本日の夕方、JR函館本線の深川~旭川間の乗車をもって、とうとうというか、やっとこさというか、JR旅客鉄道線の全線を「完乗」することができました!!
思えば、「乗りつぶし」ということで、「○○線に乗りに行く」というのを始めたのがちょうど「国鉄からJRへ」移行した1987年のこと。つまりは、JRとともに自分の乗りつぶしのライフワークというのは始まったわけで。
だから、それから22年半経過したことになります・・・・。
最後はあっさりしたというか、あっけなかったというか、そんな感じです。別に誰かが駅で出迎えてくれていたわけではないですし、涙ぐむというほどのことでもないので。ただ、いくらか時間が経過して、知人等にメールで報告するうちに(あるいは、こういう記事を書いている中で)少しずつ実感がわいてきたというところです・・・・。
単に乗るだけであればもっと早く達成していたでしょうし、厳密にいえば本日乗車した深川~旭川間というのは、夜行列車で通過したことがあるので「乗ったこと」にはなっているわけです。ただ、自分の基準で「夜行列車で夜間に通過したところは、乗ったことにしない」というルールを決めているために、今回最後の乗車ということになったわけです。
また、一度乗った線区であっても何度でも行きたかったり、観光旅行やら野球観戦旅行やら、そういう自分なりの旅のスタイルがあったことから、結構あちこち行っているようで、時間がかかったということになります。
それにしても、完乗といえばローカル線の終着駅とかいうケースが多い中、旭川で完乗達成するとは、自分では全く意識するところではありませんでした。でもまあ、これでこの日本最北最大の街というのが、自分にとって親近感の持てるところになったのは確かです。
私が乗りつぶしを意識したのは、多くの人がそうであるように宮脇俊三の『時刻表2万キロ』の影響があったわけですが、その当時(昭和50年代前半)から見れば国鉄→JRの路線も減少しているわけですから、条件からすれば楽だったのかもしれません。でもまあ、それはその時代ごとの話ですからね・・・(極端な話、明治の新橋~横浜間に開通したばかりの鉄道に乗車した人は、老若男女問わず全員が『日本の鉄道完乗』になるわけで、そのあたりのところを比較しても仕方ないわけです)。
ともかく、これまでいろいろな形の旅を行う中で得られた「ひとつの区切り」であることは間違いないので、これからの自分の財産というか、経験にしながら、また新たな旅を続けていきたいと思います・・・・。
(本日はカメラとパソコンが接続できない関係で紀行文の画像がアップできません・・・・。紀行文についてはまた改めて書くことにします)