中日新聞の「くらしの作文」に、66歳の女性が「出発進行」というタイトルで投稿されていました。
「行ってきます」。いつも通り娘が出勤して行く。
声は弾んでいるが、緊張からか顔が引きつっている。
1ヶ月の研修所での研修が終わり、いよいよ今日から指導者の方と現場実習。
乗務しての研修が始まるのです。
あなたの夢は、地下鉄の運転士だよね。
やっと車掌の卵までこられたね。
長かった道のり。
思い起こせばあれから17年、よく諦めずに頑張ってきたと思う。
初めてあなたの夢を知ったのは、短大2年で採用試験を受けるときだったね。
でも不合格で、OL生活へ。
諦めたとばかり思っていたよ。
三十路近くになって駅務員に転職すると聞いたときは、
それこそ青天のへきれき。
挑戦し続けていたんだね。
それから7年半、毎日いろんなことがあったね。
失敗談、お客様からのお叱り、感動話など。
聞いては一緒に喜んだり、泣いたりしたね。
私の人生は「諦め」ばっかりだったから、
何事も全力投球で諦めないあなたの精神力に脱帽し、
必死に応援していたよ。今も、これからも。
運転士になれるまで、あと何年かかるか分からないけど、
さあ、夢に向かって出発進行。
家の外に出て、道路のずっと向こうを歩く娘の
後ろ姿を、そっと見送った。
以上です。
夢を諦めないお嬢さん、それを応援するお母様。
微笑ましい!
地下鉄の運転士という夢をぜひ実現して欲しいです。
「行ってきます」。いつも通り娘が出勤して行く。
声は弾んでいるが、緊張からか顔が引きつっている。
1ヶ月の研修所での研修が終わり、いよいよ今日から指導者の方と現場実習。
乗務しての研修が始まるのです。
あなたの夢は、地下鉄の運転士だよね。
やっと車掌の卵までこられたね。
長かった道のり。
思い起こせばあれから17年、よく諦めずに頑張ってきたと思う。
初めてあなたの夢を知ったのは、短大2年で採用試験を受けるときだったね。
でも不合格で、OL生活へ。
諦めたとばかり思っていたよ。
三十路近くになって駅務員に転職すると聞いたときは、
それこそ青天のへきれき。
挑戦し続けていたんだね。
それから7年半、毎日いろんなことがあったね。
失敗談、お客様からのお叱り、感動話など。
聞いては一緒に喜んだり、泣いたりしたね。
私の人生は「諦め」ばっかりだったから、
何事も全力投球で諦めないあなたの精神力に脱帽し、
必死に応援していたよ。今も、これからも。
運転士になれるまで、あと何年かかるか分からないけど、
さあ、夢に向かって出発進行。
家の外に出て、道路のずっと向こうを歩く娘の
後ろ姿を、そっと見送った。
以上です。
夢を諦めないお嬢さん、それを応援するお母様。
微笑ましい!
地下鉄の運転士という夢をぜひ実現して欲しいです。