
今日も110ccエンジンの組み立てで、先ずはヘッドに合わせてミニモトさんの52ミリピストンに交換する。
ちなみにこのピストンは2800円しかしないから凄く安く、でも心配になるくらいのハイコンプだからガスケットは厚い物を使う。

腰上を一気に組んで完成。
クラッチカバーは本当は砂点仕上げだったはずなんだがジェネレーターカバーは縮み仕上げだったからなのか、
一緒に縮みで塗装されていたがお許しをいただいたし無事出来上がった。
エンジンのオーバーホール時に行う結晶塗装なんだけどエンジン1機塗っていただいて15,000円と他の粉体塗装屋さんが飛び上がって驚くほど安くく、
本当に粉体塗装?と疑われるかもしれないがマストテクノさんは吊り下げレーン式の焼き付け窯があるから吹き付けておきさえすれば本業の部品のついでに一緒に焼いてもらえるから効率的で安い。
たまに粉体塗装を知らない方がエンジンをバラさず塗装出来ないかと質問いただくが、
塗装後は200度の高温で40分以上焼き付けるため、
ガスケットやゴムシールがどうなっても構わないなら塗装は可能とは思うが、
他の部品に吹き出したオイルが付いたりするから実際はお断り。
よって私がバラして持って行き、オーバーホールしながら組み立てるのが効率が良く一般的なんだな。

これはクラッチカバーをスムージングして試しにシボ塗装と言う表面がブツブツになる特殊な吹き方をしていただいたんだが、
出来が良かったため欲しい方がいたら3000円でお分けします。
モダンワークスさんの削り出しオイルフィルターカバーは2000円だから同時装着でGPXを安くイメチェン出来ると思う。
数量はこの2枚しか無いから早い物勝ちになるけど要望があったらカバーを送っていただければスムージングと塗装をしてもらう事も可能だから、
その場合は直接マストテクノさんのHP
http://masutotekuno.jp/sp/
こちらまでメールしてご確認下さいな。
ちなみにクラッチカバーとオイルフィルターカバーのスムージングと塗装は5000円なんだが、
縮みだとパテ埋めした所も一緒に縮んでしまうため砂点がシボにしてねって話だった。

最近ご依頼が多いのがクラッチカバーを武川さんのマグネシウムスペクラカバーみたくブロンズの半艶への塗装。
これはワタナベのマグホイールに採用されていた塗装だから旧車を扱う車屋さんでも人気だし、
普通のスペクラカバーに塗装するだけでマグネシウム風になるからGPXのクラッチカバーだけのご依頼をいただいている。
マストテクノさんへの依頼だとC33の半艶と言っていただければ通るから、
ワタナベかブラックレーシングの安いホイール買ってこの色々とに塗るとマグホイールっぽくなるよ。
明日からまた仕事が始まるけど次は剥離が終わったGPXを組み立ての予定。
次のエンジンもバラして塗装に出さなきゃだからまだ忙しそうだ。