風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

第63回ピースボート・地球一周の船旅21・ラグアイア・カナイマ国立公園/ベネズエラ編

2009年02月03日 | 63回ピースボート
ピースボート・地球一周の船旅21
ラグアイア・カナイマ国立公園/ベネズエラ編
[11/25]



予定通り、午前8時、ベネズエラのラグイア港に着岸した。


バスでカラカス空港に向かうが、10:50出発予定が11:30に延期になった。
カナイマ国立公園の拠点・シウダーボリーバル空港に着いたのは12時半頃であった。
1時過ぎ、乗客9人乗りのかなり大きいらしいセスナに分乗し、カナイマに向かう。

眼下はほとんど雲で、時々湿地帯が見える。

次第にテーブルマウンテンが見えるようになってから、雲が薄れてきた。


しばらくすると、セスナのガラス越しとかなりの距離があるのだろう
クリアでは無いがエンジョエルフォールが見えてきた。

雨期の末期と言うことだったが水量はそれほど大量では無かった。
私の目には滝壺があるのかないのかははっきりしなかったが、
一条の白線が1キロ下まで走り、そのままカーブを描いていた。
反対からも滝が見えるようにパイロットは機体をUターンさせた。




それからしばらくしてカナイマ国立公園飛行場に着いた。
ここから先は普通のツアーとは光景がかなり異なる。
トラックの荷台の上に座席を作り幌の屋根の付いたバスで、がたがた道を走り、
この一帯の水はタンニンが解けて茶褐色をしていて、それも恐怖を増している。


道路がとぎれ、そこからはボートでホテルに向かう。


15:30過ぎの遅い昼食をホテルで取り、次の観光に向かう。
しばらくボートの乗り、その後ブッシュの中を小一時間歩く。
そこから先は所々ロープが張られた急な崖道。
あたりは夕方と密林で薄暗く滝のしぶきで視界も悪くなってくる。
いよいよサポ滝である。
これから25m滝の裏側を歩くのである。

荷物を岩陰において出発である。
私は水泳パンツとサンダルであった。歯は寒さでガタガタであった。
ライフジャケットは着ていない。
足を滑らせると滝に転落だが、滝壺はそれほど深くはなさそうで、
万一転落しても大事故にはなりそうではなかった。
レインコートを着ていた人も下からの水しぶきでずぶ濡れであった。
しばらく写真を撮って引き上げた。
帰りはもう夜であった。
するとあちこちで蛍が点灯した。
日本ではこんなばかげたことは私はしない。
見知らぬ異国の地だからこそかもしれないが、風邪を引きそうにこんな寒い中、
こんなばかげたことをする私がいるのが楽しかった。
日本人はほとんどがレインコートであったが、欧米人は年寄りも水着であった。

夜、まさに満天の星、空中が星であった。
長い時間椅子に座って星をみた。
海上では雲が多く夜星を見る機会は多くない。
10時を過ぎると電灯は消えて、ろうそくである。
夜中トイレに起きたら、真っ暗で本当に困った。
マッチを擦って、ろうそくである。

ウカイマ・キャンプ泊[カナイマ国立公園]

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ホテル

ホテルの庭から

ホテルを訪れた有名人・ダイアナ妃なども来たそうだ。


ボートに乗って他の滝を見た。

朝日に滝の水しぶきが虹を作っていた。


前日来たルートをそのまま逆にたどって、戻った。
お土産屋の看板

だが、この日は雲が多くエンジェルフォールを見ることはできなかった。

ギニア高地の集落


このツアー代金は1泊2日ながら、20万円近い高額であった。
天候によってはセスナが飛ぶことが出来ないこともあり、
また飛んでも雲がかかって見ることができないこともあるという。
セスナ機が飛ばなくても代金は返却されない、とギャンブル的だったが申し込んだ。
7時間のトレッキングで直接エンジェルフォールが見えるところまで行くツアーもあったが、
7時間かかるトレッキングは私にはちょっと強行だと思ったし、
それを選ぶと次のマチュピチュツアーとの連続ツアー二つは日程的に無理なので、
私はトレッキングツアーはあきらめたので、このツアーが提案され迷うことなく申し込んだ。
私はこのツアーに来てとても良かったと思う。


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