団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私もいつの間にか93歳。

2018-06-25 04:27:43 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「いつの間にか」というタイトルで93歳の女性が投稿されていました。



 いつの間にか6月、緑濃くなり、百花咲き競う頃となりました。

 私もいつの間にか93歳。
わが身ながら思うように機能せず、目、耳、足などままなりません。
認知症も進行中なのか、物忘れの激しさにわれながらあきれます。

 わが家は伊勢神宮外宮の裏手にある、少々高い山間にあります。
神宮林の大樹を吹き抜ける風の気持ちのよいところです。

 90歳くらいまでは、自転車でさっそうと坂道を下り、上りは山の景色を眺めながら、
ゆっくりと楽しんでいました。
主人の墓参り、買い物、遊びにと自由に行動できました。
 でも今は、近所に回覧板を届けるのも、杖が頼りで、悔しい思いをする日々です。

 佐藤愛子さんの「ああ面白かったと言って死にたい」の愛読者です。
「生きるのもたいへん、死ぬのもタイヘン」。
私も同感。
身辺整理をしなければと思いつつも、なかなかできません。

 自分のことは自分でと、同居の息子夫婦に世話をかけないようにと、
自分自身にも意地を張って頑張っていますが、結局は思うのみです。

 93歳とは哀れなりと開き直って、
何事もその時はその時、
何とかなるさと、今日も一日が過ぎました。


 以上です。


 投稿者の方は、93歳にもかかわらず、お元気な女性ですね。
「くらしの作文」に投稿される気力を見習いたいです。(笑) 

>「93歳とは哀れなりと開き直って、何事もその時はその時、何とかなるさ」。

この開き直りの精神が大事なようですね。(笑)






案山子 さだまさし
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私作る人、ボク食べる人

2018-06-24 04:31:47 | 日記
中日新聞の「ホーム春秋」というコーナーに「ボク食べる人43年」というコラムが載っていました。


 ▼妻は家事をする人、夫はお金を稼ぐだけの人。
こうした主婦の役割分担の固定は長く続いている。
妻が就職して、お金を稼ぐ人になっても、夫は知らんふりをして、
家事の分担を絶対にしないこともある。

 定年後の夫が食事づくりは愚か、お茶一杯を入れることができない。
毎日テレビを見てるだけである。

 ▼43年前「私作る人、ボク食べる人」というコマーシャルがあった。
当時参議院議員の市川房枝さんらが「男女の役割分担を固定化するもの」と抗議したから、
コマーシャルは中止された。
当時の世間の空気は、そんなこと言うな、今のままでいいではないかと言うものだったという。

 ▼料理は誰が作っても良い。おいしい料理をつくれるのが女性なら、女性が受け持つのも良い。
深刻なのは、高齢で妻ががんのような治療が長引く病気になり、家事ができなくなったときだ。
夫は調理の経験なし、自分の靴下や妻の下着がどこにあるかわからない・・・となると
妻の介護どころではなくなる。

 ▼妻が家計の助けに、と働き始めるときも、家事の分担が問題になる。
本来は夫が買い物、調理までをこなして、妻の帰宅を待って2人で食事というのがよいだろう。
そこまでできる夫婦は果たして何割あるだろうか。
妻の働きで家庭の資産が形成されて行く。
夫の役割は平等でありたい。

 ▼家事をしない夫の悪い例は次のようなケースである。
妻が病気になって家事ができなくなる。
妻は夫に冷蔵庫にある材料を知らせて、食事づくりを頼む。
夫は指示の通りになんとか食事を作る。
そして妻に言う。
「おれの食事は作って食べたから、君は自由に好きなものを作って食べなさい」・・・・妻ガックリ。

 ▼こんなに思いやりがない夫は珍しい。
妻の食事に思いが及ばない夫はいるのだろうか。
夫の悪口言い放題・・・・という記事に、実例として存在すると記載されているそうだ。
日本の父親は43年たっても「ボク食べる人」を演じているのだろうか。
そのボクは少数で、減っていく流れにある。
父親にご褒美をあげたくなるようになりたい。


 以上です。


 「ボク食べる人」を演じている私としては耳が痛い話です。
急にかみさんの具合が悪くなって、「何か作って!」と、
言われても困ってしまいます。
やはり緊急の場合の料理を3〜4種類ぐらい教えていただかないと。
それも手取り足取りで。(笑)

 私はインスタント物で十分ですし、ご飯は炊けます。
2〜3日なら我慢できます。
 かみさんは市販のものは嫌だというし、インスタント物や冷凍食品は嫌だという。
そんなことを言われても、作る技量がないので困ってしまいます。




Watashi tsukuru hito 1975
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井戸水で冷やした大きなスイカを食べるのが楽しみでした。

2018-06-23 05:06:50 | 日記
中日新聞の「くらしの作文」に「スイカ」というタイトルで68歳の女性が投稿されていました。


 スイカはまさに、「ザ・日本の夏」といった食べ物だと思う。
味よし、見た目よし、だ。

 子どもの頃、夏休みに祖母の家に行くと、井戸で冷やした大きなスイカを切ってもらうのがうれしかった。

 スイカはまず、玉の上下を薄く切り取る。
それは小皿となって、そこには塩を盛る。
そしてザクザクと赤い色が顔を出すと、もう本当にワクワクした。

 昔の広い台所。
床に皆で輪になって、次々かぶりついた。
体は涼しくなり、おなかはいっぱい。

 外はセミが鳴き、真夏の太陽がギラギラと照っている。
黒く光った床板は、座るとひんやり心地よかった。

 スイカの時、毎度叔母は、嫌がる私たち子どもの服を脱がせようとする。
赤い汁が付いて汚れると、オカアチャンが困る、というのだ。

 ユリコネエチャンと呼んでいたその叔母はまだ年若く、
「美容」と言って、食べた後に皮で顔をなでたりした。

 遠い遠い昔の思い出。

 スイカを丸ごと買わなくなって、何年たつのだろう。

 スーパーでは今日もまた、カップ入りのカットスイカに手を伸ばした。

 「本当はこんなのでない方が・・・・」と、心の中でつぶやきつつ。


 以上です。


 この投稿文を拝読して、昔 スイカを食べていた夏の情景を思い出しました。

>子どもの頃、夏休みに祖母の家に行くと、井戸で冷やした大きなスイカを切ってもらうのがうれしかった。

 私は母方の祖母の家に行って、井戸水で冷やした大きなスイカを食べるのが楽しみでした。
塩をいっぱいふりかけて食べました。
身体には良くなかったでしょうね。(苦笑)


>スイカの時、毎度叔母は、嫌がる私たち子どもの服を脱がせようとする。
赤い汁が付いて汚れると、オカアチャンが困る、というのだ。

 服を脱がせはされなかったですが、タオルを前掛け代わりに結んで食べました。
赤い汁が服につき、汚れないようにするために。


 今は二人きりなのでこの投稿者の女性と同じで、丸ごとスイカを買うなんてことはないです。
カットスイカは新鮮でないので、味が少し落ちますね。(苦笑)






It's Impossible - PERRY COMO - With lyrics
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

視力検査の結果

2018-06-22 01:26:57 | 日記
 昨日の午前中 眼科へ行ってきました。
2週間に一度の定期検診です。

 先生に診てもらう前にスタッフの女性が眼圧などの検査をされました。
手術後3ヶ月経過したので視力検査もしますということでした。

 結果 右目が 0、9 左目が1、0でした。
中学生の後半にはメガネを使っていましたので、中学1年生の頃の視力ですかね。

 私がメガネを持っていましたので、スタッフさんが「このメガネ、度がはいっていますか?」と訊かれました。
「度は、はいっていません、眩しいので色をつけています」と言いましたら、
「度が、はいっていたら見えませんよね」と笑って言われました。

 家に帰って、かみさんに視力検査の結果を言いましたら、
「白内障の手術で、メガネが必要なくなるなんて羨ましい」と、言いました。
かみさんは、メガネなしでは過ごせませんので羨ましいようです。(笑)






アンド・アイ・ラヴ・ユー・ソー / ペリー・コモ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読んでいる間は孤独感とは無縁になれる。

2018-06-21 05:28:28 | 日記
中日新聞読者投稿欄に「読書の日々 孤独と無縁」というタイトルで79歳の男性が投稿されていました。



 作家五木寛之さんの著書「孤独のすすめー人生後半の行き方」を読んだ。
その著書によれば、さまざまな理由で一人暮らしを強いられている人は孤独で、
それを慰める方法はたくさんあるが、中でも手っ取り早いのは本を読むことだ、と。
わが意を得たりと私は大いに賛同した。

 私は3年前に妻を亡くしてから一人暮らしだ。
息子や娘、孫は遠くに住んでいてなかなか会う機会も少なく、
日々孤独な生活を送っている。
毎月2回の音楽仲間との交流をはじめ、
一泊二日のバスツァーにも参加しているが、手持ちぶたさになると
孤独感がひしひしと湧き上がってくる。

 そんな時はひたすら本を読むようにしている。
読み始めると自分の心はすっかり本の中へ入り込んでいって。
夢中になりすぎて時間を忘れてしまうこともあるが、
読んでいる間は孤独感とは無縁になれる。
読書は今の私の生活に欠かせない存在だ。


 以上です。


 最近 本に夢中になりすぎて寝る時間を忘れてしまうなんてないです。
昔は松本清張さんの推理小説を読んでいて、寝る時間を忘れてしまうこともあったのですが。(笑)

 確かに本を読んでいる間は孤独感と無縁になれますね。
たまには推理小説でも読んで見ようかな。(笑)



このまま君だけを奪い去りたい 織田哲郎
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする