秋は映画祭の季節ですね!
皆様も、参加される御予定でしょうか?私は、去年同様、何とか大阪アジアン映画祭に行けたら!と願っています。かなうなら、東京国際映画祭にも駆けつけたいんだけど。だって今年は、華流が熱いから!彦やリィウたんの作品がキラ星のごとく~!
来月は、広島でも韓流シネフェスが開催♪でも、メインディッシュ以外の作品は、端折られる可能性も!そんなのイヤ~!いま恋してしまってるあの男子の映画、観たい~!
待ちきれないので、今月末から来月にかけてI will start お松の独りアジア映画祭。予定は...
①独り韓流映画祭 ②独り華流男前映画祭 ③独り市川雷蔵映画祭
秋の夜長、テーマを決めて映画三昧するのも、また一興かもしれません。
「タイム・オブ・ザ・ウルフ」
ミヒャエル・ハネケ監督&イザベル・ユペール、「ピアニスト」の最恐コンビが、再びタッグを組んでしまった作品。
別荘に到着するなり、侵入者に父親が殺され、母親は子供ふたりと共に逃げるが、しだいに世界は尋常でない緊急事態に陥っていることが判明して...
うう~ん。ハネケ監督、相変わらず不親切で意地悪な爺です。
無人化した村。止まってくれない鉄道を待つ人々で形成されたコミューン。食料や水不足。いったい、何が起こってこんな状況に!?説明は、いっさいない。謎だらけ。核爆弾でも落ちたのか?未曾有の大災害でも発生したのか?観客の想像に委ねながら、じわじわ静かに不安を煽る作りは、前作の「隠された記憶」と同じ。
淡々と静謐に満ちてるんだけど、突然あ!と不意打ちをくらわすシーンの挿入も、ハネケ監督の得意技。それも、すごくヤな感じで。冒頭、いきなり夫が銃殺さたり。随所で観る者の神経を逆なでしてくれます。極めつけは、ヒロインの息子がラストでやろうとすること!げげげっ?!ウソやろ~?!やめてー!!ハネケ爺、やっぱ鬼畜!
狭いコミューンでの、窮乏状態&ささくれだった人間関係も、見ていて欝になりそう。他人を思いやってる余裕なんかない、エゴと疑いと絶望で淀んだ世界。ありえないことじゃないよなあ、と怖くなります。
今回のイザベル・ユペールは、「ピアニスト」の変態女エリカ先生に比べると、いたってフツーの役。いつものように異常な言動はしないので、何か物足りない。ユペりんじゃなくてもいい役かも。やたら多い薄暗いシーンでは、シワやソバカスが隠れて、いつもより可愛く見えたユペりんです。
コミューンの人々の中に、パトリス・シェロー監督やベアトリス・ダル、オリヴィエ・グルメの顔も。
シェロー監督は、イケメンの彼氏ではなく、奥さんがいる役で意外(笑)。ダルは、アンジェリーナ・ジョリーをもっと野性的にした感じの顔。グルメおぢさんは、いつもと同じでドキュメンタリーの中の人みたいです。
わかりやすい未来への希望をほのめかすこともない唐突のエンディングに、いったいどーなっちゃうんだろ?と、不安を引きずる後味です。
皆様も、参加される御予定でしょうか?私は、去年同様、何とか大阪アジアン映画祭に行けたら!と願っています。かなうなら、東京国際映画祭にも駆けつけたいんだけど。だって今年は、華流が熱いから!彦やリィウたんの作品がキラ星のごとく~!
来月は、広島でも韓流シネフェスが開催♪でも、メインディッシュ以外の作品は、端折られる可能性も!そんなのイヤ~!いま恋してしまってるあの男子の映画、観たい~!
待ちきれないので、今月末から来月にかけてI will start お松の独りアジア映画祭。予定は...
①独り韓流映画祭 ②独り華流男前映画祭 ③独り市川雷蔵映画祭
秋の夜長、テーマを決めて映画三昧するのも、また一興かもしれません。
「タイム・オブ・ザ・ウルフ」
ミヒャエル・ハネケ監督&イザベル・ユペール、「ピアニスト」の最恐コンビが、再びタッグを組んでしまった作品。
別荘に到着するなり、侵入者に父親が殺され、母親は子供ふたりと共に逃げるが、しだいに世界は尋常でない緊急事態に陥っていることが判明して...
うう~ん。ハネケ監督、相変わらず不親切で意地悪な爺です。
無人化した村。止まってくれない鉄道を待つ人々で形成されたコミューン。食料や水不足。いったい、何が起こってこんな状況に!?説明は、いっさいない。謎だらけ。核爆弾でも落ちたのか?未曾有の大災害でも発生したのか?観客の想像に委ねながら、じわじわ静かに不安を煽る作りは、前作の「隠された記憶」と同じ。
淡々と静謐に満ちてるんだけど、突然あ!と不意打ちをくらわすシーンの挿入も、ハネケ監督の得意技。それも、すごくヤな感じで。冒頭、いきなり夫が銃殺さたり。随所で観る者の神経を逆なでしてくれます。極めつけは、ヒロインの息子がラストでやろうとすること!げげげっ?!ウソやろ~?!やめてー!!ハネケ爺、やっぱ鬼畜!
狭いコミューンでの、窮乏状態&ささくれだった人間関係も、見ていて欝になりそう。他人を思いやってる余裕なんかない、エゴと疑いと絶望で淀んだ世界。ありえないことじゃないよなあ、と怖くなります。
今回のイザベル・ユペールは、「ピアニスト」の変態女エリカ先生に比べると、いたってフツーの役。いつものように異常な言動はしないので、何か物足りない。ユペりんじゃなくてもいい役かも。やたら多い薄暗いシーンでは、シワやソバカスが隠れて、いつもより可愛く見えたユペりんです。
コミューンの人々の中に、パトリス・シェロー監督やベアトリス・ダル、オリヴィエ・グルメの顔も。
シェロー監督は、イケメンの彼氏ではなく、奥さんがいる役で意外(笑)。ダルは、アンジェリーナ・ジョリーをもっと野性的にした感じの顔。グルメおぢさんは、いつもと同じでドキュメンタリーの中の人みたいです。
わかりやすい未来への希望をほのめかすこともない唐突のエンディングに、いったいどーなっちゃうんだろ?と、不安を引きずる後味です。