中日新聞の「妻と夫の定年塾」という西田小夜子さんのコラムが載っていました。
今回のテーマは「超早食い」というものでした。
夏は焼肉が一番だ。
「今夜は鉄板焼きにしてくれ」と、
健造さんはソファに寝そべったまま妻に言う。
昼食の片付けを終えた妻が呟いた。
「毎日、三度の食事のことしか頭にないのねー」
健造さんは聞こえないフリをした。
やることがないし、他人が苦手なのでほとんど出かけず、テレビを見るのが日課だ。
耳が遠くなったのか、外まで響く大きな声を妻に注意される。
66歳で体は丈夫、年に一度の特定健診に引っかかったことがない。
腹いっぱい食べてもメタボの心配がないのは、父親に似たのだろうと感謝していた。
昼寝して起きると、夕飯だった。
妻が準備した大量の肉とエビ、ナスやアスパラガスを鉄板の上にぎっしり並べる。
ご飯やみそ汁を作っている妻を待たずに、焼けるそばから口に入れる。
テーブルに座った妻は、鉄板の半分以上を食べ尽くしてしまった夫にため息をついた。
いつもそうだ。
冬のすき焼きのときだって、健造さんは猛スピードの超早食いで平らげてしまう。
やっとゆっくり食べ始めた妻を見ると、健造さんはわざとらしく椅子の背に持たれて、あきれ返るのだ。
「よく食うなあ。おれは少食だからすぐ腹いっぱいになって損だ。
お前はいつまで食ってるんだ、意地汚いヤツだな」
うんざり顔で妻を見る。
自分が500グラムも肉を丸のみした意地汚さなど、
全然頭になかった。
以上です。
私も早食いでよくかみさんから小言をいただきます。(苦笑)
自分ではそんなに早食いとは思っていませんが、食べることに一生懸命で
喋ったりしないで、黙々と食べるから早く食事が済んでしまうようです。
お酒でも飲めば、もう少しゆっくり食べるでしょうが。
かみさんから「食事を作るのに1時間、食べるのに3分」と嫌味を言われ続けています。
もう少しゆっくり食べるようにしなければね。(苦笑)
秋止符 〜Live Sound〜 堀内 孝雄 & 谷村 新司
今回のテーマは「超早食い」というものでした。
夏は焼肉が一番だ。
「今夜は鉄板焼きにしてくれ」と、
健造さんはソファに寝そべったまま妻に言う。
昼食の片付けを終えた妻が呟いた。
「毎日、三度の食事のことしか頭にないのねー」
健造さんは聞こえないフリをした。
やることがないし、他人が苦手なのでほとんど出かけず、テレビを見るのが日課だ。
耳が遠くなったのか、外まで響く大きな声を妻に注意される。
66歳で体は丈夫、年に一度の特定健診に引っかかったことがない。
腹いっぱい食べてもメタボの心配がないのは、父親に似たのだろうと感謝していた。
昼寝して起きると、夕飯だった。
妻が準備した大量の肉とエビ、ナスやアスパラガスを鉄板の上にぎっしり並べる。
ご飯やみそ汁を作っている妻を待たずに、焼けるそばから口に入れる。
テーブルに座った妻は、鉄板の半分以上を食べ尽くしてしまった夫にため息をついた。
いつもそうだ。
冬のすき焼きのときだって、健造さんは猛スピードの超早食いで平らげてしまう。
やっとゆっくり食べ始めた妻を見ると、健造さんはわざとらしく椅子の背に持たれて、あきれ返るのだ。
「よく食うなあ。おれは少食だからすぐ腹いっぱいになって損だ。
お前はいつまで食ってるんだ、意地汚いヤツだな」
うんざり顔で妻を見る。
自分が500グラムも肉を丸のみした意地汚さなど、
全然頭になかった。
以上です。
私も早食いでよくかみさんから小言をいただきます。(苦笑)
自分ではそんなに早食いとは思っていませんが、食べることに一生懸命で
喋ったりしないで、黙々と食べるから早く食事が済んでしまうようです。
お酒でも飲めば、もう少しゆっくり食べるでしょうが。
かみさんから「食事を作るのに1時間、食べるのに3分」と嫌味を言われ続けています。
もう少しゆっくり食べるようにしなければね。(苦笑)
秋止符 〜Live Sound〜 堀内 孝雄 & 谷村 新司