中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「倍賞千恵子賛」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。
倍賞千恵子という女優を日本中知らない人はなかろう。
かの映画・寅さんシリーズの妹さくら役で有名だが、その他、名作映画に山ほど主演している。
女優としても高名なのはもちろんだが、歌手としても若い時から大活躍している。
今年の梅雨時に行われた彼女の「バースデイコンサート」に行ってみた。
お客のほとんどがおじさんと同じような高齢者だった。
考えてみれば、主役の倍賞千恵子さんにして83歳という年齢なのだからファンも当然それなりなのだ。
しかし、その歌声の素晴らしさに、おじさんは心底びっくりした。
少しの衰えも感じさせないばかりか、その澄明で美しい歌声に震えるほどの感動を覚えたのだった。
伴奏は彼女の連れ合いのピアニスト・小六禮次郎氏のピアノだけで、余計な音は一切ない。
歌の合間に交わされるトークも、自然体で温かい。
とにかく抒情歌をはじめ昭和の流行歌などのすべての歌が、ジワーッと胸の奥に染み込んでくる。
舞台での歩行の際に足の衰えが少し感じられたが、彼女の歌声は昔のままの美しさだった。
帰途、おじさんはカラオケルームで、いま聴いた歌を一人”熱唱”した。
以上です。
映画にデビューしたての頃、吉永小百合さんと人気を二分されていたと思います。
「下町の太陽」という歌と映画で、庶民的というイメージが付いたように思います。
歌は澄明で美しい歌声でしたね、吉永小百合さんは「いつでも夢を」という大ヒット曲をお持ちですが、コンサートはやられなかったです。
昔はサユリストだったので、コンサートがあれば観に行ったでしょうね。笑い
倍賞さんが83歳という高齢なのに、いまだに「コンサート」をされているとは知りませんでした。
いまだに澄明で美しい歌声なんて、日頃鍛練されているんでしょうね。
出来るだけ長くコンサートなどで歌って欲しいです。
倍賞さんの大ヒット曲です。彼女の歌でこの歌が一番好きです。
倍賞千恵子 ♪さよならはダンスの後に