の説明を受けた。
探訪に参加するようになって花には馴染んでいたが、野鳥や樹木はとんと知識がない。
私のように初心者にもわかるような丁寧な説明をいただいた。
40分余りの事前ガイドの後、陽光を背に受け、池周りの散策路を歩く!カワウが水面から長い首を出していた。
すぐに潜った。
カメラで追うも水中潜行、すぐに見失った。
それにしても絶好の探訪日和になった。
落ち葉を踏みしめながら森の小路を歩く。
紅葉は始まりだった。
マガモ、コガモ,ハシビロガモの話を聞いているうちに昼時が過ぎた。
葦が生えている湿地帯の木道を渡り、東屋で昼食休憩。
さらに園内半ほどまで進んでいくと水鳥が多くなった。
樹木の観察も加えながら進む。
園路の右斜面にコウヤボウキが白い花をつけていた。
先輩に名前のいわれを教えてもらう。
「房総風土記の丘」へ行く道標が立っていた。
「オシドリがいる!」誰かが叫んだ。
鮮やかな羽の色をしたオシドリはまじかに見たことがない。
皆の見る方向をたどると、マガモやコガモなどに混じって一匹のオシドリがいた。
写真を撮ろうとレンズを向けたが、遠く対岸の岸辺寄りで木々の枝に隠れて見えない、日陰を好むのかなかなか動いてくれない、などでうまく撮れなかった。
更に奥へ進むと池の畔の黄葉した「アオハダ」に出逢った。赤い実をつけていた。雌木だそうである。
陽光を浴び、水面の反射光に照らされ、逆光から見る「アオハダ」は、まばゆく映え、なんともいえない美しさであった。
そうこうするうちに吊り橋がある芝生広場、終点に近づいた。
一昨年前の5月16日、「成田エアポートツーデイマーチ」に参加した時は雨の中、今日歩いた公園散策路の一部を通過したことが思い出された。
園内は今回が初めてだった。
豊かな自然と水に恵まれ風光明媚な公園だった。
JR成田線下総松崎駅から公園への道も覚えたので、季節を変えて、また訪れてみたい。
自宅~最寄り駅+下総松崎駅~総合公園 5k
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