風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/きっと、うまくいく・カルテット

2013年11月04日 | 映画

映画大国のインド映画を見るのは久しぶりでした。
原題:3Idiotsは三人の"馬鹿者たち"でしょうか。
文句なしにおもしろかったです。
ハナ肇とクレージーキャッツやドリフターズのギャグなどのパクリが随所に。
しかし、ギャグ・コメディと差別や弱者を笑うは紙一重ですから、やはり難しいです。
インド映画では、集団での歌と踊りが欠かせませんが、この映画も頻繁に出てきます。
ドタバタコメディの上に日本風の人情小話がふんだんに加えられ、お涙ちょうだいも随所に。
それらに特別の工夫も創意工夫もないのですが、何のてらいも恥もなく描きます。
主人公のランチョンはまさにスーパーマンなのですが、最後の大成功者は少し興ざめでした。
また、下ネタ・放尿シーンの多様はいただけません。
私は、インドの社会について全く知識はないのですが、この映画にインドの階級社会や学歴偏重、
貧富の差などはがうかがえると思いました。
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ダスティン・ホフマン監督が売りでしたが、ストーリーに新鮮み工夫も無し、可もなし不可もなしです。
イギリス人の見栄っ張りさや嫌みや皮肉もあちこちに。
この映画が描いているイギリスの金持ちの老人ホーム、事実ならそれは豪華でした。 【10月28日鑑賞】


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