まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

まだまだ今季の野球観戦は終わりません・・・・。

2014年11月04日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
NPBプロ野球は福岡ソフトバンクホークスが見事に日本一。また独立リーグチャンピオンシップは徳島インディゴソックスが群馬ダイヤモンドペガサスを下して日本一になった。

え・・・今季の野球はオリックス・バファローズがクライマックスのファーストステージで敗退したところで終了なのでは・・・というところで、ましてや独立リーグのポストシーズンも観戦していない。そこで野球観戦が終わらないというのは??

はい、まだやってますよ。秋の神宮での大学野球もそうなのだが、この時期に個人的に注目なのが、大正ドームで行われている社会人野球日本選手権大会。ちょうど今年が40回の記念大会である。

社会人野球と言えば夏の都市対抗野球がメジャー大会であるが、あれはあくまで「都市」の代表として出るものであり、出場チームには周辺エリアのチームに所属する選手の補強が認められている。それに比べて秋の日本選手権は、ガチでチーム日本一を決めるというもの。そこには社会人チームもそうだし、茨城ゴールデンゴールズのようなクラブチームの日本一も出場する。

社会人の大会は毎日新聞が主催しているし、同新聞を購読している家には社会人野球というのは夏の甲子園と同じくらい大きなイベント(確かに、スポーツ面は見開きで試合の詳細を伝えている)なのだが、それ以外の新聞ではマイナー扱い。今年「ルーズヴェルト・ゲーム」だったか、社会人野球をネタにした池井戸潤の小説もドラマ化されたが(さすがに倍返しのような流行語にはならなかったが)、それもごく限定的な人気だった。

この大会には私の勤務先企業も出場しているとあって、試合にはいわゆる「動員」がかかった。まあ野球好きとしてはそういう動員には喜んで応じるし、おまけに今年はNPBからも指名がかかった選手がいる。他のチームも含めて「先日のドラフトで指名された選手が出場する」というのはここ数年のことだろうか。一昔前は、この日本選手権での活躍というのも、ドラフト直前のアピールの場になったと思う。ただ、予め「プロに指名された選手」が出るという予備知識があれば、その選手を見てみようという楽しみがでてくる。別に日本選手権の日程を考慮してドラフト会議が早い時期に行われるようになったわけではないだろうが、プラスの面のほうが大きいのではないだろうか。

こういう大会、応援合戦は華だと思うが、個人的にはプロの試合より音量の大きいフル装備のブラスバンドとか、攻守関係なくのべつ幕なしに鳴り物やマイクをやるとか、試合の場面がチアチームに邪魔されて観にくいというのはいかがなものかと思う。でもそれが社会人野球の面白さだし、プロに負けず劣らず試合を盛り上げる効果はある。本大会ではない地方大会などはこういうのはないのだから、お祭りと思えばよい。

観戦試合は、NPBから指名された選手の活躍もあり(無理な話であるが、今からでもいいからバファローズに来れないのかと思う)私の勤務先企業の勝利。次の試合は厳しいことが予想されるが、11月に入ってもまだまだ熱く野球が観られるというのは喜ばしいことである。いい試合を期待したい・・・。
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