風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/ロイヤル・ナイト

2016年11月01日 | 映画



「ローマの休日」の、柳の下の二匹目のドジョウをもくろんだのでしょうが、ドジョウはやはりいませんでした。
何ともつまらない駄作でした。
「ローマ」は、ヘップバーンの愛くるしさとグレゴリー・ペックの二人の強烈さだけでなく、
おとぎ話的ストーリーの卓越さを持っていましたが、
この映画には、ストーリー、エピソードに何の工夫もドッキリ感や新鮮さ、おかしさも全くないのでした。
護衛に付いた軍人の間抜けぶりにはただあきれるばかりで全く興ざめでした。
その護衛を巻いた二人が行った場所が"娼館"とは、もう何をかいわんやでした…。
英語で、それをWorking shop と言っていました。ワーキングガール、BG等の使い方は要注意ですね。
王室と聞くと「直立不動」してしまう人々の姿・シーンにはもう辟易、ヒトラーを連想しました。
現存しているエリザベス女王ですから、軽々に扱えないのかも知れませんが…。
実話を基にしているとのことです。第二次世界大戦・ヨーロッパ戦争の終戦の日に、王女が街にでたのが事実なら、
それは驚きの素晴らしさではあります。
しかし、私は、日本の天皇制を筆頭にすべての王族・貴族等の階級的身分的差別は嫌いです。 【10月31日】



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。