今日もまた暇だったから朝からエンジンを作っていてまたGPXエンジンが1機完成した。
このエンジンは結晶塗装などはしていなくて剥離とブラストはするんだけど、
中身はセミクロスやピストンに強化アームを入れてベアリングも交換してあるから、
見た目によらず意外とお金がかかっていたりする。
こう言った仕様のエンジンの場合、どうせイベントで見せるエンジンでもないし仲間のツーリングに付いて行ければOK、って方が多いから中身は充実させるみたいで、
特にセミクロスなんかは登りでチギられるのが嫌だから入れておきたいって方用の部品で、
1人て登ってる場合は比べる対象が無いからパワーバンドが外れても4速でゆっくり登って行けば良いだけの話なんだけどね。
まぁ私としてはただ大事に使っていただきたいだけで、
オーバーレブさせるのってだいたいは団体で走ってる時だから壊さないよう自制心を忘れないでほしい。
今日やっとアニマ用のハイカムが届いて納品書を見たら目ん玉飛び出してポロっと落ちるんでないかってくらい衝撃の金額だった。
私なんぞは「まぁハイカムだし行っても1.5万かなぁ」などとタカを括っていたが、
書かれていた定価は衝撃の27,500円!
既にロンシン125の新品エンジンより高い…
ハイカムって4ミニであれば一番先に手を付ける安価で効き目充分のライトチューンって感じだが、
15万円以上するエンジンだから部品も高いんだろ!ってのはどうも違うみたい。
まずカムのプロフィールはパッケージを開けれないから不明だがデイトナさんの話では190ccには向かないんでないかってくらい高回転型らしく、
まぁでもカム単品なら金額も安かっただろうと思ったが、
一番の理由としてアニマ190はW190と同じくローラーロッカーアームなんだけど、
このハイカムに付いて来る物は普通のモンキーのエンジンと同じソリッドロッカーとなっていて、
予測だが高回転使用でアームのベアリングに負担がかかり砕けてしまうのを避けるためソリッドにしたんでないかと思われる。
よってカムやロッカーアームに合わせたデコンプやスプリングまで付いているから高い、と。
スマホで海外の金額を調べてみたらとりあえず出て来たのがデンマークのサイトで、
通貨単位が分からず調べたらクローネみたいだから今日の円相場で41,870円。
ただカム単品だけの売りも見つけて95€だから13,000円は行かないみたいだが刻印から見て多分これはノーマルカムだと思われる。
よって海外より全然安いじゃん!とは思ったがそのカラクリはどうやらanimaのチューニングパーツは全て国内生産だからみたいで、
海外に行くほど輸送料や問屋の関係で高額になるらしく、
でも国内流通が少ないどころか入荷時期不明なのはこの金額でもヨーロッパでガンガン売れているから日本は後回しなんだと。
で、このカムを2セット買ったんだけど1セットは行き先が決まっているし、
もう1セットを販売しても良かったんだが多分来年に販売が決まっているanima 125ccにも使えるかどうかを試したいので保管しておく事にする。
まぁ海外に比べれば安いだろうけど高い買い物に変わりはないし、
そこまでこだわる方も居ないとは思うから無用な買い物になっちゃったかもしれないねぇ。