団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

タイは頭から腐る

2021-08-21 01:38:08 | 日記
 中日新聞の「中日春秋」に下記のことが書かれていました。


 「タイは頭から腐る」のだという。

 昨今の国会で、野党議員が桜を見る会などの問題を追求した際にも出てきた言葉だ。

 当時の安倍首相はいら立ち、やじを飛ばして、おわびすることになったのは、記憶に新しい。

 言葉の当否とは別に、素朴な疑問がわいたのを覚えている。

 常識に照らせば、タイといえども、腐るのは頭部からでなく、腹あたりからではないかと。

 本当はどこからだろう。

 「政治とカネ」をめぐる近ごろの腐臭は、だいたい頭のすぐそばからのようである。

 また自民党から漂ってきた。

 菅原一秀前経済産業相が、党に離党届を出し、衆院に議員辞職願を提出した。

 選挙区内で違法な寄付をした公選法違反の罪で略式起訴される見通しとなったという。

 参議院の巨額買収事件の河井克行元法相夫妻や鶏卵汚職事件の吉川貴盛元農相らを巡り、政治とカネ絡みの問題が続いている。

 菅原氏を含め、菅首相の側近といわれる政治家や安倍前首相が任命した閣僚が並ぶ。

 長い「一強」の時代に生まれた緩みが招いたのかもしれない。

 こういう人々を集めたのか、寄ってくる何かがあったのか、腐臭のもとは拡大していないか。

 政権の頭にも厳しい視線が向けられて当然であろう。

 政治とカネについて、「ずいぶんきれいになってきている」と、二階俊博党幹事長が発言したそうである。

 党幹部の「臭覚」は、大丈夫だろうか。

 以上です。


 私は公明党も問題ありと思っています。

 公明党が自民党に協力しなければ、選挙で今のように圧倒的に自民党の議員が当選しません。

 公明党は平和の党、国民の党と謳いながら、怪しげな自民党幹部の動きを諫めることをしようともしないです。

 ガッカリです。






大橋純子 - 愛は時を越えて[OFFICIAL MUSIC VIDEO]
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スノーデンが書いた「暴露」を読みますと、アメリカは日本の重要な情報を全て把握しているようです。

2021-08-20 04:16:03 | 日記
 中日新聞の「時のおもり」という欄で「プロファイリング時代の個人情報」というタイトルで、総合研究大学院名誉教授の池内 了さんが投稿されていました。

 AI(人工知能)技術の発達によって個人情報が極めて危ない状況にある。

 その中心的な技法がプロファイリングで、その内容は「特定の個人の嗜好や関心や行動などの情報を集約(名寄せ)すること」であり、目的は「その人物の個人データを分析して将来予測をすること」にある。

 むろん、その予測から人物評価を行い、その人に対する働きかけや誘導を行うことに使われる。

 コンピューターの能力が飛躍的に拡大したため、さまざまな場で集められたビッグデータを集約処理し、AIが自動的に分析・予測して、いとも簡単にビジネスに応用する時代が訪れているのである。

 例えば、インターネット上の閲覧履歴や購入履歴から個人の趣味や好みを推測し、どんな働きかけをすれば気が惹けるかを探るのもプロファイリングの一つである。

 実際、通販大手アマゾンは書籍や文具などの購入履歴から特定の商品を推薦する宣伝を行っている。

 その商品選択はAIが自動的に行っており、あたかもAIが私という人物像を把握しているかのようである。

 このようなプロファイリング技術がいっそう生活の隅々まで入り込むのは確実だと思われるが、重々心しておかねばならないことを述べておきたい。


 一つは、「要配慮個人情報」と呼ばれる、それが不用意に他人に知られると本人に深刻な不利益が生じかねない個人情報の保護の問題である。

 具体的には人種・思想・信条・病歴・犯罪歴・職歴・社会的身分・身体的な機能や能力障害(ハンディキャップ)・性的指向などで、これまでは都道府県や市区町村が条例を制定しており、多くの自治体で本人の許可なしではこれらの情報取得が禁止されてきた。

 しかし、五月に成立したデジタル改革関連法では「不要な取得はしない」とはあるが、収集禁止の原則が外されてしまった。

 これは十分注意しなければならない。

 今や、あらゆる買い物にポイントが付き、私たちはホイホイ利用しているが、これらの購買記録はビッグデータとして集められている。

 ポイントカードを作るときに名前や住所を登録しているから、購買記録は簡単に名寄せできる。

 すると、薬の購入記録を集めれば、要配慮個人情報である病歴を明らかにすることができるようになる。

 現在は、これらのビッグデータは個人識別できないように加工されているという。

 本人の同意なしに第三者に提供する(売買する)ことができるためである。

 しかし、これにAIによるプロファイリング処理を加えると、匿名情報から個人を識別することが可能になるだろう。

 ビッグデータだから個人がわからない、と気楽に言えなくなるなるのである。


 さらに、日本政府はデジタル庁を九月に設置して、マイナンバーカードの大幅な普及を図ろうとしているが、これは役場・銀行・病院・学校などで管理している膨大な情報をマイナンバーカードの下に一元化(名寄せ)することが真の狙いである。

 当面は、預貯金・健康保険証・給付金受け取り・国家試験資格(運転免許など)などについてマイナンバーの使用を強制することが予想される。

 これにビッグデータからのプロファイリングを結合したら、個人の日常情報が国家によって完璧に把握された監視社会になるだろう。

 オーウェルの小説「1984年」は単なる作家の空想ではなく、すぐそこまで来ているのである。

 マイナンバーを断固拒否し、安易にポイントカードには手を出さないように、としか言いようがないのだが。

 以上です。


 私もアマゾンでの購入が多いので、嗜好をアマゾン側に掴まれてしまっています。😅

 今のところマイナンバーカードは、個人情報が国家にダダ漏れになるので、作ってはいません。

 でも、この抵抗も国家の圧力に対してどこまで抵抗できるかどうか分かりません。

 国家も何とか作らせようとしていますから。 

 スノーデンが書いた「暴露」を読みますと、アメリカは日本の重要な情報を全て把握しているようです。

 恐ろしい!




ファッションデザイナーの中島弘子さんが95歳老衰で亡くなりました。
「夢であいましょう」 の上品な司会ぶりを思い出しました。
50年前のバラエティ「夢であいましょう」
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 羨ましい人生ですね。😊

2021-08-19 02:38:35 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に、95歳の女性が「亡夫へ まだ行かないよ」というタイトルで投稿されていました。

 近くのスーパーに行ったときのことだ。

 野菜売り場でばら売りのキュウリを買おうと手にした透明の口が開かなかった。

 苦戦していたら横にいた奥さんが、開いた袋を「どうぞ」と手渡してくれた。

 レジで支払いを済ませたら店員が「台まで持って行きますね」と私のかごを運んでくれた。

 後ろに待っている人がいるのにもかかわらずだ。

 感染が拡大する新型コロナウィルスの影響で近所の人ともなかなか会えない昨今なのに、家の近くを歩いていたら女性が「久しぶり、元気だった?うれしい」とハグしてくれた。

 この世は楽しい。

 さんずの川の向こうで三十余年私を待つ亡き夫には「まだ行かないよ」。

 以上です。


 95歳になられても、投稿者さんは元気いっぱいに暮らされていますね。

 いろんな方に親切にされ、この世を楽しんでいらっしゃいます。

 羨ましい人生ですね。😊







 再会 金子由香利


 金子由香利さんの大人の「再会」を聴くと、若い方の再会は、竹内まりやさんの「駅」でしょうね。 ver.5 .0】
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の昼寝は幼児と老人の特権だ。

2021-08-18 01:07:33 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「昼寝と平和」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。


 何十年も昔、幼児だったおじさんが昼寝から目覚めると、辺りは森閑と静まり、セミだけが鳴いている。

 子どもなりに妙な寂しさが胸を襲い、甘え泣きしながら母を求めたものだ。

 夏の昼寝は幼児と老人の特権だ。

 現役世代はなかなか昼寝はできない。

 青年時代、胃病で虚弱だったおじさんは、子どもと老人がうらやましくてならなかった。

 酷暑の中で若きおじさんは、スペインのシエスタ(昼寝時間)のような生活習慣があればいいのにと切実に思った。

 そして老人となった今、盛夏は遠慮なく昼寝をする。

 ただし、目覚めて寂しさに胸苦しくなっても甘え泣きはできない。

 何だかなあ、と独り言を言いながらもそもそと起き上がるだけ。

 それでも、のんきに昼寝ができるのは大変な幸せといえるのではないか。

 いまだに収束しない疫病に不安な日々を過ごす多くの人々は昼寝どころではなかろう。

 また、世界のあちこちで起こっている戦争で命の脅威にさらされている人々は、昼寝はおろか睡眠すらできないでいるのだ。

 平和であれば世界中の人たちが昼寝できる。

 さらに少子化も解決するかもしれない。

 文字通り、昼寝で見る白昼夢か。

 以上です。


>夏の昼寝は幼児と老人の特権だ。

 老人ですが、昼寝はあまりしませんが、3〜4時ぐらいに韓ドラを見すぎて疲れ、仮眠します。

 30分ぐらいで疲れも取れます。

 これも老人だから出来ることですね。

 昼間から韓ドラを見てる事自体、働いていれば出来ないか。😅




小雨降る径 金子由香利 UPC‐0251
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 このお母さんのように、ボケもせず、延命治療もせず、最後まで元気に生ききる。

2021-08-17 00:50:06 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「こころは元気です」というタイトルで、70歳の女性が投稿されていました。


 母は92歳。余命2週間。老衰。

 プリンやヨーグルトしか喉を通らない。

 水とビタミンの点滴で命をつないでいる。

 介護付き老人ホームのスタッフの笑顔に支えられて。

 延命治療は望みません。

 回診のドクターが聞く。

 「とみえさん、元気かな」

 「はい、先生、こころは元気です」。

 母は元気な声で答えました。

 とみえさん、かっこ良すぎるよ。

 苦しいはずなのに、本音で一生懸命生きてきた母は、時に会話が冴える。

 母は部屋のベッドより食堂のリビングで過ごすのが好き。

 みんなの声がうれしいから。

 「とみえさん、元気になって」。

 励ましてくれるから。

 窓越しの田んぼの緑が美しい。

 農作業した頃が懐かしい。

 お風呂に入れてもらうと、「やーあまだのなーあかの一本足の案山子ー」と十八番を歌う。

 童謡大好き。いい声。

 「戦争はこりごりや」。

 母は平和を愛していた。

 「百歳まで生きると銀杯がもらえるよ」と無駄口を叩く私を一喝。

 「戦争したいような首相の銀杯なんて、わしはいらん」

 最後の一日、一秒まで生ききった母。

 駆け付けた私は、まだ温かい母に満身の力で叫んだ。

 耳がいいから聞こえたでしょ。お母さん。

 永眠。

 ふつつかな娘の愛と悔いを極楽浄土で笑っているでしょうか。

 以上です。


 このお母さんのように、ボケもせず、延命治療もせず、最後まで元気に生ききる。

 このように死ねたら、最高です。





Scott McKenzie - San Francisco [HD]
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする