まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

聖誕節快楽!

2009年12月24日 | ブログ

今日は12月24日ということで。

何ともまあ、一人身にはつらい(もう何年同じセリフをはいていることやら)日ですなあ・・・。

今朝は朝から上司とともに大阪をクルマで出発し、三重県は亀山へ。亀山といえば「亀山モデル」のシャープの城下町で、私の勤務先企業もこちらに現場事務所を構えており、そこの従業員へのヒアリングや業務打ち合わせなどで夕方まで過ごす。

昼食ということで事務所の人たちに案内されたのが、「コ・ビアン」という洋食店。旧東海道の古い町並みの中にある店で、元々はミシンと婦人服を扱う店だったのが、今年に洋食店としてオープンしたとか。シックな感じの建物や内装で、旧街道の町並みにもよく調和した感じである。

そこで驚いたのが値段の安さ。「オープン記念価格」ということで「チキンカツ定食」を注文したのだが、チキンカツ4切れとサラダ、ごはん、味噌汁、漬物がついて何と290円。量はちゃんとした一人前があり、インチキなものではない。他には、記念価格でなくとも他の定食でも390円とか、サービス定食でも500円くらいとか、とにかく安い。なお夜の部ではアルコールなども出るのだが、ビールやワイン、サワーなども低価格で出してくれる。どうすればこういう値段で提供されるのかな、「商売が大丈夫かいな」と逆に心配になる。

そのせいか地元の人たちには人気店のようで、店を出ると10人くらいの客が待っていた。私たちは今日亀山を訪れるということで、事務所の人が気を利かせて予約してくれたのですぐに入れたが、これほどの人気とはね。なお、亀山駅から少し歩くことになるが、旧街道に面しているということで、町並み散策にはお勧めのところ。私もプライベートで来てもいいなと思わせるところだ(決してアルコールが安いからということではなく・・・)。

この後はお世話になっているところに挨拶で訪問したのだが、先方からの話を聞くに、地域活性化のモデル的な存在であったシャープの亀山工場が生産体制を中国に移転させ、工場機能を一部撤退させる計画が進んでおり、せっかく人やモノが集まって活気を呈していた亀山地域も少し暗いムードになっているという。それだけ時代の流れが激しいというところだろうが、現在のこの国が置かれている状況の一端を見ているような感じである。

仕事で亀山を訪問するのは初めてだったが、なかなかに実のある出張であった。

・・・で、帰りだが、名阪国道~西名阪~阪神高速を通ればよかったものの、カーナビの気まぐれな指示に従ったがために、国道1号~名神栗東~10キロの渋滞~豊中インターというコースを取ってしまった。距離は後者のほうが短いにも関わらず、往路が2時間だったところを3時間以上費やしてしまった。

渋滞で並ぶクルマのランプの列をクリスマスイブのイルミネーション代わりにするのであった・・・・。

でもまあ、現実のイブの過ごし方ってのは、こんなもんでしょ・・・。クルマに乗っていた私たちは揃いも揃ってシングルなもので、イブを一緒に過ごせないからといって怒られる相手もいないしな・・・・。

帰宅後、鶏肉だけは前日に購入していたのでこれをこんがりと焼いて、コンビニで購入した赤ワインで一人乾杯。

BGMは、ドリカムの「WINTER SONG(雪のクリスマス)」です・・・・。

コメント