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南信州のりもの倶楽部♪

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クラッチカバーでイメージは簡単に変わる

2017年05月11日 22時47分34秒 | ゴリラ、整備やカスタム編



この間私が組んだGPX143ccの2バルブエンジンなんだが、
お客さんが武川さんのアルミダイキャストクラッチカバーを装着したいって事になった。
まぁ私もGPX125エンジンを何基も作って来たんだけど、
正直言うとクラッチカバーはどう見てもGPXだから中華エンジン感が満載で、
それに辟易としてしまいクラッチカバーは武川さんのに交換したから気持ちは分からないでもない。

実際のところGPX125に他社の2次側クラッチカバーは装着は可能だから、
イメチェンのつもりでクラッチカバー交換も良いとは思っている。
ただ!武川さんのダイキャストクラッチカバーについてはカバーだけ交換した場合だとクランクが焼き付くから気を付けてもらいたいかなぁ。









ちなみに私のエンジンはこんな感じなんだが、
カバー本体はヤフオクで安く買えたが他の部品代もかかったから、
結果として高い買い物になった。

そもそもカバーにはレリーズアームやリターンスプリングは付いて来ないし、
カバーのボルトも専用品になるし、(長さが合えば汎用品で代用可能)クラッチワイヤーも専用となるからお金がかかる。
ここにサーモスタッドとか入れるとまた上乗せだから大変だ。

しかもコレに交換しないと絶対にダメな部品がこれ。









クランクのロックナット。
このナットがオイルスルーの代わりになってるからこのナット使わないと、
カバーからのオイルがクランクまで届かずクランクベアリングが焼き付く。

ちなみにこの部品番号は武川さんので 90220-181-T00 。T以外は全て数字だからカバーと一緒に購入してね。

しかしクラッチカバー関係だけでGPX125エンジン本体より高いんだから、
国産の部品でエンジンを作るって大変だが、
私のエンジンは色んな部品のチャンポンだから武川さんのコンプリートエンジン近くのお金がかかっている。

我ながらお金の使い方間違ってるなぁ…





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