5月15日、サフランボル一日目
イスタンブールに別れを告げ、世界遺産の町・サフランボルを訪れました。
実は、昨夜、目覚ましをセットする段になって、明るいうちにサフランボルに着いた方が良いだろう、
ハレム・ガラジュ(アジア側の長距離バスターミナル)発9時のバスに乗ることにしました。
すると、エミノミュ8時発のフェリーにならなければなりません。
ホテルから埠頭までは500m程ですが、重いスーツケースを引っ張ってなので7時半にはホテルを出なければなりません。
ホテルの朝食は7時からなので間に合いません。そこで急いで朝食用のサンドイッチと牛乳とジュースとヨーグルトを買いに出かけたのでした。
朝5時半に目が覚めてしまったので、昨夜買った朝食を取り、7時20分にホテルを出ました。
すると、7時30分のフェリーに間に合ってしまったのでした。フェリー代は2TL。
左にブルーモスク、中がアヤソフィア、右がトプカプ宮殿
トプカプ宮殿
15分ほどで、ハレム・ガラジュに着きました。 バス会社オフィス
サフランボルまで行くバスは三社ありましたが、9時発はサフカル・サフラン社でバス代は35TLでした。
チケットには、9時出発・9:45出発とあるので、職員に聞くのですが、英語はわからないのでよくわかりませんでした。
でも、英語が分かっても理解は難しかったですね。
後でわかったことですが、バスの出発ターミナルにここを出発するのが9時で、そこからのバスの出発が9:45ということでした。
9時に乗れと言われたのは、ワゴン車で私一人、これでサフランボルまで行くのも悪くないなと思っていると、
バスの駐車場らしき所につき降りろと言われ、更にそこに止まっているバスに乗れと言われました。
そして重いスーツケースをトランクではなく車内に持ち込め、というのです。バス車内は、ゴミだらけでした。
しばらくして、他からきたバスに乗れと言われました。そう、これが本来のバスだったのでした。
トルコのバス事情を学習したつもりでしたが、予想外の出来事にすっかり狼狽したのでした。
途中何カ所かの大きな市(イズミットやアダパザルなど)のバスターミナルに止まり、客を拾っていきました。
12時近くになって、大きなサービスエリアに止まりました。
ピーマンにミンチと野菜を詰めたものとピラフで13TL、ちょっと高かったランチを慌ただしく食べました。
ランチを食べたサービスエリア
バスの中の様子 前のおばさんはお昼過ぎ、コーランを小声で朗読していました
サフランボルのオトガルに着いたのは、15時15分でした。
そこからサフランボルの中心地・クロンキョイまで無料のバス(セルヴィス)送ってくれました。
セルヴィスの運転手にサフランボルの旧市街地の中心地=チャルシュを示すと、バス会社のオフィスまで運んでくれました。
オフィスの職員は、そこまでは2kmほどあるというので、私がタクシーの乗り場はどこかと聞くと、
タクシーを呼んでくれました。タクシーは14TLでした。
サフランボルの町は三つの地区、高台の住宅地・ドルムンシュが到着するクランキョイ・伝統家屋の中心地チャルシュに分かれているそうです。
パストンジュホテルは、ペンションという名が示すようにサフランボルらしい民宿風の建物でした。1泊約3100円。
ここまで来るのでかなり大変だったので、こんな片田舎でどうなるのだろうかとちょっと心細くなったのですが、
完璧な日本語を話す息子がいて安心しました。
バスタブはありませんが、シャワー・トイレ付きはペンションでは珍しいそうです。冷蔵庫は付いていません。
部屋には、靴を脱いで入ります。床や階段も木製で、歩くとギシギシ音がします。
ドアの鍵の調子が悪いと言うと、ヤスリでこすっていました。
まず、インファーメーションセンターに行き、地図をもらいました。この職員も完璧な日本語でした。 インフォの前は警察
インフォの前は小さな広場になっていて、日本の東屋風の建物、その脇に
サフランボルの旧市街地は狭い地域で、3時間もすれば、一周できそうでです。
小一時間、中心地を散策しました。
こぢんまりした土産屋が軒を連ねています。
店をのぞいても全く声をかけられないのでのんびりのぞくことが出来ます。
マーケット
このマーケットは、この一帯のかつての古い町並みを残しているそうです。
これは大衆浴場、ジンジー・ハマム ジャーミィ
ジャーミィの入り口にはこんな張り紙が
ペンションの前の細く急な路地を登り切ると、フドゥルック・ヒルという丘があり、旧市街を一望できます。
かつてケルヴァンサライ(隊商の宿泊所)だった、現ホテルとレストラン(無料で見学できます)
[メモをなくしてしまい、ジャーミィやここの建物の名前が分かりません]
サフランボル歴史博物館 時計台
また、丘の上には、世界遺産登録の碑が 墓廟
サフランボルの伝統的民家
5時半を過ぎたので、ロカンタに入ると、日本語のメニュウがありました。
レンズ豆のスープとハンバーグを食べました。
ビールがありますかと聞くと、買ってきてくれました。[左のコーヒーカップがビールです。]
お茶=チャイを頼むと、これも出前でした。14TLでした。店の片隅で、家族が何か作業をしています。
何かの葉っぱに香辛料みたいなものを巻いています。写真に撮れとい言われました。
ロカンタではビールは売らないのがルールで、チャイは別の業者、つまりそれぞれが棲み分けをしているのでしょうか。
顔見知りの人が来ると握手して挨拶するのですが、その後、つまようじをたくさん失敬して行ったり、
また、お菓子屋に入った人は、お店のお菓子を一つつまんで出て行ったり、とても和やかな感じがしました。
まだ明るいので、もう少し歩きました。
木工品のお土産屋、箱を修理していました。 手縫いをしていました。 ガラス工芸の実演販売
ホテルの戻ると、ちょっと前に1年3ヶ月の兵役を終えたばかりの息子のアリさんが楽器を弾いて歌っていました。右はおじいさん。
【5月15日終わり】
イスタンブールに別れを告げ、世界遺産の町・サフランボルを訪れました。
実は、昨夜、目覚ましをセットする段になって、明るいうちにサフランボルに着いた方が良いだろう、
ハレム・ガラジュ(アジア側の長距離バスターミナル)発9時のバスに乗ることにしました。
すると、エミノミュ8時発のフェリーにならなければなりません。
ホテルから埠頭までは500m程ですが、重いスーツケースを引っ張ってなので7時半にはホテルを出なければなりません。
ホテルの朝食は7時からなので間に合いません。そこで急いで朝食用のサンドイッチと牛乳とジュースとヨーグルトを買いに出かけたのでした。
朝5時半に目が覚めてしまったので、昨夜買った朝食を取り、7時20分にホテルを出ました。
すると、7時30分のフェリーに間に合ってしまったのでした。フェリー代は2TL。
左にブルーモスク、中がアヤソフィア、右がトプカプ宮殿
トプカプ宮殿
15分ほどで、ハレム・ガラジュに着きました。 バス会社オフィス
サフランボルまで行くバスは三社ありましたが、9時発はサフカル・サフラン社でバス代は35TLでした。
チケットには、9時出発・9:45出発とあるので、職員に聞くのですが、英語はわからないのでよくわかりませんでした。
でも、英語が分かっても理解は難しかったですね。
後でわかったことですが、バスの出発ターミナルにここを出発するのが9時で、そこからのバスの出発が9:45ということでした。
9時に乗れと言われたのは、ワゴン車で私一人、これでサフランボルまで行くのも悪くないなと思っていると、
バスの駐車場らしき所につき降りろと言われ、更にそこに止まっているバスに乗れと言われました。
そして重いスーツケースをトランクではなく車内に持ち込め、というのです。バス車内は、ゴミだらけでした。
しばらくして、他からきたバスに乗れと言われました。そう、これが本来のバスだったのでした。
トルコのバス事情を学習したつもりでしたが、予想外の出来事にすっかり狼狽したのでした。
途中何カ所かの大きな市(イズミットやアダパザルなど)のバスターミナルに止まり、客を拾っていきました。
12時近くになって、大きなサービスエリアに止まりました。
ピーマンにミンチと野菜を詰めたものとピラフで13TL、ちょっと高かったランチを慌ただしく食べました。
ランチを食べたサービスエリア
バスの中の様子 前のおばさんはお昼過ぎ、コーランを小声で朗読していました
サフランボルのオトガルに着いたのは、15時15分でした。
そこからサフランボルの中心地・クロンキョイまで無料のバス(セルヴィス)送ってくれました。
セルヴィスの運転手にサフランボルの旧市街地の中心地=チャルシュを示すと、バス会社のオフィスまで運んでくれました。
オフィスの職員は、そこまでは2kmほどあるというので、私がタクシーの乗り場はどこかと聞くと、
タクシーを呼んでくれました。タクシーは14TLでした。
サフランボルの町は三つの地区、高台の住宅地・ドルムンシュが到着するクランキョイ・伝統家屋の中心地チャルシュに分かれているそうです。
パストンジュホテルは、ペンションという名が示すようにサフランボルらしい民宿風の建物でした。1泊約3100円。
ここまで来るのでかなり大変だったので、こんな片田舎でどうなるのだろうかとちょっと心細くなったのですが、
完璧な日本語を話す息子がいて安心しました。
バスタブはありませんが、シャワー・トイレ付きはペンションでは珍しいそうです。冷蔵庫は付いていません。
部屋には、靴を脱いで入ります。床や階段も木製で、歩くとギシギシ音がします。
ドアの鍵の調子が悪いと言うと、ヤスリでこすっていました。
まず、インファーメーションセンターに行き、地図をもらいました。この職員も完璧な日本語でした。 インフォの前は警察
インフォの前は小さな広場になっていて、日本の東屋風の建物、その脇に
サフランボルの旧市街地は狭い地域で、3時間もすれば、一周できそうでです。
小一時間、中心地を散策しました。
こぢんまりした土産屋が軒を連ねています。
店をのぞいても全く声をかけられないのでのんびりのぞくことが出来ます。
マーケット
このマーケットは、この一帯のかつての古い町並みを残しているそうです。
これは大衆浴場、ジンジー・ハマム ジャーミィ
ジャーミィの入り口にはこんな張り紙が
ペンションの前の細く急な路地を登り切ると、フドゥルック・ヒルという丘があり、旧市街を一望できます。
かつてケルヴァンサライ(隊商の宿泊所)だった、現ホテルとレストラン(無料で見学できます)
[メモをなくしてしまい、ジャーミィやここの建物の名前が分かりません]
サフランボル歴史博物館 時計台
また、丘の上には、世界遺産登録の碑が 墓廟
サフランボルの伝統的民家
5時半を過ぎたので、ロカンタに入ると、日本語のメニュウがありました。
レンズ豆のスープとハンバーグを食べました。
ビールがありますかと聞くと、買ってきてくれました。[左のコーヒーカップがビールです。]
お茶=チャイを頼むと、これも出前でした。14TLでした。店の片隅で、家族が何か作業をしています。
何かの葉っぱに香辛料みたいなものを巻いています。写真に撮れとい言われました。
ロカンタではビールは売らないのがルールで、チャイは別の業者、つまりそれぞれが棲み分けをしているのでしょうか。
顔見知りの人が来ると握手して挨拶するのですが、その後、つまようじをたくさん失敬して行ったり、
また、お菓子屋に入った人は、お店のお菓子を一つつまんで出て行ったり、とても和やかな感じがしました。
まだ明るいので、もう少し歩きました。
木工品のお土産屋、箱を修理していました。 手縫いをしていました。 ガラス工芸の実演販売
ホテルの戻ると、ちょっと前に1年3ヶ月の兵役を終えたばかりの息子のアリさんが楽器を弾いて歌っていました。右はおじいさん。
【5月15日終わり】