風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

イスタンブール・サフランボル・アンカラ・ミラノの旅1/考古学博物館

2012年06月27日 | トルコとイタリアの街歩き
5月5日、日本を発って、イスタンブールに向かい、6月2日ミラノを発って。3日10時過ぎに帰国しました。
一人でイスタンブール・サフランボル・アンカラ・ミラノの街などを歩いて来ました。
現地から、簡単なブログを書いてきましたが、写真を2400枚以上撮りましたので、少し詳しく記して行きます。
旅行中簡単なメモを残しましたが、ほとんどは記憶に頼りますので、大きな誤りがあるかと思います。

 

日程は、次の通り。

10日間、イスタンブールの街をのんびり歩き、近郊の町を二、三訪れる予定でしたが、訪れたことが出来たのはエディルネの町だけでした。
次に、サフランの香りがすると言われる世界遺産の街・サフランボルの街を訪れました。
トルコの首都アンカラを4日間歩きました。
最後に、イタリア・ミラノに12日間滞在します。
"最後の晩餐"とブレア美術館を見て、ミラノの街を歩いてきます。
時々、電車で近郊の町、ベルガモ・ブレージャー・ヴィジェーヴァノ・ローディ・クレモナを訪れました。
カッパドキアやパムッカレなどは一度訪れたことがあるので今回ははずしました。

トルコ航空を使いました。
成田を30分遅れの12時10分に立ち、予定より10分早い、17時30分に、イスタンブールの空港に着きました。
飛行機の座席は、幸運にも往復とも非常口の所でした。おまけに隣は空席でした。
この席は、思い切り足を伸ばすことが出来ますし、座ったまま前屈も出来るほどゆったりしています。
機内食は2回出ました。
  
それから、荷物が出てくるのに1時間かかりました。
空港には、ホテルから迎えの車が来ることになっているので安心でした。
これは、おそらくホテル共同で運送業者に委託して、コースに分かれて各ホテルまで送るのだと思います。
私が最後になったのですが、ドライバーはここからは歩いた方が早い、私が案内すると言います。
最初は、一瞬怪しみましたが、道路工事や一方通行で大渋滞でしたので、了承しました。
ドライバーは、車を道路に二重駐車して、私のスーツケースを汗をかきかき運んでくれました。
ホテルに着いたのは20時を回っていました。
でも、まだ明るいし、ホテルは繁華街にあるので人通りもたくさんあるので、両替えと簡単なおかずを買いに出かけました。
Maywood Hotelとホテル前の通り(1泊70ユーロ・約7700円
  
 
バスタブも付き、湯沸かしポットと紅茶のティバッグがありました。
インターネットも無料で、部屋で使い放題でした。

5月6日、イスタンブール二日目
ホテルの朝食は、文句がつけようのない豊かな物でした。
 
 
そして私が選んだもの。

食材が本当に豊かです。欲張って、食べ過ぎないようにしないと。
ナイフを借りて、リンゴやキューィも頂きました。
また、リンゴ、オレンジ、バナナ、干しイチジクなどを頂いて帰り、おやつに頂きました。
朝食後、ホテルの周辺を歩きました。
トラムヴァイのスィルケジ駅[駅は、簡単な透明のフェンスで囲まれていて、改札口にカードなどをタッチして入ります。]
 
スィルケジは、旧市街地の中心地で、トルコ国鉄のスィルケジ駅も隣にあり、
 
 
いくつかの埠頭があるフェリーの拠点のエムノニュ駅もスィルケジ駅から300m程です。

ホテルから、スィルケジ駅までは200m程で、ホテルの立地条件もとても良いです。
市内バスターミナルでイスタンブール・カルトという日本のスイカみたいなプリペイドカードを買いました。

イスタンブールを離れる時には解約してプリペイドは戻ってきました。
スィルケジ駅の隣にあるジャーミィ
 
ホテル前の通り、左に50m程行くとホテルです。


さて、ここでイスタンブールの交通について少し記しておきましょう。

トラムヴァイ、地下鉄、フェリーが重要です。バスもたくさん走っていますが旅行者には難しいです。
トラムヴァイは路面電車ですが、鉄道の車両を三台ほど連結させた大規模なものです。
新市街地と旧市街地を結ぶピンクのカバタシュ線が中でも重要で、走る時、チンチンならぬカンカンと鐘を鳴らして走ります。
早朝から深夜までまで5分間隔程で走っていて料金は確か1.75TL。
私は何度もチャージしました。
新市街地には地下鉄が走っています。
フェリーも市民には必需で行く先によっていくつかの埠頭があって、概ね20分に1本ほど運行されているようです。
イスタンブールカードでフェリー、トラムヴァイ、バスなどが乗れます。
東西に長く延びる黄緑色のラインは、メトロブスです。
大型バスを2台ほど連結させて、高速道路の専用軌道を高速で走ります。
私は、ボスポラス大橋を渡り、郊外の景色を見るのに良いのではないか、一度乗ったのですが、大変な混みようで、
景色はあまり楽しめませんでした。
それから、どうしても触れておかなければならないのは、長距離バスの発着場=オトガルについてです。
ヨーロッパではオトガル=バスターミナルが市内中心にはなく、かなりの郊外にあることです。
イスタンブールでは、ヨーロッパとを結ぶオトガルが西のエセンレル・オトガル、
アジアとを結ぶ東のハレム・ガラジュの二つがあります。
ハレム・ガラジュには、エミノニュからフェリーで行きます。
ターミナルの規模は、とてつもなく大きく、エセンレル・オトガルなどは200程のバス発着場があります。
その他、いろいろな大衆的公共交通手段があります。
独特なのが、セルヴィスです。
バスのターミナルオトガルは町の中心から離れていることが多いのです。
そこでオトガルまで運ぶバス会社の無料バスのことで、その発着は町の中心にあります。
もう一つ独特なのが、ドルムシュ。
これは町中を走るバスで、満席にならないと発車しないハイエース型のミニバスです。残念ながら私は乗ることが出来ませんでした。

その後、ボスポラス海峡クルーズの埠頭と時刻などを調べ、
ガラダ橋を見て、一度ホテルに戻り、身支度を整えて、出発しました。橋の上ではたくさんの釣り人です。
橋の下は、レストランやお店になっています。この上をトラムヴァイが走っています。
 
ガラタ橋通路とトイレ
  
向こう側が、新市街地で高い塔が、ガラタ塔です。

一度ホテルに戻り、その後午前中は、トプカプ宮殿周辺を歩きました。
日曜日で、観光客と地元の人でものすごい混雑でした。
なんと、朝からビールを飲んでいました。      トラムヴァイと国立考古学博物館近くの通り
  

一番最初に国立考古学博物館を訪れました。確か10TL。
以前来た時も見たのですが、その時は気温も高く、時間が無く大急ぎでしたので、今回はゆっくり見ました。
入り口
 
  
古代東方博物館・装飾タイル博物館が同じ敷地内にあります。内部の写真は上に一つにまとめて入れました。
古代東方博物館                           装飾タイル博物館
 
左が国立考古学博物館、右が装飾タイル博物館       アレキサンダー大王の立像は展示されていませんでした(前回の私のブログから)
 
以前来た時は、中庭にカフェがありましたが、今回はありませんでした。

トプカプ宮殿入り口                          トプカプ宮殿前
 
トプカプ宮殿チケットを求める人々                 トプカプ宮殿・皇帝の門
   
                   アフメット3世の墓
  
アヤ・イリニ教会                           アヤソフィア博物館
 
トプカプ宮殿の壁                           アヤソフィアへの門(ここは閉鎖されています)アヤソフィアの尖塔  
       
アフェルアー神学校(現在は喫茶店等)                  
 
 
地下宮殿出口                            ゼイネプ・スルタン・ジャーミィ
 

昼食は、ウズガラ・キョフテ(ミートボールやサラダやライスなど19TL、ゆっくりいただき、ホテルに戻って、1時間ほど昼寝をしました。
 

午後も同じくスルタンアフメット地区を歩きました。
ツーリスト・ポリス                           地下宮殿入り口
 
MILLION(紀元前6Cの道路標識)、フィルズアー・ジャーミィ、
  
ドイツの泉             スルタン・アフメット1世廟
   
                  スカーフを貸し出すジャーミィもあります
  
ヒッポドローム(古代ローマ時代の戦車競技場)とテオドシウス1世のオベリスク    蛇の柱   切石積みのオベリクス
    
トルコ・イスラーム美術博物館(10TL)(ヒッポドロームに面してあります)
  
ブルーモスク
 
   
クルル・メフメット・パシャ・ジャーミィ
 
 
キュチュック・アヤソフィア・ジャーミィ
  
モザイク博物館(工事中)などを見ました。            この先がアラスタバザール
  
街の風景
   

午後は、行きも帰りも、トラムヴァイ(路面電車)を使いました。
日本語で話しかけてくる客引きは、本当に多いです。
ふと、相づちを打つとそのしつこいこと、断ると「貧乏人」と捨てぜりふを言う人もいました。
でも、ふつうの市民はとても親切です。
『地球の歩き方』の字はとても小さいのですが、〇〇を指さすと、メガネを出したり、目を細めて教えてくれます。
夕飯(ナスと牛肉を串に刺して焼いたもの、18TL)
【1TL=トルコリラは約50円】                                【イスタンブール二日目・5月6日終わり】


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