まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

年越し旅行の行先はころころと変わって・・・

2019年01月02日 | 旅行記B・東北
2019年の初めの記事にて、「平成最後の年越しは山形にて」と書いた。今回の年越し旅行の目的地は山形県ということだが、今回の目的地、コースはすんなりと決まったわけではなかった。

当初は、30日の朝に大阪を出発して青春18きっぷを使って2日間かけて新潟の長岡に行く(年越しは長岡にて)というのを考えていた。別に長岡の年越しに何か特別な思いがあるというわけではないが、新潟県に久しぶりに行ってみよう、日本海の美味いものに出会えればというものだった。そして元日は新潟まで移動して、その夜の夜行バスで大阪に戻ることにしていた。新潟からの夜行バスは発売に合わせてスムーズに予約することができた。

迷ったのは2日間かけて長岡に行くまでのルート。東のほうに行くのがなかなかないので目移りするところだが、時刻表をめくって以下の6コースを立てた。

1.北陸ルート(湖西線~北陸線~IRいしかわ鉄道~あいの風とやま鉄道~富山泊~あいの風とやま鉄道~えちごトキめき鉄道~信越線)

2.高山ルート(大阪から高速バス~高山泊~高山線~あいの風とやま鉄道~えちごトキめき鉄道~信越線)

3.長野ルート(近鉄特急~中央線~篠ノ井線~飯山線~上越線、または長野からしなの鉄道~えちごトキめき鉄道~信越線)

4.松本ルート(大阪から高速バス~松本泊~篠ノ井線~飯山線~上越線)

5.上越市ルート(湖西線~北陸線~IRいしかわ鉄道~あいの風とやま鉄道~えちごトキめき鉄道~高田泊~えちごトキめき鉄道~信越線)

6.高崎ルート(近鉄特急~東海道線~湘南新宿ライン~高崎線~高崎泊~上越線~吾妻線~上越線)

青春18きっぷの旅といいながらも第三セクターや近鉄特急、高速バスなどいろんなものが混じっていて、どこか1ヶ所は途中下車して見物したり、泊まったところの夜の味を楽しんだりというところだった。迷うならどこかのタイミングでサイコロで決めてもいいかなと思っていた。

しかし、12月に入り出発まで1ヶ月を切ったところで、「せっかくなのでもう少し遠くに行ってもいいのでは」という気持ちが出てきた。そこで考えたのは、さらにご無沙汰となっている東北。その中でもなかなか行く機会がない山形はどうかと考えた。テレビで何かの番組を見て面白そうに思ったこともあった。

山形へは大阪からも夜行バスが出ている(一晩でそこまで走ってしまうのがすごいと思う)。29日の夜に大阪を出て30日、31日を山形で過ごし、元日に新潟に回って予約済の夜行バスに乗るコース。ただ、29日といえば帰省ラッシュである。コースを決めた時には早々と満席になっていた。30日夜出発ならまだ空席もあるようだが、それだと現地滞在の時間が短くなるのでもったいないようにも思う。

そこで、29日の夜にその近くまで移動する夜行バスはどうかと探してみた。同じ東北でも仙台、福島は満席。福島でもいわき行きというのがあるが、追加車両の4列シート、トイレなしというのしか空いていない。バスの4列シートで隣に誰かいるというのはちょっと勘弁だ。

もう少し範囲を広げてみると、宇都宮行きというのに空席があった。これはと思い予約した。東北と同じように、北関東もご無沙汰の地域である。先日、会社の出張と絡める形で水戸を訪ねたが、その一環で今度は宇都宮というのもいいだろう。宇都宮餃子をいただくこともできるし、初めて訪ねてみたいスポットもある。

ということで、山形を目的地としながらもまずは北関東の宇都宮に着き、北上していく。30日の宿泊は中間地点の福島に決めて、31日の朝から板谷峠を上って山形県に入り、スポットを回って山形泊。元日は山形から新庄まで北上して陸羽西線で庄内平野に出て、酒田から新潟に南下して夜行バスに乗る。太平洋側から日本海側へ至る循環ルートとなり、さまざまなものが盛り込めそうだ。

・・・2019年も前置きが長い旅の記録になるが、少しずつ振り返る形で進めていくことにする・・・。
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