
今日は日曜日だったが私のアジトは飯田市の中では最も暑い場所にあるので、
昼に外の気温計は35°を差していて湿気は無いカラッとした猛暑で、
どこか涼しい場所にでも行きたいなぁ、と思っていたら昔行った不動滝をふと思い出したので、
ポンコツジムニーに飛び乗り早速行ってみた。
場所は高森町の山の中にあり行き方としては中央高速と並行に走る道路の牛牧の信号をひたすら登り、
上段道路に出たら看板通りに物凄い急坂を進むと駐車場に着くから、
そこから歩いて登って行くと直ぐ滝の音が聞こえて来る。
到着すると直ぐ滝壺にも行けるんだがシブキが凄くて1時間も居るとビショビショになるから、
少し離れた場所で涼むのが良いと思う。

今日は滝を見に来る方が結構いたんだが、
ほとんどの方が滝を下から見て帰ってしまうんだけど、
不動滝の魅力は下からでは分からないのだ。
よって本当の不動滝の紹介するため滝の上に登って行く。
まず駐車場に到着したら道沿いに歩いて登る事になるんだが、
写真のように保安林と書かれた看板が立っていて、
この獣道のような所をひたすら登山する。

ほぼ崖に無理矢理作られたような、
食えるかどうかも分からんようなキノコが沢山生えた人1人しか歩けない道を登って行くと…

不動滝の上にたどり着く事が出来る。
ちなみに不動滝は巨大な1枚岩の上を川が流れているので、
上からだと岩の上を滑るように水が落ちて行くのが分かるからなかなか神秘的な世界だ。

岩の上から滝の上部を撮影するとこんな感じで、
水が跳ね上がっている場所は下からでも見る事が出来る。
ただ!ツルンとした岩の上を綺麗な水が流れてるから苔が生えていて、
もし足を滑らしてしまったら水の流れに乗って宙を舞い、
浅い滝壺に叩き付けられるから絶対に川の中を歩かないように。
もし川の反対側に行きたかったら命綱を付けてないと無理だと思うよ。
あと滝の上に行くまでの道も、もし滑落したら木や岩に叩きつけられるため、
運良く木に引っかからない限り多分助からないと思うから、
命を懸けてまで行く場所ではないかなぁ。
そして滝の上と言っても谷間にあるため風は通らないし凄くジメジメしているため蒸し暑く、
登りより降りの方が滑落に気を使うし湿度が高く滝汗をかく事になるから、
涼みに行ったはずなのに私は何しに行ったんだろうねぇ。
ただ一枚岩の上はほぼ4と隣り合わせだから肝はちゃんと冷えるはずだw
そして帰りもジムニーで急坂を降り帰る事になるんだが、
道が急勾配過ぎてFR状態だと後輪がロックしてしまいジャダーが発生して、
オイラのポンコツもいよいよ寿命かと思ってしまった。
まぁ幌車のジムニーはフロントヘビーだから仕方ないかもしれないけど、
2速で降っても後輪がロックしてしまうって不動滝に行くまでの道が険し過ぎで、
センテナリアン近くでホイールナットが緩んでないか締め直ししてしまったほどだ。
よって不動滝の下から見上げるのはお勧めだが、
上から見下ろすのはお勧め出来ないし、
そもそも不動滝に行かずエアコンの効いた部屋で自宅警備してた方が涼しかったと思うわ。