南信州のりもの倶楽部♪

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冬からの依頼を未だ引きずっています

2017年05月18日 21時47分07秒 | GPX125 エンジン偏


今日はQ型エンヂンプロダクツのQさんが遊びに来てくれて、
持ってきてくれたクランクの芯出しをしてスペクラ用のプライマリギアを外したかったんだが、
圧入されているような硬さで全く抜けないから、
ベアリングごと抜いてしまえって事でベアリングも交換する事にしたんだけど…









何と本当にギアが圧入されていた。

私は初めて見たんだがこれはスペクラ装着を想定して作られた武川さんのクランクらしく1次側クラッチ装着は無理なタイプ。

よって新しいクランクを用意してもらってまた芯出しするかね。









プーラーを出したついでに、カムイさんの店員のこーちゃんのバイクである、
ハスクバーナの125cc2ストのクランクベアリングも抜いてみた。

その後芯を確認したら綺麗な真芯が出ていたから新しいベアリングを入れて終わり。
お礼はこーちゃんが好きな焼肉でも奢ってもらうかな(笑)









現在製作中のゴリラなんだが、お客さんが武川さんのクラッチカバーを買って持ってきてくれたからGPX純正のカバーを外して交換。
GPX143ccの2バルブだから国産のエンジンを作ったかのように見えるが、
ヘッドが大きいから直ぐ分かるねぇ。

GPX125は色んな2次側クラッチカバーが装着可能だから試してもらいたいんだけど、
今度アローズさんから販売予定のGPX125はクラッチカバーは私のワガママを聞いてもらい、
… まぁまた今度発表するけどGPX純正よりはカッコ良くする予定。










今日は他にもPSGさんから依頼のGPXに積み換えたモンキーのキャブセットをしていて、
やっと満足のいくセッティングが出たんだが、
コールドスタートはチョークは使わないくらいで、
ヒートスタートだとエンジンがかなりかかりにくいから、
スロージェットが38では濃い気がする。

ちなみに私的な低回転域のセッティングの出し方なんだが、
パイロットでは当然調整は出来るんだがそれはせず、
1回転半くらい戻しでセッティングが出るようスロージェットだけでセッティングするようにしている。
つまり大事なのはやはりスロージェットで、パイロットスクリューは微調整に使う感じかな。


あと高回転域もセッティングは出てはいるが濃い方向だから、
湿度が高いとボコつきそうだしまたメインジェットを今の105番からもう少し落として針の高さも変えてはみたい。

キャブセッティングってバッチリ出てても方向性があるから、
走る場所の気圧や天候など総合的に判断してセッティングするようにしている。
私なんかビーナスラインにハマっていた頃は標高が高いから薄め方向で出してたくらいだからねぇ。
ただ、酸素が薄いには変わりないからビーナスラインから下山するとエンジンが凄くパワフルに感じたもんだ。
美ヶ原と松本平だと10%近くパワーが違うと思うよ。

今回使ったキャブはモダンワークスさんで売ってるOKO30なんだけど、
GPX125のハイコンプ仕様だとプリセッティングでは濃いめな感じ。
つまりノーマルのロンシン125とかだとピッタリかもらしれないけど、
吸う力が強いエンジンだとガソリンも多く噴射されて濃いめに出る感じがするかなぁ。

まぁでも次はnibbiのPWK30を買ってしまったから、
自分のゴリラの今使ってるPE30を外してセッティングしてみるつもり。
nibbiのPE系はPWK系より安く実は凄く人気があるんだけど、
売ってる奴が使った事無いでは済まないからね(笑)

最高にPE26を注文されている方、入荷が遅れていて申し訳ないです。
PE26が1番人気だったんだから早く納めたいんだけど、
今回は定価から送料と振り込み手数料より値引きしてお出しするからゴメンなさい。



コメント (1)
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