南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

中華エンジンのギア飛び対策部品の一部

2018年12月06日 21時59分36秒 | GPX125 エンジン偏






今日もGPXを作っていたんだけど、まずはシフトドラムのニュートラルセンサーの切り欠きをサンダーで作ってから、
ギア飛びの対策部品であるスプリング2つを取り付ける。

写真のがそのスプリングで、どちらもホンダ純正部品だから普通に購入出来るので、
ギア飛びが心配な方は交換しておいても良いかもしれないね。

ちなみに部品番号はチェンジアームの小さいバネが 24641-061-000
シフトドラムストッパーアームのは24435-GF6-003

この2つのバネはどちらもGPXの物より太いから強化スプリングとなり、
交換する事でシフトドラムをスラスト方向に押し付ける力が強くなるから、
結果的にドラムが勢いよく回らなくなりギアが飛ばなくなる仕組み。

このミッションもチェックしてみたらドラムの回転に勢いが無くなり、
モサッと回るようになったからかなり違うと思う。

ただ!LIFAN150のハズレミッションのようなシフトドラムは、
ギアが飛び過ぎてミッションのドグが削れたりしてしまうから、
そんな場所は結局シフトドラムやミッションなど全て交換となる。
ギアなんて単品で買えないんだけどアッセンで買ってもたいした金額ではないが、
中古エンジンがハズレミッションだったら高くつくから微妙だ。











今日は暇だったから腰上の加工も全て終わらせて完成。
当たり前だがバルブの擦り合わせや平面研磨など全てやり直したんだけど、
オーバーホールするほどではなかったかなぁ、と思う。
まぁエンジンを開けた理由がシフトドラムの交換だから他の作業はオマケみたいなもんだが、
またリセットされたから来シーズンも楽しんでもらえると思う。

そんな訳で明日は最終確認してから次のエンジンに手をつけるかね。


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