昨日の探訪です。
成田山新勝寺、成田山公園!!
あまりにも有名ですが、千葉県に40年以上住んでいてまともに行ったことがない。
仕事を引退後、ウォーキング大会で園内を通り抜けたぐらい。(※)
地域サークルの探訪、今回は自然観察を兼ねての成田山公園散策だったので園内をちゃんと知る良い機会になった。
お天気は、快!!
行きは、8:20/自宅~8:37/JR稲毛駅~9:24/JR成田駅。
いつもは京成電車利用ですが、今回はJR稲毛駅より快速を利用。
集合のJR成田駅改札には20人ほど集まっていた。
以下茶色文字は、Oさん作成の案内チラシから引用。
成田山新勝寺は真言宗智山派の大本山。もともとは平将門の乱を平定の祈願のために、天慶3年(940年)京都から不動明王像を使わされたことが始まりだと。
また歌舞伎の市川団十郎の屋号は、”成田屋゛で、これは初代団十郎が成田の出身であり、子供ができないでいたところ、不動尊に念じた末に子が授かり(二代目団十郎)、不動尊に感謝し、不動尊を取り入れた芝居、いわゆる荒事芸が当たり、市川団十郎=成田不動という印象を江戸庶民に与えるようになり、江戸庶民の楽しみの一つとして、信仰とリクリェーションを兼ねた成田詣出が盛んとなる。
案内チラシをいただいてスタート。
JR成田駅から表参道の脇の細い道に入り、しばらく歩くと、米屋本店に出る。
ここには成田羊羹資料館がある。
あいにく館はお休みでしたが、お店の方が羊羹工場や庭園などを案内説明してくれた。
この脇から薬師堂(これは元の本堂)、成田山三学堂を経て、裏道を行き、出世稲荷に出る。
ここは高台で、成田山新勝寺一帯がよく見渡せる。
左手に筑波山が見えた
階段を下りると釈迦堂(重要文化財)があり、この釈迦堂は今の大本堂ができるまでの本堂で、1858年の建立とある。
成田山公園は昭和3年にできた165000㎡の庭園。
学堂を抜け光明堂近くから
石段を降りると、
右手に雄飛の滝が流れ落ち、
道沿いにはたくさんの希少植物が見られた。
ソウメンダケ
左手にある平和の大塔を眺め、
3つの池を右回りにまわった。
この窪地は湿度が高いせいか、珍しい野草や、シダ類・コケ類が生えている。
古木にはヨウラクランという小さな着生ランがたくさん見られる(花は、5月下旬~6月初め)。
3つの池は、文殊、竜樹、竜智と呼ばれる。
書道美術館の向かって右には、楷書にちなんだカイノキが植えられ、左側には水琴窟が作ってあり、また、松とは思えない木肌のシロマツがある(葉は3本)。
美術館は、紅葉が始まっていた
池の上の六角堂で昼食
池の周りで、おおぜいの中学生が絵を画いていた
暗い坂道には「日本シダ学の会発祥の地」という碑があり、シロヤマシダなどの見慣れないシダが植えてある。
イチヤクソウ、トキホコリ、ミズ、ムカゴイラクサなどが生えていた。
明るい本道に出ると、石碑がたくさん立っている。
梅林を経て、藤棚のあるところの奥を見下ろすと、歩いてきた雄飛の滝周辺が見える。
成田山公園のゲートをくぐり階段を降りると、参拝客の賑わう大本堂に出る。
仁王門から総門へと急な階段を降りると表参道となる。
ウナギを割く店などを横に観ながら駅に向かった。
米屋総本店の羊羹を土産に買って、駅前で散会。
帰りは、14:14/JR成田駅~14:55/JR稲毛駅、帰宅は15:20ごろだった。
※<成田山及び周辺の参加大会>
2016年(71歳)
・ 2/7 第10回 成田国際空港周遊ウォーク
2015年(70歳)
・ 5/17 成田エアポートツーデ―マーチ第2日目、成田空港コース30km
・ 5/16 成田エアポートツーデ―マーチ第1日目、成田田園コース30km
・ 2/9 第9回 成田国際空港周遊ウォーク
2014年(69歳)
・ 11/9 第28回成田POPラン大会