先日、糖尿病専門医の月例の通院でHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)を測定。11月の半ばからインスリン注射は取りやめとなり、飲み薬のみでの治療ということになったのだが、4.9%という値が出た。担当医からは「そこまで低くしなくてもいいんだけどな・・・」と言われる状況。
ここで朝夕の飲み薬のうち、夜の部をやめようかという話も出たが、ここまでくればあとはぼちぼちコントロールすればいいということもあるので、とりあえず「現状維持」で契約更改(ってプロ野球選手やないんやから)。
ただその時に出たのが「そろそろ一度、眼科に行ってください」というもの。合併症の予防のうち、眼のほうについてはDM専門医でも簡単な眼球のチェックくらいはできるのだが、やはりそこは餅は餅や、だからハンバーガーと違うんや・・・もとい餅は餅屋で眼科の検診を受ける。
眼科検診は、DMで入院した時にも受診したのだがその時は瞳孔を空けての検査ということで特殊な目薬を入れられ、結局一日中使い物にならなかった記憶がある。今回もそのようなことをされるのかと思ったが、眼の顕微鏡のようなものでのチェックだけで「問題ないですね」というだけだった。やれやれ、まずは一安心だ。
それが午前中のことで、午後からはこちらも月例の睡眠呼吸クリニックでの診察。実は本日は、新型インフルエンザの予防接種も受けることになる。DMを持つ私は「基礎疾患のある人」に該当するため、一般の方より先に接種することができるということで以前に申し込んでいただいたのだが、ワクチンの入荷と月例の診察を合わせてもらった形になる。睡眠時無呼吸とDM、生活習慣病つながりである。
検温と月例の検診の後に接種。ただ、こちらで毎月お世話になっている担当医と看護師によれば、「ワクチンといってもめっちゃ小さい容器なんですよ」とのこと。「それで何人分?」「2人分です。まつなるさんと、あともう一人」・・・・なかなか厳しいものだ。「これって当日しか使うことができないから、今日は予定通りちゃんと来てほしかったんですよね・・・・」
「というわけで、今日のあなたは”選ばれた人”になります」と言われて注射針を入れられる。「初めてのワクチンなんで、しばらく様子をみましょう」ということで、接種後30分間、待合室で安静にせよとの指示。
後で血圧の測定と担当医の診断を受けて「問題なさそう」ということでようやく解放された。
新型インフルエンザについては、このところ少しは新たな患者の発生が収まっているようだが、これから季節性と合わせてどうなるか予測できない。「DMの方がインフルエンザにかかったら血糖値が極端に跳ね上がったという話を聞くので、とにかく予防に努めること」というのを、午前中の眼科医と午後からの睡眠呼吸医の両方から聞いた。確かに数値的には一時期の極悪人のレベルから改善はされたが、自分のベースにはそういう要素があるということ。謹んでその言葉を受けたものである・・・・。