黄金週間に突入!
でも、今年は空前の大不況。仕事がないから休みを奨励されるという、あんまり嬉しくない不安な連休、な方々も多いことでしょうか。かつては休みたい時には休めない、今は働きたい時には働けない。何という皮肉...
例年は休みくれー!と不満だらけなGWですが、今年は働けることがありがたく思える私です。ナニハトモアレ、I wish you happy and pleasant GW!車の運転と豚インフルエンザには、くれぐれもbe careful~!
「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
ベン・スティラーが主演と監督を兼ねたオバカ映画。
落ち目のアクションスター、オゲレツなコメディアン、シリアスドラマ専門の名優3人が、ベトナム戦争ものの映画で共演。はかどらない現地での撮影に業を煮やした監督は、メインキャストをジャングルに放り込んでリアリティを出そうとする。だが、彼らは無法地帯に入り込んでしまい、ゲリラと本物の激闘を引き起こしてしまう...
いや~すげー面白かったです!笑えた~!ハリウッドの一流おバカ映画って、ほんとスゴいなあ。金も知恵もふんだんに注いでるって感じ。おバカといっても、日本の人気おバカタレントみたいなレベルの低い稚戯とは別物。才智と芸がないと創り得ないアホバカです。スケールの大きさやタブーブレイキングな障害・差別ネタ、キツい自虐ネタや猛毒な皮肉、恥も外聞もない捨て身の演技など、日本では絶対製作不可能な映画。M谷K喜とかK藤K九郎とか邦画のコメディなんて、子どもだましで狭い世界のヌルい笑いだよなあ~と、つくづく思いました。
こんなのホントいいのかなあ、とドン引きスレスレなシーンてんこもり。おいおい~と特に笑えたのは、監督の爆死シーン(無残な生首がリアルすぎる~!)、ベン・スティラーが襲ってきた猛獣をメッタ刺しにして殺すシーン(何でジャングルにパ○ダが?!)、ベン・スティラーが背負ってる幼児にメッタ刺しにされながら走ってくるシーン(赤んぼ少女タマミみたいで怖笑~!)、その幼児を橋から放り投げるシーンetc.あと、ベン・スティラーのハリウッドでは酷評された精神薄弱者の役がゲリラには大人気で、無理やり再演させられちゃうところとか。おっとヤバい、思い出し笑いが止まらん~!
スターやエージェント、プロデューサーのエグい実態や本音など、ハリウッドの醜い内幕も毒々しく楽しく描かれていて、よくやるな~すごい度量だよなあ~と、驚嘆&感服せずにはいられません。主役3人の演技論や役者魂も、ヘンだけど興味深かったです。あと、いっぱい出てくる有名映画や有名人の実名も、映画ファンには嬉しい。
↑この「シンプル・ジャック」が、わしにはツボじゃったわ~
監督&主演のベン・スティラー、ほんと才人ですね。「ドッジボール」とかも最高に笑えたし。よく見たら彼、男前だしセクシーなナイスバディなので好き。彼の人気と人望ゆえに、おばか映画にしては豪華なメンツが揃ったのでしょうか。
コメディアン役、ジャック・ブラックの異様なオゲレツぶり、圧巻です。まさに豚扱い!な目に遭う姿など、壮絶ですらある。日本のお笑いデブタレントでさえ尻込みするに違いない、体当たりの果敢な醜態に拍手!
演技のためなら肌の色も手術で変えてしまう名優役、ロバート・ダウニー・ジュニアの怪演も強烈!ホントに今年のオスカー候補になっちゃったのも見事。
インチキ原作者役、ニック・ノルティも胡散臭くてセコくて、いい味。ゲリラのボス(ガキンチョ!)が、凶暴だけど可愛かった。あと、ベン・スティラーのエージェント役が、何とマシュー・マコノヒー!マコも、すっかりお笑い路線ですねえ。最近の彼、ほんとにアホに見えるし。でも、カッコよさは不変♪マコの息子?が、ちょっとヤバくて笑っていいのかなあ、だった。
この映画の最大の話題といえば、やはり...
↑この人の存在。超大物スターである彼が、こんな役こんな姿で!?ちょこっとカメオ出演なのかと思いきや、わりと重要な役で出番も多く、ラストも珍妙に締めてくれたり。ハゲ&デブ&胸毛で悪辣プロデューサーに化けてますが、きれいな顔じたいはほとんど変えてないので、すぐに誰かは分かる。めちゃくちゃエゲツない役で、その野卑で無情すぎる言動が怖い!普段はヒーローな彼の口から、チ○カス!とか超下品で卑猥な台詞がポンポン飛び出してくるのが、ヘンな意味で新鮮だった。大スターの過激で大胆不敵な遊び心、あっぱれ!です。こんな役も余裕で嬉々としてやってのけちゃう彼、ほんと偉大なスターです。尊敬!
本編開始前の、主役3人の主演映画予告編も、見事な出来ばえ。ラストのオスカー授賞式も面白かった(受賞できなくてショック状態のジョン・ヴォイトが変で笑える)。ハリウッドの大物映画人だからこそ可能な、壮大かつ華麗なるオバカぶりに酔えました。
でも、今年は空前の大不況。仕事がないから休みを奨励されるという、あんまり嬉しくない不安な連休、な方々も多いことでしょうか。かつては休みたい時には休めない、今は働きたい時には働けない。何という皮肉...
例年は休みくれー!と不満だらけなGWですが、今年は働けることがありがたく思える私です。ナニハトモアレ、I wish you happy and pleasant GW!車の運転と豚インフルエンザには、くれぐれもbe careful~!
「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
ベン・スティラーが主演と監督を兼ねたオバカ映画。
落ち目のアクションスター、オゲレツなコメディアン、シリアスドラマ専門の名優3人が、ベトナム戦争ものの映画で共演。はかどらない現地での撮影に業を煮やした監督は、メインキャストをジャングルに放り込んでリアリティを出そうとする。だが、彼らは無法地帯に入り込んでしまい、ゲリラと本物の激闘を引き起こしてしまう...
いや~すげー面白かったです!笑えた~!ハリウッドの一流おバカ映画って、ほんとスゴいなあ。金も知恵もふんだんに注いでるって感じ。おバカといっても、日本の人気おバカタレントみたいなレベルの低い稚戯とは別物。才智と芸がないと創り得ないアホバカです。スケールの大きさやタブーブレイキングな障害・差別ネタ、キツい自虐ネタや猛毒な皮肉、恥も外聞もない捨て身の演技など、日本では絶対製作不可能な映画。M谷K喜とかK藤K九郎とか邦画のコメディなんて、子どもだましで狭い世界のヌルい笑いだよなあ~と、つくづく思いました。
こんなのホントいいのかなあ、とドン引きスレスレなシーンてんこもり。おいおい~と特に笑えたのは、監督の爆死シーン(無残な生首がリアルすぎる~!)、ベン・スティラーが襲ってきた猛獣をメッタ刺しにして殺すシーン(何でジャングルにパ○ダが?!)、ベン・スティラーが背負ってる幼児にメッタ刺しにされながら走ってくるシーン(赤んぼ少女タマミみたいで怖笑~!)、その幼児を橋から放り投げるシーンetc.あと、ベン・スティラーのハリウッドでは酷評された精神薄弱者の役がゲリラには大人気で、無理やり再演させられちゃうところとか。おっとヤバい、思い出し笑いが止まらん~!
スターやエージェント、プロデューサーのエグい実態や本音など、ハリウッドの醜い内幕も毒々しく楽しく描かれていて、よくやるな~すごい度量だよなあ~と、驚嘆&感服せずにはいられません。主役3人の演技論や役者魂も、ヘンだけど興味深かったです。あと、いっぱい出てくる有名映画や有名人の実名も、映画ファンには嬉しい。
↑この「シンプル・ジャック」が、わしにはツボじゃったわ~
監督&主演のベン・スティラー、ほんと才人ですね。「ドッジボール」とかも最高に笑えたし。よく見たら彼、男前だしセクシーなナイスバディなので好き。彼の人気と人望ゆえに、おばか映画にしては豪華なメンツが揃ったのでしょうか。
コメディアン役、ジャック・ブラックの異様なオゲレツぶり、圧巻です。まさに豚扱い!な目に遭う姿など、壮絶ですらある。日本のお笑いデブタレントでさえ尻込みするに違いない、体当たりの果敢な醜態に拍手!
演技のためなら肌の色も手術で変えてしまう名優役、ロバート・ダウニー・ジュニアの怪演も強烈!ホントに今年のオスカー候補になっちゃったのも見事。
インチキ原作者役、ニック・ノルティも胡散臭くてセコくて、いい味。ゲリラのボス(ガキンチョ!)が、凶暴だけど可愛かった。あと、ベン・スティラーのエージェント役が、何とマシュー・マコノヒー!マコも、すっかりお笑い路線ですねえ。最近の彼、ほんとにアホに見えるし。でも、カッコよさは不変♪マコの息子?が、ちょっとヤバくて笑っていいのかなあ、だった。
この映画の最大の話題といえば、やはり...
↑この人の存在。超大物スターである彼が、こんな役こんな姿で!?ちょこっとカメオ出演なのかと思いきや、わりと重要な役で出番も多く、ラストも珍妙に締めてくれたり。ハゲ&デブ&胸毛で悪辣プロデューサーに化けてますが、きれいな顔じたいはほとんど変えてないので、すぐに誰かは分かる。めちゃくちゃエゲツない役で、その野卑で無情すぎる言動が怖い!普段はヒーローな彼の口から、チ○カス!とか超下品で卑猥な台詞がポンポン飛び出してくるのが、ヘンな意味で新鮮だった。大スターの過激で大胆不敵な遊び心、あっぱれ!です。こんな役も余裕で嬉々としてやってのけちゃう彼、ほんと偉大なスターです。尊敬!
本編開始前の、主役3人の主演映画予告編も、見事な出来ばえ。ラストのオスカー授賞式も面白かった(受賞できなくてショック状態のジョン・ヴォイトが変で笑える)。ハリウッドの大物映画人だからこそ可能な、壮大かつ華麗なるオバカぶりに酔えました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます