今日は本業が終わったらアニマ190を組んでいたんだけど写真を見る限りだとレプリカの方と見た目は一緒だ。
ちなみにギア比も測定したんたがアニマのミッションと私がモダンワークスさんから購入したミッションを実際数えてみたら丁数もギア比も一緒。
だから修理の際にはモノホンのアニマの部品じゃなくじゃなくW190…
まぁ書くのはやめておこうか。
ちなみにギア比は下の写真の通り。
いちいち文字に起こすの面倒だから写真なんだが、
ちゃんと丁数やギア比、さらにギア間がどれだけ離れているかを数値化した物も記してあるから自分でグラフに書き直して見てもらえば良いが、
私の場合は数値からイマジネーションするのが好きだからこのまま。
例えばGPXのリターンミッションの場合この数値は上から1.553 1.443 1.289 なんだけど、
1.289を1.232にするのがセミトップクロス、
1.132にするのがトップクロスとなる。
私は色々なエンジンをバラしてミッションを研究して全てを把握しているから、
乗らなくてもこの数値だけ見れば何となく分かってしまうからオタクを通り越してヤバい奴だな。
このアニマは初期オーバーホールと一緒に結晶塗装依頼もいただいているんだが、
この塗装のブラックはこんな感じで表面がザラっとした感じなる。
例えるならハーレーのエボのクランクケースやシビックTYPE-Rのエンジンのヘッドカバー表面はこの塗装で、
ウチの場合横型エンジンを丸々1機塗ると15,000円なんだけどかなり安いと思っていただけるはずで、
塗装をお願いしているマストテクノの社長さんとは一緒に酒飲むくらいの仲だからねぇ。
無理して安くしてくれてると思うからその恩を還元するまでだ。
当たり前だが結晶塗装は200度以上になる釜でチンチンに焼くから、
エンジンが組み上がった状態では紙のガスケットは焼けちゃうから必ず部品単体で塗装に出す事になる。
よってオーバーホールのようにエンジンをバラバラにしなきゃ出せないんだけど、
ウチは初期オーバーホールでバラバラにするからついでで依頼をいただける方が多く、当然だが部品単体で塗り分けも可能。
まぁレッドとブラックしかないが下地がブラスト仕上げのようなウチで販売してるGPXなんかの場合はマットでも良い感じになるから、
武川さんのマグネシウムクラッチカバーのブラウンみたいな仕上がりも出来る。
色んなエンジンもこんな感じで塗り分け可能だから、
マグネシウムじゃなくてアルミダイキャストでもこんな感じは一応可能で、
色合いは違うかもだがパッと見は武川さんのコンプリートエンジンだからオマージュとしてはアリ。
マストテクノさんはブラストもあるしマット仕上げを組み合わせて色んな仕上がりを再現出来るから、
どんなエンジンの色にしたいかとかもリクエストしていただければお応えしたいかな。