新春スペシャルドラマ「花嫁の父」を録画してまったり鑑賞。
新潟の山古志で牛を育てている里志は、娘の美音と老父の三人で暮らしている。聴覚障害のある美音は婚約者と破談となり、東京へ傷心旅行に出る。彼女は浅草で船頭の青年・丸と惹かれ合うようになるが…
うう~ん?爽やかな良い話、それだけ、で終わってしまった感じです。聴覚障害がほとんど枷になってなかったせいか、苦労や悲しみを乗り越えて恋が成就、な感動がなかった。二人が恋に落ちたのは聴覚障害のおかげとも言える。神様が美音に与えたのは障害ではなく、愛し合える人と結ばれるための祝福だったのかも。
しかし、美音と丸が恋に落ちるの、速攻すぎて当惑。相手のことほとんど何も知らないのに、特に丸なんかすぐ結婚を前提に!とか言い出したり。二人が惹かれ合う描写が希薄だったような。いや、惹かれ合うのに段階は要らないのでしょうか。それが運命というものなのでしょうか。用心深い私でも、運命の相手と出会ったら何も考えずに突っ走ることができるのでしょうか。
主役3人に、あまり共感と魅力を感じられなかったのが、いまいちドラマに感情移入できなかった要因でしょうか。
里志は、いい人なんだけど、何だかおっさんなのに妙に少年っぽい性格と言動が、ちょっと気持ち悪かった。アニメ調の紙芝居で自分の恋愛を娘に説明するシーンとか、微笑ましいどころかいい年したおっさんが何してんの、と引いてしまった。
美音も、何か不思議ちゃんっぽい行動が、ちょっと…浅草でトラブって丸の家で世話になるくだりとか、小学生でもしない非常識さ。知的にもちょっと障害があるのかと疑ってしまった。
丸みたいに、優しくて素直で純真で善良な青年、いまどき本当に生息してるのかなあ。天使みたいなキャラで、返ってリアリティに欠けていた。思い込みが激しそうで、間違った方向に行けばストーカーになりかねない直情さは、イケメンだったから可愛く思えたが。生れた子供に障害があったらどうする?と里志に問われ、長生きします、心配で死ねません、という丸の答えが、このドラマで最も感動的でした。あんなことをサラリ言われたら、私が里志なら号泣して仏さまのように丸を拝み倒すことでしょう。美音のために手話を独学する丸ですが、覚えるの早っ!わしなんか一年以上勉強してるのに、いまだに相手の手話が読解できない。
あと、新潟と東京の距離感のなさが不思議だった。めちゃくちゃ気軽に素早く行き来してるし。ちょっと隣町まで電車で買い物、みたいな感じ。丸なんか、オートバイで往復してたし。しんどそ~
里志役の柳葉敏郎、若く見えるので何だか年頃の娘がいる親父っぽくない。元アニメーターという設定にも違和感。
美音役の貫地谷しほり、ちょっと苦手なんですよねえ。ねちゃ~じと~ってした感じとか、不思議ちゃんっぽい表情や上目使いの目とか。ギバちゃんとは、父娘というより年の離れた夫婦に見えた。
このドラマを観たのは、もちろん丸役の向井理目当てさ♪
いや~おさむっち、やっぱカッコカワイイですね~顔、ちっちゃ!貫地谷しほりより、おさむっちのほうが顔は女の子らしくて可愛い。足、長っ!背、高っ!素朴で温かい下町の好青年役には、ちょっとカッコよすぎる。船頭してる時の半被姿も、プロポーズしに行く時に来てたコート姿も、結婚式でのタキシード姿も、めちゃいけ。何着ても似合うんだよ。頑張って三味線を弾いてましたが、どんな役しても浅草ではなく横浜って雰囲気が、良くも悪くも向井理って感じです。
里志の父役に橋爪功、丸の両親役にベンガルと松金よね子、里志が恋する熟女役に余貴美子など、脇役の俳優陣がシブい実力派ベテランぞろいでした。特に余さん、疲れた色気のあるワケアリ女やらせたらやっぱ天下一品。けだるくタバコ吸う姿に、女の哀愁が滲んでて素敵でした。
新潟の山古志で牛を育てている里志は、娘の美音と老父の三人で暮らしている。聴覚障害のある美音は婚約者と破談となり、東京へ傷心旅行に出る。彼女は浅草で船頭の青年・丸と惹かれ合うようになるが…
うう~ん?爽やかな良い話、それだけ、で終わってしまった感じです。聴覚障害がほとんど枷になってなかったせいか、苦労や悲しみを乗り越えて恋が成就、な感動がなかった。二人が恋に落ちたのは聴覚障害のおかげとも言える。神様が美音に与えたのは障害ではなく、愛し合える人と結ばれるための祝福だったのかも。
しかし、美音と丸が恋に落ちるの、速攻すぎて当惑。相手のことほとんど何も知らないのに、特に丸なんかすぐ結婚を前提に!とか言い出したり。二人が惹かれ合う描写が希薄だったような。いや、惹かれ合うのに段階は要らないのでしょうか。それが運命というものなのでしょうか。用心深い私でも、運命の相手と出会ったら何も考えずに突っ走ることができるのでしょうか。
主役3人に、あまり共感と魅力を感じられなかったのが、いまいちドラマに感情移入できなかった要因でしょうか。
里志は、いい人なんだけど、何だかおっさんなのに妙に少年っぽい性格と言動が、ちょっと気持ち悪かった。アニメ調の紙芝居で自分の恋愛を娘に説明するシーンとか、微笑ましいどころかいい年したおっさんが何してんの、と引いてしまった。
美音も、何か不思議ちゃんっぽい行動が、ちょっと…浅草でトラブって丸の家で世話になるくだりとか、小学生でもしない非常識さ。知的にもちょっと障害があるのかと疑ってしまった。
丸みたいに、優しくて素直で純真で善良な青年、いまどき本当に生息してるのかなあ。天使みたいなキャラで、返ってリアリティに欠けていた。思い込みが激しそうで、間違った方向に行けばストーカーになりかねない直情さは、イケメンだったから可愛く思えたが。生れた子供に障害があったらどうする?と里志に問われ、長生きします、心配で死ねません、という丸の答えが、このドラマで最も感動的でした。あんなことをサラリ言われたら、私が里志なら号泣して仏さまのように丸を拝み倒すことでしょう。美音のために手話を独学する丸ですが、覚えるの早っ!わしなんか一年以上勉強してるのに、いまだに相手の手話が読解できない。
あと、新潟と東京の距離感のなさが不思議だった。めちゃくちゃ気軽に素早く行き来してるし。ちょっと隣町まで電車で買い物、みたいな感じ。丸なんか、オートバイで往復してたし。しんどそ~
里志役の柳葉敏郎、若く見えるので何だか年頃の娘がいる親父っぽくない。元アニメーターという設定にも違和感。
美音役の貫地谷しほり、ちょっと苦手なんですよねえ。ねちゃ~じと~ってした感じとか、不思議ちゃんっぽい表情や上目使いの目とか。ギバちゃんとは、父娘というより年の離れた夫婦に見えた。
このドラマを観たのは、もちろん丸役の向井理目当てさ♪
いや~おさむっち、やっぱカッコカワイイですね~顔、ちっちゃ!貫地谷しほりより、おさむっちのほうが顔は女の子らしくて可愛い。足、長っ!背、高っ!素朴で温かい下町の好青年役には、ちょっとカッコよすぎる。船頭してる時の半被姿も、プロポーズしに行く時に来てたコート姿も、結婚式でのタキシード姿も、めちゃいけ。何着ても似合うんだよ。頑張って三味線を弾いてましたが、どんな役しても浅草ではなく横浜って雰囲気が、良くも悪くも向井理って感じです。
里志の父役に橋爪功、丸の両親役にベンガルと松金よね子、里志が恋する熟女役に余貴美子など、脇役の俳優陣がシブい実力派ベテランぞろいでした。特に余さん、疲れた色気のあるワケアリ女やらせたらやっぱ天下一品。けだるくタバコ吸う姿に、女の哀愁が滲んでて素敵でした。