南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

ハイパワー化よりパワー伝達系の適正化

2022年05月19日 21時25分00秒 | オリジナル コンプリートエンジン














今日は以前から楽しみにしていたツールド下久堅 (正式名称はツアーオブジャパン南信州ラウンド)の日だったんだが、
うっかり本業の予定を入れてしまい、さらに今日は天竜峡に車を取りにいったんだけど、
下久堅は交通規制のため大幅に迂回をさせられて到着したのが11時オーバーだったため、
観戦する事は出来ずひたすら仕事をしていた。

本当は自転車に乗って観に行きたかったんだけど、さらに急に呼ばれた仕事もあったから到底無理で、
本業が終わったらリトルカブでいつものウォーキングコースを流して、
帰ったらエンジンを組んでいてロンシン125のコンプリートエンジンが完成した。

今回の仕様はキックをBタイプにしてミッションはノーマルにセミクロストップギアを入れて、
強化テンショナーキットとフルパワーキットも入れたから、
本来はローパワーなロンシン125もハイカム、ハイコンプのメカチューンでそこそこのパワーは出ていると思う。

個人的に是非とも入れたいのがフルパワーキットよりもセミクロストップギアで、
パワーアップしてもノーマルミッションはトップのギア比がオーバードライブ過ぎるため、
パワーはそこそこでもギア比が適正化される事によりパワーバンドを維持し易くなり、
登坂路ではパワーバンドから外れ難くなり、ガバ開けもしなくなるため燃費も向上する。

ちなみにGPX125エンジンのリターンミッションはクロスミッションとよく誤解されるが、
ローだけクロスなだけでトップはオーバードライブだから、
セミクロスギアを組むとやっとフルクロスミッションになるって事。

カブ90ケースやモダンワークスさんのCD系ケースをお持ちなら、
4速ならGPXのリターンミッションとセミクロストップギアの組み合わせが1番安くてお勧めで、
ボトムニュートラルで良ければそのまま組めば4速アニマ150と同じクロスミッションとなるよ。

お次のエンジンなんだが剥離が必要だから2機を一気にバラして剥離に持って行き、
その間に旧スーパーヘッドのエンジンを組む予定でなんだが、
まだまだご予約は有りエンジン製作の予定だけは尽きた事が無いので、
ブログをご覧の皆様本当にありがとうございます!



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