団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

地下鉄の運転士という夢をぜひ実現して欲しいです。

2018-06-18 05:01:07 | 日記
中日新聞の「くらしの作文」に、66歳の女性が「出発進行」というタイトルで投稿されていました。



 「行ってきます」。いつも通り娘が出勤して行く。
声は弾んでいるが、緊張からか顔が引きつっている。
1ヶ月の研修所での研修が終わり、いよいよ今日から指導者の方と現場実習。
乗務しての研修が始まるのです。

 あなたの夢は、地下鉄の運転士だよね。
やっと車掌の卵までこられたね。
長かった道のり。
思い起こせばあれから17年、よく諦めずに頑張ってきたと思う。

 初めてあなたの夢を知ったのは、短大2年で採用試験を受けるときだったね。
でも不合格で、OL生活へ。
諦めたとばかり思っていたよ。

 三十路近くになって駅務員に転職すると聞いたときは、
それこそ青天のへきれき。
挑戦し続けていたんだね。

 それから7年半、毎日いろんなことがあったね。
失敗談、お客様からのお叱り、感動話など。
聞いては一緒に喜んだり、泣いたりしたね。

 私の人生は「諦め」ばっかりだったから、
何事も全力投球で諦めないあなたの精神力に脱帽し、
必死に応援していたよ。今も、これからも。

 運転士になれるまで、あと何年かかるか分からないけど、
さあ、夢に向かって出発進行。

 家の外に出て、道路のずっと向こうを歩く娘の
後ろ姿を、そっと見送った。


 以上です。


 夢を諦めないお嬢さん、それを応援するお母様。
微笑ましい!
地下鉄の運転士という夢をぜひ実現して欲しいです。






コメント (6)
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