まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

母校の就職説明会に出席

2009年12月18日 | ブログ

業績悪化が伝えられる企業が多い中ではあるが、そろそろ「再来年の春に大学を卒業する学生たちの就職活動」のシーズンがやってきた。学生たちにとってはこれから勝負の時期であるが、企業側にとっても「優秀な学生は早く確保したい」といろいろと活動に乗る出す時期である。

今日は関西大学の理工系3学部での「就職情報交換会」というのに出席した。これは学生が相手ではなく、学部の就職担当者やら進路担当の教授たちを相手にした企業PRの場。私の勤め先企業については文系学生の志望が多いのだが(私も当時はその一人だった)、こと今の支店については理工系の学生のほうが適性として求められているといったところ。というわけで、こういった分野に興味のありそうな学生に一人でも多く志望してもらいたいとの売り込みである。理工系の学生の就職活動は教授からの推薦というのも大きな要素を占めているという。

かねてから支店としての主体的な採用活動を行いたいと思っていたのだが、その意向を実際に採用を担当している上位の支店の担当者に伝えていたところ、本日の会合を紹介していただき、しかも同行してくれることとなった(彼らにしても、全社的なPRの場になればプラスであるとの判断)。

私にとってみれば、10数年前には学生として就職氷河期を戦った母校であるが、今度は採用する側としての訪問である。こういう「公的な立場」で母校を訪問するとなると、卒業以来初めてのこと。自分としては「帰ってまいりました」という気分である。

全部で150社くらいは来ていただろうか。最初に工学部の学部再編の説明を聞き、その後は各専攻ごとに設けられたブースを訪問して、進路担当の教授やら講師やらを相手に各企業がPRを行う。同行の女史と作戦会議のうえ、私の行っている支店の業務に比較的近い4つの専攻のブースを訪問。

大学側から出た声としては「文系学生と比べて活動開始が遅いので、企業のほうも期間の幅を広げて採用活動を行ってほしい」「この会社はこういう仕事だけをしているというイメージでの思い込みが強いので、もっとこういう幅広い仕事をやっているというのをPRしてくれれば学生に推薦しやすい」というもの。結構こちらの話に食いついてくれる専攻もあり、自分としては結構手ごたえがあったように思う。同行の方も懸命に援護射撃のPRをしてくれたし。

今回は教授たちが相手だったが、後は、これからの活動でどれだけ「この分野でがんばりたい」という学生が出てくれるかである。まあ、それを含めても、今回の「就活」は(立場は逆なんだが)成功だったのかな、と思う。機会をつくってくれた母校関西大学と、参加の声をかけてくれたI女史には感謝しきりである。

帰り際に出た話。「就活もいいけど、まつなるさんの婚活は・・・・?」「優秀な学生を探すのもいいけど、もっと他に探したほうがいいものがあるんではないですか・・・?」

・・・・うーん、結構グサリとくるなあ。

それこそ教授やないけど、誰か推薦してくれへんかなあ・・・・。

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