南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

LIFAN150を買ったらまずここをチェック

2018年10月13日 19時48分06秒 | 輸入横型エンジン編


エンジン2機が剥離と結晶塗装に行っている間に新品のLIFAN150を初期オーバーホールする。

このエンジンはミニモトさんや田中商会さんなどから普通に購入出来るんだけど、
これこそ使う前に開けてチェックしたいエンジンで、
でも買ったらそのまま載せて使ってる人が多いんだろうなぁ。

まず注意なんだけど、これは他のエンジンでもそうなんだがクラッチカバーの前に出ているメクラボルト、
このままエンジンをかけるとクランクにオイルが行かずブローする。

よってこのメクラを外してここからオイルクーラーに循環させるようにしないといけないし、
これくらいのエンジンになると空冷と言うより空冷と油冷の併用で冷却しているんだからオイルクーラーは必須。

それともしヘッドからオイルクーラーを取り出したい場合はクラッチカバーの穴は下と上をホースか何かでバイパスさせてあげるようにしよう。









この新品エンジンのクラッチカバーなんだけどすでに腐食していて蓋が外れなかった。

でも別に驚く事じゃなくLIFAN150にはよくある事で、
製造からかなり経っているエンジンがほとんどだから中の水分のせいで腐ってるし金網のオイルフィルターは錆びて塞がってるし、
これ知らずにエンジンかけたら悲惨だろうねぇ。

LIFAN150は新品でもこのザマだから使う前にチェックした方が良いってのは分かってもらえたと思う。

ちなみにこのクラッチカバー、塗装はされているんだけど塗装の下が腐食してる場合もよくあり塗装がすぐに浮いてきて剥がれるから、
ウチではクラッチカバーとジェネレーターカバーの塗装は必ず剥離して綺麗にブラストしてから納めている。
だから写真のように腐食していても何ら問題は無い。








LIFAN150は腰上からバラすんでなく、まずクラッチカバーを外してから、
ちゃんとシフトチェンジできるかシフトドラムストッパーを見ながら確認しておく。

と言うのもこのエンジンはシフトドラムにハズレ品があり、
その地雷を踏むとシフトが抜けたり飛んだりした挙句にギアが削れてミッションがオシャカとなるから、
いの1番にここをチェックしておかないと組んでる途中に分かるとまたエンジンを開けてシフトドラムを交換しなきゃなくなる。

もし新品のうちから3速のシフトダウンで2速を飛んでニュートラルに入ってしまう場合、
シフトドラムをロンシン125の物に交換するとか、
CD90のロータリーミッションをリターンに変更するためのドラムなどが対策品として使えるんだけど、
もしちゃんとシフトチェンジが出来るようならそのまま使ってもらっても平気。

だからLIFAN150のアタリ、ハズレってこのシフトの事で、
このエンジンは何の問題も無くチェンジ出来るから安心して腰上からバラして初期オーバーホール出来るね。

とりあえず腰下は問題無いから明日は休日だけどこのエンジンを一気にバラして、また組み立て直すかねぇ。
クラッチカバーの剥離とブラストはもう終わってるから、あとは私のやる気だけだ。



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暇も多忙もだいたい集中する

2018年10月12日 20時27分47秒 | daytona anima レプリカ


今日は今週最後の平日となるから本当に忙しく、
それでもW190を全バラした後にGPXもバラして剥離と塗装に出して来たり、
ベアリング買いに言ったり納品書配ったり納品にも出かけたりとてんやわんやだった。

この他にも当然本業はあるし地下水を汲み上げてていたポンプが壊れたから修理してみたりと、
暇じゃない時に限って色々が集中するから、
これが一年通して仕事の波が無ければどれだけ楽だろうか。
多分午前中だけ働いて午後は休んでると思うが、
だいたいの人は休日と出勤日が分かれているから仕事量に波が出来て、その波に毎回飲まれて溺れてるのが私だ。


週末はエンジン1機を何とか作るくらいでないと来週が悲惨になるから、また休日関係なく働かなくてはならん。

紅葉見にツーリングとか行ってた時が懐かしいわ。

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排気音にこだわるなら音量より音質

2018年10月11日 20時23分37秒 | SRX600編


この間マフラーを作ってもらったSRX600なんだけど、
こんな物を乗り回してたら飯田中の笑い者、ってくらい爆音で恥ずかしいからインナーバッフルを買ってみた。

取り付けはエキパイとマフラーの中に入れるタイプで、
この小さな穴からしか排気が出ないから静かにはなるんだけど、
そのまま中に入れただけだと固定されず中でガラガラ言ってるから、
空缶を適当に切って挟んで固定してやった。

結果は車検には通らない程度だけど捕まりはしないだろうってくらいにはなったけど、
やはり小さな穴からから排気が漏れるようなパスパスとした音だったから、
エキパイの内径を絞るようなバッフルにする予定だ。









今日は他にもW190をバラしてオイルを落としておいたから、
次は細かな部品を全て外して塗装に出せるようにしておく。

とりあえずは塗装が1機と剥離も1機出しておけば来週にはまた組み立ては出来るから、
明日は頼んであったベアリングを取りに行かないといかんね。

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アニマレプリカも良いエンジンなんだけど

2018年10月10日 21時12分53秒 | daytona anima レプリカ



今日は本業が恐ろしく暇だったか途中だった GPX2機を組み上げて作動確認も済ませておいた。

当たり前だけど2機を1日で作るのは私の電池が持たないだめ、
ヘッドやシリンダーは加工と組み立てが済んでいた物だったからまだ楽な方で、
毎日工場でエンジンをひたすら作っている中国人の方々は凄いと思う。

だから組み間違いも起きるさ。









お次はアニマレプリカのオーバーホールで、
ついでに結晶塗装に出すから全ての部品をバラバラにする。

ちなみに結晶塗装は黒とフェラーリレッドの2種類から選べれて、
仕上がりも普通の結晶仕上げとサラッとした手触りの砂点仕上げがある。

ただほとんどが黒の砂点仕上げを好まれていて、
ハーレーのエボリューションやツインカムのエンジンみたいな感じで高級感がかなりあるから人気。
当然砂点仕上げは表面積が増える効果もあるから冷却も有利だが、
アニマレプリカはブラスト仕上げだからあまり変わらず、
見た目の問題と言っても良いかもしれない。









前にブログに載せたアニマのヘッドの写真と比べるとシンプルに感じる。

そう言えばアニマとアニマレプリカの出力値は同じとはなっているんだけど、
GPXも排気量は同じでも2バルブと4バルブでは吹け上がり方は全く違っていて、
4バルブの方がなぜか滑らかに吹ける気がする。
まぁピストンは4バルブの方が軽いんだから当たり前か。

よってあまりパワー感は感じないから高回転を多用したくなっちゃうんだけど、
そうは言っても125ccはあるから多用は禁物で、
高回転を使うって事は消耗も早いって事だから、
やっぱりどんなエンジンでもトルクピーク辺りで使って欲しいかな。

今日は水曜日だけど190ccも含めて週末まで3機はエンジンをバラして2機は剥離と塗装に出すからなかなかのハードスケジュール。
週末は明智でRS-CUPの最終戦があるんだけど多分無理だろうなぁ…

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ネジロックってやはり大事

2018年10月09日 21時03分07秒 | 農業機械編


久しぶりに農機の修理が入った。
写真のエンジンは噴霧器の物で症状としてはクランキングが重く始動不可の状態。
リコイルの手応えだと抱きつきに似ているからエンジンをバラしてみる。









残念ながらピストンとシリンダーは全く問題なく徒労に終わったけど、
この状態でもクランクが回らないから次は噴霧器のポンプが怪しい。









ポンプをバラしたら中のボルトが緩んで飛び出していて、
こいつがインペラを押していたから動きが悪かったみたい。

よってここはネジロックで固定して組み直してみたら、
エンジンはちゃんとかかるし噴霧器の機能も確認して終了。
でもエンジン分解代は貰えないだろうなぁ…

メーカーの人の話だと噴霧器の修理が1番多いみたいで、
皆んな使った後に水抜きしないから冬に凍結でポンプが割れて春に修理が殺到するそうな。
でも今回のはメーカー側の責任だから組み立てにネジロックを使うようお願いするしかない。

ちなみに分解組み立て時間は全部で2時間もかかってないから簡単なもんだ。
よって簡単だから小遣い稼ぎにもならないけど、スキルアップだと思えれば良いし農機は楽しいから続けられそうだ。

ちなみに横型エンジンの方もおかげさまでバックオーダーをかなりいただいていて、
今月27日に行われる鈴鹿ツインサーキットのエンジョイ4ミニ以外は休みが無さそう。

ツーリング行きたいんだけどなぁ…

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高血圧は血が止まらない

2018年10月08日 20時48分40秒 | GPX125 エンジン偏


今日も休みだったが朝から溜まっていたメールを全て返信してエンジンでも組もうと思っていたが、
何と左手の小指をザックリと切ってしまい血が止まらんから今日はやめておいた。

もう少しで指先を切り落とすところだったからまだ残ってるだけマシだが、
傷が繋がらないと無理出来ないためしばらくは仕事もセーブしないといけないし、
その前に痛くて仕方ないから何もする気にならんよ。
ついでに秋の花粉症が始まったのか鼻炎が止まらないし散々な1日だった。

よって今日はさっさと酒飲んで寝ます。

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この音は流石に迷惑だ

2018年10月07日 22時55分01秒 | SRX600編


前にマフラー製作に出していたSRX600が返ってきた。

輪切り溶接で曲げられてあるから高級感はあるんだけど問題は音で、私が想像していたより大音量で下品。

珍走団がビッグシングルの盗難車のマフラー切っただけみたいな音で、
音量としてはバラチョンとたいして変わらないかもしれないレベルだから、
これはどうにかしないと整備不良で免許がアッと言う間に失効するはず。
もう車検がどうこうではなくこんなバイクでツーリングしてたら人間性を疑われると思うわ。

しかしmotoGPではこれが普通なんかね?
バイクの近くで会話なんて出来ないし、
自分の右斜め後方で爆竹がずっと爆ぜてる感じと言えば分かりやすいかもしれない…









今日は他にもジョルカブのエンジンの仕様変更をしていたんだけど、
クラッチカバーを開けたい場合エンジンを降ろさないといけないから、
結局はウチのエンジン手術台で組み直して何とかエンジンを作り納車出来た。

作業としてはエンジン降ろしてクランクケースを割らない程度のフルオーバーホールに吸気系を一新したんだが、
書くと簡単だが実働車からエンジン降ろしてオーバーホールしてまた乗れるようにしてお返しを7時間くらいで行ったんだから仕事量は凄い。

でもセッティングまでは満足に出来なかったから、
細かな調整は後で本人に行ってもらえば良いと思うし、
キャブセッティングだけでどうにかなりそうだから大丈夫でしょ。

今日は休日だったはずだが平日以上に働いたし、
一応明日も休みだから少しツーリングに行ってまたエンジン作るかな。



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アニマの販売は決定してます

2018年10月06日 20時45分58秒 | daytona anima


まず先になんだがまたメールの返信が遅くなっており申し訳ないです。
ブログで詫びてる暇あるならさっさと返信しろと言われそうだが、
溜まり過ぎると返信内容を考えるだけでも大変だからお許し下さいな。

そして本題なんだけど、もう発表していた気がしていたんだけどアニマの販売ははどうなりました?的なメールを沢山いただくからまだなんだろうけど、
レプリカではなく本物のデイトナアニマの国内販売が既に決定している。

販売されるのは前にも書いたアニマ190cc4バルブの5速で、
4速や150ccなど種類は沢山あるんだが全ては扱いきれないから、
それなら最高峰のエンジンに!となり5速のみの扱いとなる。

本当はモダンワークスさんから販売されると思って楽しみにしていたんだが、
デイトナの名前の入った部品を扱う事になるんだから敷居とハードルは高いようで、
メールでも聞いたが芳しくない返答だったため、モダンさんがダメならこの私が!的な考えで、
いつも超お世話になっているアローズさんに相談したら、
販売許可まで取って下さって夢が現実の物になった。

ただ!売れ筋のヨーロッパから注目が入ったようでそちらを優先されるらしいから、
日本での販売分は後回しにされるみたいだけど、
それでも来年のシーズンには間に合うから少しくらい遅れても楽しみが少し先になっただけの話。
ちなみにGPX125エンジンも同じ便で来るみたいだから、
次からは自費で剥離する事もなくなるからこちらも少しは楽になるかな。

そして販売されてからの話になるんだが、エンジンの生産はやっぱり中国で、
腰下に使われているベアリングもどうやら中国産らしい。
まぁ心配な所だとミッションに使われている6203が2つと6001の1つ、あとはクラッチの6000なんだが、
どれも出先で壊れたりベアリングが砕けたりすると再起不能となるため、
保険として初期オーバーホールも予定している。
金額なんだが高いエンジンだからと言ってもオーバーホール費用は上げれないからお値段据え置き。
見積もりはまたご相談下さいな。

ちなみにクランクシャフトのベアリングは1P60系と同じ特殊ベアリングとなるため国産では設定が無く、
修理には中国から部品を買う事になるみたいだけど、
こんな大きなベアリングは壊れないから心配は全くしていない。










それと先に言っておくけど腰下の部品は中国製でも4バルブヘッドやピストン、シリンダーなど腰上の部品はデイトナさんからの供給となるようで、
アニマレプリカから4バルブへは不可能。
私も同じ事考えたがそれができちゃなら誰もエンジン買わないもんねぇ。

たださっきも言ったように腰下の中身はアニマレプリカと同じなんだから、
部品はゾンシェンのW190の純正部品でリペアが可能そうで、
ただ1番心配なクラッチバスケットはW190の物が流用可能か買って真っ先に調べてみるが、
190ccの5速は最初から強化品だと考えている。
W190のクラッチバスケットに刻印は入っているのをわざわざドリルで潰してあるのを考えると、
もう心配するのは腰下のベアリングだけかもしれないかなぁ。









アニマレプリカで凄く人気があるのが結晶塗装の砂点仕上げでアニマも当然塗装は可能なんだけど、
粉体塗装や結晶塗装は高温で焼く必要があるため当たり前だがエンジンを丸ごと塗装は無理。
よって塗装する場合は全バラにして部品ごとに塗装するため、
新品でも中古でも塗装する場合は自動的にフルオーバーホールとなる。

結晶塗装と言ってもマストテクノさんが良心的な価格で行なってくれるからビックリする程高くなく、
車のドア1枚の板金塗装の方が高いと思うわ。









アニマのマニホールドの穴のピッチはモンキーとは違うため、
Gクラフトさんなどのモンキー用可変マニホールドがそのままでは装置出来ない。
付属のマニホールドは使えるんだけど角度は変更出来ないため、大きなキャブはそのまま使えないんだよね。

よってそんな時のためにアニマ用のマニホールドアダプターもHISPECさんが作ってくれているから、
前のアニマレプリカと同じようにこちらも継続で販売する事にする。





とりあえずこんな感じとなるんだけど、
販売に関しては私が販売する訳じゃないからアローズさんから購入する事になるし、
私から買われても余計な送料がかかって高くなってしまうんだけど、
初期オーバーホール済みエンジンが欲しいって方のために、
こちらでエンジンを用意しての受注生産もするつもりだから、
エンジンの載せ換えくらいしか自信が無いって方も安心だとは思う。

アニマに関してもそうなんだけどウチでは初期オーバーホール済みのGPXの扱いや、
横型エンジン全てのオーバーホールやチューニングなども普通に行って、
中華エンジン専門と思われているかもだがそんな事は全く無いから、
もし検索に無いような難しそうな質問や無料見積もりなどあれば、私のメールアドレス、

msworksjapan@yahoo.co.jp

ここまでメール下さいな。
冒頭にも言ったけど毎日かなりなメールいただいているからなかなか返信出来ないかもだけど頑張ります。

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見ない夢は叶わない

2018年10月05日 19時53分56秒 | GPX125 エンジン偏


しかし今週は本業が良い感じに分散していて暇ではないけど忙しくもないみたいな感じが続いたから、
午前中に続きのエンジンが何とか完成した。

販売元はモダンワークスさんの物だからクラッチカバーは付属の物を装着しておいたけど、
今はオイルフィルターの蓋が削り出しの物が販売されていて、
ただカバーをアッセンで購入しなきゃだけど見た目はもうデイトナさんのカバーみたいになるから、
気になる方はモダンワークスさんのネットショッピングへどうぞ。

話は変わるがモダンワークスさんで買い物した方は知ってるかもしれないんだがフリーな書き込み欄があり、
私が買い物するたびにリアルな要望を書いたら販売が始まったって事が多々あって、
ここがミニモトさんとは対応が全く違くGPX125のヘッドキットは私のリクエストだったりする。

もしかしたらGPX125エンジンのリターンミッションをアニマ150と同じギア比にして!とお願いしたら叶えてくれるかもしれないが、
多分同じ事は考えてるはずだがロットのハードルが高過ぎて越えられないのかも。

ただトップクロスにするだけなんだけどそれなら4速ギアを私が安く仕入れるように努力した方がリアルかもしれないが、
エンジンの生産段階で個人的な要望を叶えるなら私が中国語ペラペラにならないとダメだわ…
そして多分だがモダンワークスさんは中国語がペラペラだと思う。









今日は仕事の最中にクランクケースを熱したり、その間に組み立てを行なっていたりしたらGPXの腰下が2つ作れた。

だだ今日は私の電池切れで続きはまた週末を使う事になりそうだけど、
今週は連休だから少しくらいはツーリングに行きたい…

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クランクのベアリング交換も慣れたもんだ

2018年10月04日 19時10分32秒 | GPX125 エンジン偏







昨日は前から預かっていたシャリーの組み立てをしていて1日が終わってしまったんだが、
今日も本業の傍ら部品取りに行ったりベアリングを買いに行ったり、
カムイさんにエンジンを買いに行ったらキタコのウチピーさんが来ていたからお話をしていて1日が終わってしまった…

しかしこんな田舎までキタコの方が営業に来てくれるんだから有難い事で、
逆に私は毎年何十万も使ってるのにミニモトさんは同じ長野県なのにサッパリ来てくれない。
むしろ私みたいな者からの意見をフィードバックした方がお互いのためになるはずなんだが、
考え方が違うんだから仕方ないねぇ。

んで、エンジンの方はちゃんと進めていて、
現在製作中のはエンジンのベアリング全てを国産にしてもらいたいってご依頼だから、
ここだけは別料金になっちゃうんだけどクランクのベアリングを交換する。

ベアリングはエンジンに同梱されていた物を使うんだけど、
今回は開放型のC3ベアリングが入っていたからそれに交換するんだが、
前にも書いたようにC3やL1C3はしっかりと暖機運転する方向けだから普通の人は使わない方が良い。

私も暖機運転なんてあまりしないからクランクのベアリングなんて中華のままだし、
C3もベアリングを振るとガチャガチャと音がするから、
このガタを知ってると交換するには勇気が必要かなぁ。









カムシャフトのベアリングも国産に交換して欲しいって事だから、
このベアリングだけは私が用意したから明日打ち込んでやればエンジンは完成する予定。

そして今週もまた台風が来るみたいだから連休もエンジン作りで終わるんでないかなぁ…
今年はあまりバイク乗れてないわ。

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長年動かしてないエンジンの中

2018年10月01日 22時25分34秒 | GPX125 エンジン偏





昨日もバリバリとエンジンを作っていたんだが夜に酒飲みながらブログ書いていたら寝てしまったため昨日の事だが今日載せておく。
酒飲みながら寝るなんて気が付かないだけで疲れてるかもしらんね。


昨日は朝からこの間分解したGPXを剥離に出しに行き、
少し暇が出来るかなぁ、と思っていたら初期オーバーホールのみの依頼が入ったから順番は変わるけと先に行う事にした。

写真のがそのエンジンで、GPXの販売が始まった時の初期ロットで、
エンジンにシルバー塗装があってボトムニュートラルなんだけど4速のギア比が0.916のタイプのエンジン。
この頃のギア比は今のリターンミッションと同じなんだけど、
塗装が無くなってからのボトムニュートラルは4速ギア比が1.043となったため3速のギア比も合わされてアニマ150ccと同じになったんだよねぇ。

ただ、ボトムニュートラルは慣れないと扱い難いからウチで販売していたリターンミッションが飛ぶように売れて、
モダンさんもリターンのみの扱いになっちゃったんだけど、
1P60系なんてみんなボトムニュートラルだから慣れれば平気。
それにボトムニュートラルミッションはギア抜けや飛びが無いから私は好きだ。









先にオイルを抜いてみたら赤いオイルが出てきて不思議に思ったが、
何年も経ったからなのかスリーブが錆びていた。
このまま動かしていたら大変な事になっていたかもだ。









ケースを開けたら錆びが堆積していて中が赤くなっていた。
まぁ中は清掃するから構わないんだけど、エンジンの中ってそう簡単には錆びないから不思議なもんだ。


このエンジンは塗装の剥離は必要ないし交換部品もほとんどが同梱されていたため、
他のエンジンが剥離に行っているため時間に暇があればすぐ完成しそうな感じがする。


そして今日なんだが剥離から部品は返って来ないし注文したベアリングもまだ届かないためクランクの芯出しとヘッドの加工だけして終わり。
ただ明日は部品が揃うし本業も暇だからまた作業部屋に閉じこもるかねぇ。

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