これは昨日の話なんだがGPXが1機完成した。
今回はクランクはそのままでミッションはキタコさんの5速タイプ3に交換して、
それに伴いキックも強制的にBタイプ化となっている。
ちなみにタイプ3はモンキーケース用とカブケース用の2種類のラインナップがあるんだけど、
中華エンジンのほとんどはカブ90やCD90ケースと同じタイプのため、
カブケース用のを買えばそのまま装着は出来る。
ただ問題はここからで以前ネタにしたようにクラッチの加工が必須となるためポン付けは無理なんだけど、
加工費用はビックリするほど高くはないため完成価格もそれほど高額にはならない。
とは言ってもミッション本体代にリテーナー類やBタイプ化とクラッチの加工は必要だから笑って済まされる額ではないんだけど。
加工にはマシニングで行っていただいたからもし全て自分で作りたい方には大変かもしれないねぇ。
あとニュートラルセンサーの接点は国産エンジンとは違うため、
GPXのニュートラルセンサーの接点を加工して取り付けたが、
導通テストでは通電したから問題は無いんだが、
もし外してしまうとニュートラルの位置に合わせて取り付けが必要になるから少し面倒かな。
他に取り付けたのは強化テンショナーとハイコンプピストンだから、
見た目だけは普通のGPX125だから乗ってみないと違いが分からない仕様となっている。
しかし5速ミッションの再販時期が不明でかなり待たされたが何とか完成して良かった。
今回5速は3機買って2機はもう使ってしまったから、
5速化を考えてる方は残り1機なのでこの機会を逃すとまた部品待ちでガッツリ待たされる事になるよ。
今日なんだが起きたのが何と正午で午前中は寝て終わってしまい、
午後からはまたベッドで少しゴロゴロしてからまたエンジンを作っていた。
今回はセル付きカブ50のエンジンで以前腰下までは作ってあって、
クランクは41.4ミリか52ミリに変更になったため排気量は48ミリのライトボアアップキットと組み合わせて94ccとなる。
ヘッドは12Vノーマルでは圧縮比が上がり過ぎとなるし、
バルブも小さいからカブ90互換のヘッドを購入し、
ノーマルヘッドで使っていたキタコさんのハイカムとロッカーアームを移植したらバルブが当たったまでが昨日の話で、
今日はまたバルブを取り外して傘を加工して取り付けてみた。
この加工はしょっちゅう行っているから慣れた物で1発でバルブ同士のクリアランスを1ミリで出せるようになった。
よって慣れって凄いね。
終わったら組もうかと考えていたが、
「カブ90のヘッドにしたんだしヘッド厚いガスケットで圧縮下げ過ぎるのも面白くねぇな」と思い立ち、
早速カムイさんに出かけてメタルガスケットを買って来たが、
酒のアテ買って帰ったら19時はとっくに回っていたので今日はこれまで。
そう言えば最近やる事が多くてまたメールの返信が出来てなくてホント申し訳ないです。
そしてまだ返信されてないぞ!って方は遠慮なく再メールして下さいな。