今日はお客さんのホーネットのタイヤ交換をしていた。
まぁ交換は楽なんだけど後輪の組み付けにかなり苦労して、
結局は一人では難しいと分かったからレーシングスタンドでのアップはやめてチェーンブロックで後ろを吊り、
微調整しながら何とか組み付けれたが久しぶりに凄い汗かいたわ。
ついでにウチに整備を入れた方には無料の点検整備をしたんだが、
入庫のたびに車検整備的な事してあげるから全く問題無く、
ただフロントブレーキのタッチがスポンジーになりやすいからたまに持って来るよう忠告しておいた。
写真は無いんだけど次は息子のツレのRZ50の整備、と言うか転倒してクラッチが切れなくなったから診て欲しいって事だったんだが、
その前に10代の小僧が好きそうな弄り方で絵に書いたような整備不良車。
弄り方は珍走チックなんだけど乗ってる奴は超真面目で全く意味が分からんね。
クラッチはレバーが曲がっていたからバーナーで炙り曲げ直して、
クラッチワイヤーも調整したら何とか普通に走れるようには直してあげたけど、
ワイヤーが伸び切っていたからレバーと一緒に交換する事にした。
これだけやっても部品代しか取れないからホント損な役回りだよなぁ。
ただ、若造がバイク好きなのは分からんでもないが、
自分の子供がどれだけ危ないバイクに乗っているかも知らないし分からない親も問題で、
でも親はバイクの知識が無いから分からないままにしているような気がする。
チェーンは注油してないから伸びてて涙打ってるし、
タイヤに空気は入ってないし溝も無いしブレーキの効きも弱いし、
こんなバイク乗ってたら怪我で済めば安い方だ。
だからこれからはそんな若造どもの親向けに私から何かアクションを起こせないか考えていて、
危ないバイクで事故起こして亡くなってからでは遅いから、
ボランティアでも構わないから親向けの講習とか出来ればなぁ。
カムイさんに協力してもらったりして簡単でも良いからレクチャー出来る場を作りたいと思う。
もっと言えば自称初心者さん向けにも同じような無料講習をしても良いね。
バイク屋さんは嫌がって絶対やらないから私が世話を焼くだけの話だ。