ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

宮古島の自民党は「TPP断固反対!農民を守るぞ!」と叫んでるらしい…そういや福島でも叫んでたな…

2013年06月12日 | 日本とわたし
宮古島の自民党って、安倍晋三の自民党?



こんなん走ってるらしいねんけど……。

自民党って、場所さえ違たらなに言うてもオッケーな党なん?

ついせんだって、TPP反対抗議デモで先に集まってた人らに向かって、安倍晋三がマイク握って言うたやんな。

『左翼の人たちは、国のことをマジメに考えない気楽な人たちだから、いくらでもああいう無責任なことが言えるわけです』

っつうことは、この宮古島の自民党っちゅうのは、左翼で国のことをマジメに考えない気楽な人たちやから、こういう無責任なことが言えるってことやな。

で、その人たちは、安倍晋三と同じ、自民党の党員やってことやな。

もういっぺんここで言わせてもらうわ。

「国のことをマジメに考えない気楽で無責任なことが言える人たち」って……、
あんたのことやがな安倍晋三!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農地の汚染を『風評風評』って言うけど、根も葉もないこと(風評)じゃない、根も葉もある事実だよ!

2013年06月12日 | 日本とわたし
先日、遅ればせながら『原発事故後の日本を生きるということ』小出裕章・中嶌哲演・槌田劭共著を読み終えた。
前々からずっと、心の壁にひっかかってることがある。
それは、放射能が怖いという反原発が、弱者にしわ寄せしてないか?という、小出氏と槌田氏の主張について。
マンハッタンの教会で行われた小出氏の講演を聴きに行った際に、40禁、50禁、60禁というアイディアを聞いてからずっと、
放射能で汚染された食べ物について、自分がどういう考えていて、どういう行動を取ろうとしているのか、そのことについて考えてる。

わたしの理解がもし間違うてなかったら、と祈りながら、小出氏と槌田氏、お二方の考えを抜粋したものをここに少し載せさせてもらう。
『脱原発社会への課題は、互助・共生の社会をどうつくるかである。
放射能の危険に怯えることは当たり前である。
だから、放射能をばらまくようなシステムは止めなくてはいけない。
特に、原発というものは、即全基撤廃をしなければならない。
放射能でガンが増えることを減らさなくてはいけない。
だからというて、これはイヤ、あれもイヤと、自分と自分の家族だの健康だけを考えることでいいのか。
諦める気持ちの中に社会性があることが大事。
罪のない子どもたちを守りつつ、福島の農業を支える。
文明社会を享受しつつ生きてきたことを、共に反省する。
放射能が怖い、というだけの反原発は、弱者にしわ寄せする利己主義に過ぎない、
この文明社会、この暮らしを善しとしてきたのだから、少なくとも無罪である大人はいない。
その自覚をもてるなら、このすっかり汚染されてしまった日本の社会を生きるための覚悟も伴わなければならない。
国や電力会社など『原子力ムラ』はもちろんけしからん。
けしからんけれど、それだけで済むのか、と受け止める。
自覚の問題が問われている。

子どもと妊婦を守る食卓のために、政府は汚染の現実を政府の責任で分析測定して、公表すべきである。
食べるか食べないかは当事者に決定権がある。
現実の暮らしの中で、大人の食卓と子どもの食卓を分ける。
東京電力に求めるべきことは、暫定基準を超えたものを買い取らせて捨てさせることではなく、
どのものがどれだけ汚れているかということをきちっと測定して公表するということ』
それが未来をつなぐか、つながないかを分ける大きな点』

事故が起こってからずっと、被災地のことを考えてる。
ひどい汚染に晒されながら暮らしてる人たちのことを考えてる。
考えてるだけではあかんと思て、裁判や署名や嘆願書の運動を応援したりするけど、こんなんでは全然足りんと落ち込む。

原発のことについて、小学校の頃からずっと、いろんなことも含めて、教科書や報道や宣伝で、わたしらはものすご歪んだ教育や洗脳を受けてきた。
それは、国策という言葉の分厚い蓑に隠れた、どうしようもなく倫理から外れた考え方をする人間らの悪事を、好き放題できるような環境作りのためやった。
わたしらの親は、なんも知らんと、知らされんと、原発のために必要な費用の一切合切を、電気代に組み込まれて払い続けた。
税金も然り。
あらゆる事柄に都合のええように、法律も作られていった。

便利で快適な暮らし。
その名目のもとに、日本の細やかなとこにまで気が行き届く優れた電化製品が開発され、それをどんどんコマーシャルに乗せて世間に広がってった。
物があふれる世の中になり、お金さえあったら、欲しいもんはなんでも買える。
古なったら捨て、古ならんでも欲しいもんが出たら捨てて買いして、コンセントはどこもいっぱい、それでも足らんとたこ足配線使い出した。
コンセントの向こうで、原発というものがもたらしてる社会のひずみや差別のことなんか、まるで知ろうともせんままに。

そのことの罪を問われてることに、わたしはなんの文句もない。
だからこそ、この、未来にとんでもない汚染と深刻な問題を残す原発の即時撤廃の実現のために、死ぬ直前まで声を上げ続けていこうと決めた。
けども、極力汚染された食品を食べんようにしたい。
それが、福島の農家の人たちを見捨て、脱原発と言いながら、弱者にしわ寄せする利己主義に過ぎんという態度であっても。
どうしようもない猛烈な汚染に襲われた福島の農家の人たち、漁師の人たちに、他の地や海で仕事ができるようにできんものか……。
それが、日本の第一産業を支えることに成り得へんのか。

そうつぶやいたら、旦那がこう言うた。

「ピアノ教師でさえ、車でものの5分ほどしか離れてない土地に引っ越しするのに、どれだけ悩んだん?
農業や漁業みたいに、その土地、その海を代々引き継いで大事にしてきた人らにとって、そこから他のとこに移るっていうことがどれほどダメージがあるか。
簡単に考えられへんことちゃうか」

小出流、槌田流の食べて応援。
このことについて、もっと考えていこと思う。


↓以下は、きーこさんが文字起こししてくれはった記事の転載です。

「俺らはわかってる。だから私は食べない」「自分の子供に食べさせたいと思わないでしょ?」「風評じゃない!根にも葉にもある」6/6東電・政府交渉(内容書き出し)

実は私は、ひとつ前にUPした樽川さんの記事よりも前に、こちらの農家の言葉としての方を先に聞いていました。
涙が出ました。
この方が、樽川さんだとは知らずに書き出していました。
(まうみ注・樽川さんの父親、久志さん=当時(64)=は、キャベツ栽培をしておられましたが、出荷制限の連絡を受けた翌日の2011年3月24日に自殺)


第38回全国公害被害者総行動デー [東京電力・政府合同交渉]
2013年6月6日

文字起こし部分のYoutubeはこちら↓

http://youtu.be/AhJZhRsVPmM?t=1h27m58s

文科省女子


具体的にみて農業でね、どんな問題が起きているのか、ちょっと発言します。
よーく聞いて頂戴。




私は、福島県で、専業で農業を現在も行っています。
私の住んでいる須賀川は、昨年玄米から、100ベクレルを超えるコメが、全国1番で、100ベクレルを超えてしまいました。
それで、田んぼを除染する結果になったんですけれども、

私たちは、農地の土壌が何ベクレルかも分からないで作業しているんですよ、毎日。

空間線量じゃないんですよ!

で、田んぼを除染するという事になって、
私の地区は、作業員は、その地区の農家の私も、作業員になってやったんです!仕事を。

除染の「除」っていう意味が分かってます?
深く耕して、なに、薄めるだけじゃないですか!
取り除いてないんだから、放射能だって下がるわけ無いでしょ!


田んぼ、除染しました。
空間線量測りました。
全然下がって無いですよ。

取り除いてないもの、当然でしょ。

原発が爆発した当時と、環境は、2年経っても何にも変わって無いままだ。
農業資材だって汚染されていれば、被覆資材などは使用してはダメだ、という指針が出ています。
それが、農家は、何ベクレルだなんて分からないですよ。
で、新しく買い直しして、どうしてくれんの?



農家の想いっていうのを、よーく考えてみてください。

私たちは作物を生産して、安心安全なものを自分でも食べて、消費者の方にも販売して、
そういう収穫の喜びが、今はないんです。

福島県のものは、県外のものに比べたら、本当に値段も安いですから、
それを承知しながら作って、損害賠償を貰って、農家に何の活力がありますか!?

あとひとつ言っておく事があるんですけれども、
福島県は、農作物は、出荷の前に全部検査しないと出荷できません。
今は100ベクレル以下っていう事になっていますけれども、
農家は、計測している私は分かりますよ、これが何ベクレルあるって。

放射能は、要は、100ベクレル以下だったら出荷できる訳ですから、
私は食べませんよ。

買って食べている人は、「放射能は無い」と思って買って食ってるっぺ。
どうなのよ。
俺らはわかってるんだよ。
罪の意識があるんだ、作ってたって。


自分は食わねぇけど、他人に食わせてるの。
どう思いますか?ちょっと答えて下さい。

1:32:49


ちょっと待って、関連して、今は須賀川地区のね、農業の話をしました。
もうひとつ、相馬の玉野地区という所の話をします。
それを含めて答えて下さい。

1:33:07


玉野地区っていうのは、相馬市の西部にあって、飯館地区とほとんど放射能の濃度が変わらない、高いんです。
山の中に入ると、毎時7、10マイクロシーベルト、という土地ばっかりなんです。
除染はしています、部分的に。
だけど、畑の作物の周囲の が、米の農家と違って、概算されないという例がいっぱいあります。
しかも、住民の状況は、そういう状況で生活していても自主避難地域です。
生活に対する補償も不十分、精神被害に対する補償も不十分。
2重の苦しみがあります。

そういう地域が、線引きによる救済から全く漏れて、いっぱい残っているんです。
国も東電も含めて、線引きから漏れた人々がいっぱいいる。
こういう訴えは決して漏らさないできちんと把握して救済していただきたい。

それと、先程もおっしゃったけれども、
あなた自分の子どもにね、たとえば100ベクレルない食べ物であって、50ベクレルか、
あるいは簡易な検出器は、10ベクレル以下は不検出になるんです、安いやつはね。
そんな高い精度の良いやつは、なかなか揃えられない。

アルファ線もベータ線もガンマ線も、全部測れるやつなんていうのは、なかなか高くて手に入らない。
ガンマ線だけですよ、セシウム、普通は測るのは。

で、それで測って不検出なんていうものを、消費者は本当に信じて食べるか!?
食べないんですよ。
そういっちゃなんだけど、分かっているんだから。



あなたもね、西田さんもおっしゃったあなたに聞きたい、それから文科省のあなたにも聞きたいが、
自分の子どもに、たとえば10ベクレルから、100ベクレルよりもはるかに低いんだから、
「OKだよ」って言われて、それをすすんで食べさせたいと思いますか?
食べたいと自分でも思います?

じゃあ、食べるんですか?
「私は進んで食べる」!!!
あぁ、犠牲的な精神でとてもいい。
でも子どもには食べさせないでしょ?
それが実体でしょ?

西田さんは私と同じか、ま、私と似たような歳ごろだから、
「もうしょうがないや役目だから死んでみせよう」というのがあるかもしれないが、
自分の子どもにはそれを食べさせたいと思わないでしょ?

放射能ってそういうものですよ。
須藤さんも呑気にそこに座って見せているけれど、
自分の子どもには食わせたい、そこに住ませたいとは思わないでしょ?




これがね、国家きちっとやらなきゃならない本当の問題なんです。
それをきちっとやらない。
最低基準だと国が明言しているにもかかわらず、東電はそれのデータを取らない。
それを見て聞いて知っているにもかかわらず、権限を持っている、制限令を持っている国がそれに対して一言も言わない。

こんな情けない事がどこにあるか!!

私はね、先程みなさんの人格はどこへ、という事を申し上げた。
私は同じ人間だから、みなさんの事をね、同じ思いで敬服をいたしますよ、人間として。
だけど、さっきのあやまりの話にもあったけれども、
人間としてあなた方ね、相当大きく、自分の職業として、自分の地位を守ることはそれは必要かもしれないが、
やっちゃいけない所にまで踏み込んでいるんです。

誇りは何処に行ったんだ!

放射能入りは食べさせたくない。
素直にそういう思いは、みなさん持っていると思いますよ。
あなたもそうでしょ?
小さな子どもが、まだ独身かもしれないけど、これから子どもを持ちますよ。
その子どもを、なるだけ放射能から遠ざけたいと思うでしょ?
それを、その自分の素直な思いを、国政に反映させなさい。

そんな情けない国家公務員がどこにあるか!!!

他人の命を危険にさらすんだったら、自分もその覚悟を持てよ!!!
誇りだろ、それが人間の。

ーー:壇上のみなさんで現地福島に足を運んだ人はどれだけいるんですか?



文科省:
はい、まず最初●さんからお話のありました、線引きの件ですけれども、
えー、そうですね、指針を、どうしてもある程度、この区域でという事で計画してしまうんですけれども、
もちろん、その他の方も、全て対象外という事ではございませんので、
あの、えー、中には、東京電力とそういう話をしたくないという方もいらっしゃるかもしれませんけれども、
その際にはですね、福島のADRのほうに、お電話で結構でございます。
接触の方をしていただいて、お話しの方をさせていただければと思います。

ーー:それしか言えないの?
ーー:指針を変えろ!

文科省:
はい、あのー、指針の方でございますけれども、
そちらは、検討審査会という法律の専門家や原子力の専門家の有識者が集まって、議論を頂いています。
そちらはもう、指針が出来たので終わり、という訳ではございませんで、まだ開催の方をいたしております。
先月も、福島の方に、議員の先生方が直接伺いまして、様子の方を調査と言いますか、直接見てこられています。
今後も開催を予定しておりますので、その場でですね、また最新の状況を踏まえた議論がされると、そういうふうに考えております。

ーー:ちょっと確かめるけれども、指針もツイホも今言ったように本当に不十分と。
   いま委員会は開催していないし、「委員の人達は現地に足を運んで、もう一度被害の実態を確認してこれから検討する」そういうこと?

文科省:
はい、さようでございます。



経産省:
福島県の農業の被害の実態につきましては、我々も、できる限り早期の回復を図りたいというふうに考えてございまして、
これは文部科学省の方もですね、この前の中間指針第3次随行という事で、これは福島県には限りませんけれども、食品の安全基準が見直された。
これはもともと500ベクレル/kgだったものが、より安全率を見込んでですね、100ベクレル/kgに、より安全な方に下げたという形でございます。
ただ、一方で、これを下げることによってですね、出荷制限がかかる地域が出てまいりますので、
そうした新しい損害に対しましても、きちんとですね、賠償していかなければいけない。
という事で、先日、中間指針の第3次随行という形で、賠償対象の追加をさせていただいているところでございます。
今後ともですね、きちんと皆様方の被害の実態をみさせた上でですね、実質の賠償をやって行くというのが、基本的な国のスタンスでございます。

それから、先程、福島県内の農業の損害でございますが、これは、福島県内の農家につきましては、出荷制限が出ている地域はもちろん、
風評被害についてもですね、これは全員において賠償の対象となっているところでございますので、
たとえば、最初に収穫されたものがですね、100ベクレル/kg未満のところであって、問題が無くてもですね、
これ、たとえば、風評によって実際に損害をこうむっていれば、これ当然のことながら、賠償の対象とさせていただくという事で、
これはきちっとやらせていただきたい、というふうに考えてございます。

それから、福島の風評につきまして、国としましては、安全基準というものは、単にその安全性を重視して決められたものでございますので、
国としましては、「危険性をこれだけ避ける」というよりは、やはり「安全なものは安全である」というこういう観点から、
風評を解消していくという事が重要だ、というふうに考えてございます

ーー:あまい!

経産省:
ご指摘の通りでございます。
なかなか世間一般の受け取られ方としてですね、なかなかそうなっていないというのが実情でございまして、
そうなっていないという方には、賠償で対応していくという形でございます。

先ほど、「福島の物を食べれるのか?」というご指摘を頂きました。
これは、福島県の方ではたとえば、ま、経産省の方にですね、実は福島県産のお米の持ちこみ販売がございまして、
そういったものについてもわたくしはですね、これは個人的な話でございますけれども、買って家族と一緒に食べたりしているところです。
ま、こういった形で、福島県の農家の方々の風評が少しでも解決すればですね、これはやはり、そういった形に持って行けると思っていますんで。
我々としてはそういった、やはり安全なものは安全、本当に危険なものは危険なものとしてですね、きちんと対応しなきゃいけませんが、
安全なものは安全という形でですね、これは風評の解消に努めるという事に、こちらとしても努力してまいりたいと思います。

これは単に、賠償だけの問題じゃなくて、労働政策の観点からですね、そうした風評の解消というのは、
これはまた、農水省の方でございますけれども、彼らもきちんとのところでございますので、えー、
やはり国としましては、何回も申し上げますけれども、そうした風評解消に努力するという形でですね、
えー、福島県のみなさんの活動をですね、サポートしていきたいと思います。



いまのことについていいですか?
「風評」「風評」って言うけどね、風評じゃないんですよ。
いいですか!
風評っていうのは「根も葉もない」ことなんです。
根にも葉にもあるの!
わかる?


農家は農地を汚染されて、何1000ベクレルって……。
私測っています。
全部あるんです。
それ持っていってくれよ!そういうなら。
「風評被害」って言うんだったら。


全部持ってってくれ!

儲かっていないから言うんじゃないんだよ。
分かるよね、いつも言ってるよね須藤さん。
そういうものなの、それを賠償されてるって言ってるでしょ?
賠償されないのは何だ?って、西田さんになんか言ってみればいいじゃないですか。
されないんですよ。
売れないものがいっぱいあるんです。
指導してますか?
須藤さん指導してよ、ちゃんとやってよ。
指導してないんでしょ。
そういうものです。

1:44:46

「原発事故による死者はいない」と言わせないため申し立てをしました
6/6樽川さんと謝罪しない東電(文字起こし)

動画ノーカットはこちらにあります↑

↑以上、転載おわり
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひさしぶりのひとりごと

2013年06月12日 | ひとりごと
昨晩、夕飯時に、ライムを絞ってマルガリータを作り、それを飲んでほろほろ酔い気分で洗濯してたら、
「ちょっとちょっとまうみ、雲観にきて!」と旦那に呼ばれた。

旦那は、夜が明るい夏が大好き。
ほとんど毎日、天気の良い日は、日が暮れてしまうまで、玄関ポーチのベンチに座り、日記を書いたりパソコン遊びしたりしてる。

どれどれと、わたしもベンチに座って眺めてみた。


なるほど、長い間雨を降らせてた分厚い雲が、ぐんぐんと、西から東へ押し流されていく。ものすごい勢いで。


もちろんショーティもいっしょ。哲学ってる。


そこへ、息子が会社から帰ってきた。相変わらずチョケる。



さて、今朝になり、わたしは少々めまいがして、ベッドから起き上がれんでいた間に、旦那がこれを撮ってくれてあった。

最近うらの庭がこの方たちでにぎわってる。


今年は子だくさんやったみたい。


起きてから、めまい止めのマグネットを貼ってもらい、かなり回復した。
昨日、もう寝よかという時に、トイレの便器の汚れに気づいたのがあかんかった。
トイレを軽く掃除、だけに終っといたらええもんを、そういやシャワー室の床も……と思い立ち、そこもゴシゴシゴシゴシ。
換気扇をつけると、2階で寝てる旦那を起こすからと、ろくに換気もせんとゴシゴシゴシゴシ。
自分が、そういう類いの洗剤に弱い、ということをすっかり忘れてた。
で、くらくら~っときた。アホです。

ここはカナダか?と思うぐらいの、久々の、冷やっこい爽やかな風。
めまいがしてる時は風に当たったらあかん、と旦那から言われてるから楽しめへん。
ちょこっと庭に出て、長雨の後の、ミニ花壇とミニ畑の様子を見てみよう。

これはいったい……。


イチゴさんもそろそろ終わりが近づいてきた。


左側手前がとうもろこし、右手真ん中がカボチャ、その隣がエンドウ豆。


枝豆の花が咲いてた!


畑には雑草さんにも生えてもろてる。なんでかというと、虫のエサになってくれるから。去年それを発見した。


ええとこれは、トマトの花。


いつの間にやら、病気になった葉っぱをやっつけて元気になった桃の木の赤ちゃん。


あじさいも長雨で絶好調!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発やくざの言う『安全性の余裕』を評価する原子力『規制委員会』は、やっぱり『寄生ええん会』?!

2013年06月11日 | 日本とわたし
あららららぁ~???
関電の大飯原発の活断層評価結果、了承って……なんのこと???
確か、大飯原発で問題になってたんは、「T-6破砕帯」と呼ばれるもんで、1&2号機と3&4号機の間を、ほぼ南北に走ってるやつ。
この破砕帯については、だいぶ前に、東洋大学の渡辺教授(変動地形学が専門)が、

「近くの活断層と連動して地表がずれる恐れが否定できない」と指摘してはった。

地盤がずれるって想像できる?
自分が立ってる足元の地面が、互い違いに、予想もつかん動きしてズレてったら……。
そんなんの、何倍何百倍何千倍何万倍もの規模で、地面がガガガッとズレてしもたら、
原発施設そのものがいかれてまうがな!
建物って、しっかりした土台の上でしか建ってられへんねん。
ふにゃふにゃのゴムみたいならまだしも、特に原発なんかの、何万何十万ものパイプやら装置やらがつながってるもんは、いっぺんにやられてまうねん。
原発をどんなに丈夫に作っても、あっという間に壊れてしまうことぐらい、小学生の子どもでもわかるわ!

頭が悪いんでもない、想像力の欠落でもない、完全なる意図的で、己の組織にさえ都合良かったらええだけの、なり振り構わん醜い人間ども。

こんなんらにいつまで原発に関わらせとくん?
あと何発か、重大事故起こすまで?
日本のかけがえのない領土と未来を、さらに汚して減らしてしまうまで?
原発に集ったハエ人間に、結局はやられっ放しで終ってしもた、世界に名だたるお人好し国民として歴史の本に載るまで?

関電に集合や!
何千何万何十万、人が集まらなもうしゃあない時が来た。
おばちゃん党もお願いや。
おっちゃん党もお願いや。
この際子どももお願いや。
じいちゃんばあちゃんもお願いや。
電力会社に、ええ加減にせえ!という市民人間圧をかけな、このままズルズルズルズルと、あいつらのやりたい放題が続いてしまう。

↓以下、ブログ『日々雑感』からの記事を転載させてもらいます。

原子力規制委員 関電の大飯原発の活断層評価結果を了承 おいおい!ヤバいだろ!

おいおいおい!いいのかよ!?

大飯原発の活断層評価結果を了承
6時11日 6時12分












国内で唯一運転している、福井県の大飯原子力発電所の安全性を確認している、国の原子力規制委員会は、
関西電力との間で議論が平行線をたどっていた、周辺にある3つの活断層の連動について、
関西電力が最終的にまとめた評価結果を、おおむね了承しました。


原子力規制委員会は、大飯原発の2基について、ことし7月に施行される原発の新たな規制基準に基づき、
4月から安全性の確認作業を続けていて、敷地の北西側の海域と東側の陸域にある3つの活断層の連動を、検証するよう求めてきました。

これに対し、関西電力は「3つの活断層は連動しない」として、議論は1か月以上平行線をたどってきましたが、
前回の会合で、規制委員会の指摘を初めて受け入れました。
そして、活断層を連動させて、耐震性の基準となる地震の揺れの強さを示す加速度が、最大で760ガルであるという結果を最終的にまとめ、
規制委員会は、関西電力のこの評価結果を、おおむね了承しました。


また、敷地の高さが9メートル70センチある、大飯原発の最大規模の津波について、
これまでの2メートル85センチを上回る、3メートル68センチとした関西電力の評価結果も、おおむね了承しました。
規制委員会は、建物や設備への影響とともに、今月15日の現地視察などで、残る過酷事故への対策について確認し、
今月下旬に、運転の継続か停止かの結論を出すことにしています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130611/k10015210181000.html









えっつ!?(;゜Д゜)
・・・たった760ガル!?

で、
連動する活断層はコレ


広瀬さんの資料より



もう敷地のすぐそば(距離にしてたった1kmの場所)を活断層が走っているわけです。

3.11の大地震では、福一原発から178kmも離れた場所が震源で、




福島第1原発の2号機は、550ガルを受けました。

ちなみに、2008年6月の岩手、宮城内陸地震は、未知の断層でM7.2で4022ガル
wikipedia
4000ガル越え!して山が消し飛びました。



新潟県中越沖地震が柏崎原発を襲ったときは、2058ガルを記録しています。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu07_j/images/070730d.pdf

本当に760ガルで大丈夫なのでしょうか!?

いつも人間の想像を上回る力を“大自然”に見せつけられてきて、オカシイと思わないのでしょうか。

結局、これって、
実質、原子力規制委員は再稼働を容認してんじゃない!?(゜A゜;)

だって、関電は1年半前に、




ストレステストでは、主にコンピューターによるシミュレーションで、どの程度までの地震や津波に対して核燃料を損傷せずに耐えられるか、などを解析する。
また、福島原発の事故を受けて、各電力が実施した緊急安全対策の効果も加わり、
大飯3号機は、地震に対して、想定の1.8倍となる1260ガル(揺れの加速度)までの、
津波に対しては、約4倍の11.4メートルまでの「安全の余裕度」が、それぞれ確認されたという。

http://hibi-zakkan.net/archives/11124054.html


って、意味不明のストレステストの結果を、原子力安全・保安院に提出してたもんね。

何だろう・・・!?この関電と規制委員との間の、「取引感」

頼むよ!規制委員!!


以上、転載おわり
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

技術大国のはずやのに、作業ロボットひとつ作れんと、甘い見通しで誤摩化すだけのでくの坊政府と東電

2013年06月11日 | 日本とわたし
いやもう、ええ加減な見通しとかもうええし。
わかってないことを、さもわかったような顔して言う、あんたらのでたらめ聞いても意味ないし。
溶融燃料がどないなってるんか、誰か見た人いるんか?
危のうて近づけもせんのに、どないしてわかるん?

作業の準備するだけで7年。
それも『構内の除染が進み、建屋の上部に、クレーンなどが順調に取り付けられた場合』のことやて……どんだけ希望的観測なん?

事故からもう2年3ヵ月も経って、なにひとつコレっちゅう策も立てられんまま、
技術大国やなんてえらそうに言うときながら、作業ロボットのひとつも作られへん。

結局、放射能まみれのとこでは、人間はなんもできんお手上げ状態なんやと、なんで認めへんの?
こんな状態になることなんか微塵も考えてなかったから、対策を練ることすらできひんて、なんで認めへんの?

あんたらの犯罪的無責任に付き合うてたら、ほんまに殺されてまうわ。


福島廃炉計画 言葉より成果を見たい
【東京新聞・社説】2013年6月12日

メルトダウンした核燃料を、1年半早く取り出せるかもしれない-。
政府と東電は、福島第一原発の廃炉計画を見直して言う。
だが避難を強いられた住民、また国民は、何より、着実な成果を見たい。
 
福島1,2号機では、圧力容器を突き破って固まっている、核燃料の「デブリ」の回収を始める時期が、
これまでの見通しより、1年半ほど前倒しされるかもしれないという。
 
デブリとはもともと、破片とか残骸を指すフランス語。
溶融燃料は文字通り、そんな状態だろう。
 
前倒しと言っても、実際に作業の準備が整うまでにあと七年。
しかも、構内の除染が進み、建屋の上部に、クレーンなどが順調に取り付けられた場合のことである。
 
それよりも、溶け落ちた核燃料が、どこへ、どんな状態で散らばっているのか、現段階では分からない。
作業はおろか、放射線が強く、人が近づけるような状態ではない
前倒しの見通しは、甘いというしかないだろう。
 
日本で初めて廃炉作業に取りかかった茨城県東海村の東海原発は、1998年に営業運転を終了し、2001年に燃料棒の取り出しを終えた。
だが、準備作業の遅れから、原子炉の解体にかかるのは、来年にずれ込んでいる。
 
1979年にメルトダウンを起こした米国のスリーマイル島原発では、圧力容器内の溶解だったが、すべての燃料取り出しには11年の年月を費やした。
 
86年に大爆発した旧ソ連のチェルノブイリ原発では、核燃料は飛散状態でもあり、取り出すことをあきらめ、コンクリートで固める「石棺」にした。
しかし、その石棺も腐食が進み、それをさらに覆う棺が必要になった。
 
事故がなく、炉内の様子を把握できても、原発を安全に葬ることは極めて難しい
 
ましてや福島の場合、複数基爆発という世界に例のない難事業、甘い見通しは禁物である。
 
事故から2年3カ月。
技術大国のはずなのに、作業ロボットはなぜまだできないのか
地下水はなぜ止められないのかと、福島県民は気をもんでいるだろう。
 
時間がたてば、施設全体の劣化は進む。
余震のたびに、不安を募らせている人も多いに違いない。
 
長期の見通しはもちろん必要である。
だが今大切なのは、少しずつでも具体的な成果を示し、安心安全が近づいていると実感できることではないか。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「国のことをマジメに考えない気楽で無責任なことが言える人たち」って…あんたのことやがな安倍晋三!

2013年06月11日 | 日本とわたし
岡村よしのりという人が、安倍晋三の応援演説中の写真を自分のFacebookに載っけて、こう書いた。
『都議会選挙の応援演説の最後は渋谷駅です。
安倍総理が来られたので、渋谷は大混乱です。
安倍総理はここでも大人気です。演説が上手いんですね。
また、総理は休み無しで働かれてるとの事ですが、健康には気をつけて頂きたいです。

しかし、演説中に反政府団体が邪魔して大変でした。
妨害行為が酷過ぎます。
反対なら正々堂々と、反対の理由を国民に提示すべきです。
それがないなら単なる妨害行為であり、国民の敵であります。
国民の結束で、閉塞感を打開し、子供が誇れる国にしたいと思いました』


この岡村という人の記事に、かれこれ30回(この回数は岡村氏が数えてた)も”いいね”ボタンを押してる安倍晋三が、自分のページにシェアした。
こんなことを書き加えて。

『渋谷には本当に沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。
聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説妨害してましたが、
かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。
ありがとう。
前の方にいた子供に「うるさい」と一喝されてました。
立派。
彼らは恥ずかしい大人の代表たちでした』


現物はこれ↓
https://www.facebook.com/abeshinzo/posts/364598696996913



「左翼の人たちは、国のことをマジメに考えない気楽な人たちだから、いくらでもああいう無責任なことが言えるわけです」って……。

そっくりそのまんま、お返しさせてもらいます。

「自民党のボクちゃんたちは、国のことをマジメに考えない気楽な人間の集まりだから、いくらでもこういう無責任なことが言えるわけです」

それにしても、
「聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて」って……。

こんなことを、ネット上で言うやろか、首相やってる人間が。
左翼の人たちって……。

この男は、国会の答弁でも、外交の場でも、官邸のウェブサイトでも、正式な声明の中でも、その場しのぎのええ加減なことを言うてごまかしてきた。
その、己がつき続けてきた考慮も認識も知恵もない破廉恥なウソに、だまされてたまるか!と抗議してる人たちが、ネットの世界から出てきて声を上げたからって、
ここまで幼稚なこと言うか?一国の首相が……。

けど、もっとびっくりしたのは、そのFacebookのコメント欄に、ずらずらと並んでた安倍首相賛美?!
マジか……。
もちろん、どこの世界でもある、お仲間のコメント係さんがやってはる部分もあるんやろうけど……。
まさか、ここまで完全にだまされてる人が、けっこういたりする?

そんなら、ムサシみたいな怪しい会社に投票の一部始終を任せたまんま、また不毛な選挙をズルズルと実施されてまう?
裁判所が違憲や言うてんのに。
もうすっかり世間では、選挙突入、とかいう感じになってしもてるみたいやけど、なんで中止せえへんの?
ちゃんとした設備も体系も整うてへんのに。
なにより、違憲やのに。

選挙中止の運動起こそう!
ほんまに恥ずかしい大人はどっちの大人か、それを知ってもらおう!


今の日本の大人は、左や右やの、分けて喜んでる場合ちゃうやろ。
いつなんどきズレてまうかわからんような地殻の上に、原発みたいなおっとろしいもん建てられてしもて、
アホノミクスでこれまで一所懸命貯めてきた大金、すっからかんにされた挙げ句に(もちろん、1%の連中は大もうけしたで)、税金コソコソ上げられて、
第一次産業は今後、グローバルとかいう仮面かぶったヤクザ巨大企業にぶっ潰されて、
健康保険も生命保険も、世界でも珍しい、よう整うた医療体制に守られてたのに、このアメリカみたいに、病院行くこと自体が難しなって、
いつの間にやら軍隊とかが現れて、安倍みたいな、自分は安全なとこに留まれる人間にそそのかされた若者が、戦場で爆撃されて死んでいって、
権力保護のために改悪された憲法使て、言論の自由も抗議活動も監視しまくられて、残業代も支払うてもらえんと『定額使い放題』の奴隷になって、

これ、みぃ~んな、このウソツキ野郎の安倍晋三がやろうとしてることの、ほんの一部なんやで!!

だまされるのもええ加減にしいや!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしら市民の力の出しどころ、毎日の買いもんでできる『いやなもんは買わんデモ』!レッツゴ~!

2013年06月10日 | 日本とわたし
あの、ゴリ押しやくざ企業のモンサントを、なんとまあ、ヨーロッパの市民が拒絶した?!
え?拒絶できるんや……と思てしまうわたしは弱虫やなあ……。
文句は言うけど、行動が伴うてないからやなあ……。

ヨーロッパ各地で、モンサント出ていけ~!というデモが、頻繁に行われてたのは知ってた。
けど、ここアメリカみたいに、反対しても反対しても、やっぱり結局はゴリ押されてしまうやろと思てた。

それがそれが!なんとまあ!モンサントが断念したやなんて!
なんちゅう素晴らしいこと!
市民が望んでないから。
ただその気持ちを、ゆるぎない気持ちを、行動に現したから。

日本も、TPP、ええんちゃいますのん♪とか、のんきなこと思てる場合ちゃいまっせ。

日本の得意技、いやや思たら買わん技、あれ使て使て!
賞味期限切れてたヤツ、なんかけったいなん混ぜてたヤツ、ウソついてたヤツ、みんな一斉にそんなんいらん!言うて買わんかったやん!
不買運動なんかわざわざ起こさんでも、暗黙の了解ともいえる同時多発不買行動が即できるお国柄やん!
それも全国一斉に。

農家の人かて、買うてもらえへんとわかったら作らはらへん。
わたしら一般の市民の、いっちゃんの力の出しどころは、毎日の買いもんちゃうやろか。
自分が楽しんだり食べたり使たりするために買う物の出所について、もっともっと真剣に考えなあかんのとちゃうやろか。
こんなもん買うててええんかいな。
これを買うことで、いったいどこのだれを助けることになるんかいな。
そもそもこれ、食べても、使てもええもんかいな。

デモに行けへん人かて、おかずの買い物には行く。
その時に、買い物デモをしてほしい。
買い物デモをするためには、モンサントのこと、自分で調べて知ってほしい。

モンサントのもんが簡単に流れ込むようになったら、食べもんはもちろんのこと、土も水も汚れるで~!
もうほんまに、毒に近い、放射能に匹敵するぐらいの汚染やで~!
これ以上、日本の未来を痛めつけるようなもん、入れんとこうな。
せめて、自分らの行動でなんとか止められるもんぐらい、止めたろうな。
な、な!


↓以下、小崎壮平さんのブログ『アメリカ経済ニュースBlog』より、転載させていただく。転載はじめ



ヨーロッパを『ギブアップ』したモンサント、市民の完全勝利!
Organic Authority によると、バイオ科学メーカーのモンサントは、EU(欧州連合)での、遺伝子組み換え(GM)作物の、認可へのロビー活動を断念した。

その理由としては、

1.農家からGM作物への需要がない
2.EU市民の大多数が遺伝子組み換え技術を受け入れない


この状況で、遺伝子組み換え認可への働きかけをすることは意味がない、ということだそうだ。

EUは、世界の農業マフィアのモンサントを、『諦めさせた』とてもいい事例となる。

市民がモンサントを求めなければ、農作物が売れないので、農家にとっても、効率的なGM作物を育てる意味がなくなる。

私たちは、人をがんにして不健康にする遺伝子組み換え作物は、断固拒否する必要がある

日本もモンサントに負けないようにがんばりましょう!

まだまだ、諦めるのは早い。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父の誕生日に出会ったいろんな命

2013年06月09日 | 家族とわたし
今日は父の73回目の誕生日、のお祝いがあった。
ほんまの誕生日は12日やけど、旦那姉のアードリィの提案で、今週末の日曜日に彼女の家に集まって、お祝いすることになった。

韓国の旅行から丁度1週間、父は咳風邪をひいてダウン、旦那とわたしは、体調こそ壊さんものの、しつこい&突発性予想外時差ボケに襲われながらの毎日。
土曜日の晩も、突如目が冴えてきて、朝の6時まで眠れんままの強行ドライブとなった。

アードリィの前庭に、どっか~んとそびえるAmerican Beech tree、これがまたデカくて厳かですてきなんであ~る♪


木のしげみの下では、いろんなちっこい動物がゆったりと時間を過ごす。


どんだけおっきいかというと、


その根っこには、トトロがいそうな穴もある。


満開のきれいどころさんたち。




アードリィの旦那のエリックが、こっちこっちと案内してくれて、見せてくれたのがこれ。


なんとまあ、居心地の良さそうなおうちやこと!けど、外灯の真上やもんで、電気つけてゆで卵にしたらあかんっちゅうんで気を使た、とのこと。


あ、ヒナちゃんがっ!


あんたがそんなとこでウロウロしてたら、赤ちゃんの世話できひんがな……と、かなりイラついてるおかん鳥。


さらに、キッチンに戻ると、今度は瓶の中で、昨日サナギからふ化したところのアゲハチョウさんがっ!


よい写真を撮ろうとちょっと瓶を動かしたら……あっ!羽根を広げたっ!


羽根に傷がつかんうちに、逃がしてあげなあかん。


そぉっとそぉっと。


よかったね、チョウチョさん。


わたしの大のお気に入りハンモック。


皆でわいわいバーベキューをいただき、いよいよケーキでお祝い。父の大好物ケーキは、パイナップルのアップサイドダウン♪
ふ~っ!


プレゼント第一号は、かわいい孫娘エメラから。


泣けるお手紙つき。


ほんでもってこれは、違う種類のビールを5千種類飲みたい!という、けったいな目標を実行してる父への、これはまだでっしゃろビールのプレゼント。


続々と並ぶ。


今回は、6本の中の5本がまだやった。大成功!ハイタッチ!




夜遅く家に戻ると、キッチンでこのふたりがなにやら一所懸命作ってた。


なんと、餃子の皮で作るブルーベリーパイなんやそうな。


餃子の皮を擂り粉木で伸ばし、そこに冷凍のブルーベリーにお砂糖をちょいと足して作ったジャムをはさみ、オーブンで焼く。

できあがりぃ~!うっまそぉ~!


ハフハフ言いながらパイを食べるふたりを見てると、こっちまで幸せになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国連の会議場で「シャラップ!」と叫んだ、恥知らず上田人権人道大使は、安倍政権を映す鏡!ど~ん!

2013年06月09日 | 日本とわたし
このニュースが出た当時から読んでた。
日本に限らず、言葉通り、聞いてる方が赤面してしまうような、恥ずかしい言動をする政治家はどこにでもいる。

けど、こういう、上田という、人権人道大使などという肩書きを背負た男が、国連の委員会にやってきて、マイクを通して「黙れ!」というような言葉を発したのは、恥を通り越してしもてる。

せめて、こういう立場には、英語が使いこなせる人間を当てるべき。
単語を知ってるだけやなくて、英語人の世界での禁句や御法度を理解してへんかったら、こういうとんでもない失敗を犯してしまう。

シャラップって、よう映画とかマンガとかでは耳にしたり目にしたりする。
それは、過激でおもろいから使われるのであって、普段の生活では滅多に使われへん単語。
そもそもシャラップちゃうし……。
そう聞こえるかもしれんけど(特に米語では)、シャット アップのTとAが重なって、日本語でいうダに近い発音になってるだけやし。
そやし、英語人の耳には、ラという発音がそもそもけったいなふうに聞こえるんやけど、もちろん理解は可能。

けど、この単語、家族や、よほど親しい人との会話の中とかで、ふざけ合うてる時とか、もちろんめちゃ腹立ててる時とかに言うんやけど、
その時もやっぱり、よほどの覚悟をしてたり、これはほんまに口にしてええかどうか、ちょっと躊躇うたりしながら言うもんで、
公共の場で、ましてやマイクを通して言う単語では絶対に無い、非常識そのものの言葉。

stupidという、愚かな、ばかなっていう意味の単語がある。
これをわたしは、関西人のノリで、アホやなあ(関西の場合これはかなり軽うて親しみがこもってたりする)と言いとうて、ピアノの生徒を教えてる最中に使たことがある。
するとその言われた子が、涙ぐみながらこう言うた。
「ボクはstupidなんかじゃない!こんなひどい単語、ボクは親にも言われたことがない!」
仰天して謝り、後で旦那に尋ねたところ、その単語は今後一切、他人(特に生徒)には使わんように、と叱られた。
もちろん、夫婦喧嘩の時はオッケーやと。
けど、かなりグサッとくるから、多用せんようにと。

ファック ユーかて同じ。
映画とかでよう耳にするからいうて、それを海外に来て、普通に使たり中指立てていちびってたら、やっぱりアホかと思われてしまう。
使いどころやタイミング、それから言う時のニュアンスの違いとかもようわからんままに、軽々しく使たらあかん言葉があるってこと。

一般の人やったらまだええよ。
世間も許してくれる。
けど、この上田っちゅう男は許されへん。
クビにならへんかったら許さへん。
英語がどうのこうのという以前に、人権人道大使に全くふさわしくない。


上田人権人道大使に見る、世界に恥ずかしい「人権外交」

伊藤 和子 | 弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長
2013年6月5日

日本政府が任命した上田「人権人道大使」の、国連拷問禁止委員会での態度が話題になっている。

5月21日、22日に開催された、国連拷問禁止委員会は先日、「慰安婦問題」に関する厳しい勧告をしたことが、日本でも大きく報道された。
日本への勧告が出された5月31日は、私もジュネーブ出張中だったので、委員の方々のお話を聞く機会があった。
この委員会は、「慰安婦」問題以外にも、日本の冤罪を生み出してきた取調べ、虚偽自白、起訴前拘禁のあり方などについても、大変厳しい勧告を出した
日本はいつも、刑事裁判のあり方、特に冤罪を生み出す取調べや拘禁がひどい、として、国際機関から改善の勧告を受けているが、
全くこれを是正せず、この審議でも、いつものとおりのらりくらりだったという(日本はいつも、条約機関の審査でこんな感じだ。世界的にも呆れられていて、恥ずかしい)。

傍聴した小池振一郎弁護士によると、そんななか、アフリカ・モーリシャスの委員から、
日本の被疑者取調べに弁護士人の立ち合いがないこと、非常に有罪率が高いこと等について指摘があり、
自白に頼り過ぎではないか、これは中世の名残である」との発言があったという。
この時、日本政府側のトップとして参加していたのが、上田人権人道大使だったが、非常に敏感に反応したという。

小池弁護士によれば、上田大使は、

「先ほど、『中世だ』という発言があったが、日本は世界一の人権先進国だ」と開き直った。
びっくりしたが、大使はあわてて、「人権先進国の一つだ」と言い直した。
これに対する会場の、声を押し殺して苦笑する雰囲気を見て感じたのか、なんと、大使は、
なぜ笑うんだ。笑うな。シャラップ!シャラップ!」と叫んだ。

というのだ。

この大使、昨年10月の、人権理事会による日本の人権審査の際も出てきて、そもそも外交官なのに英語があまりにも苦手な様子で驚いたことがあるが、
最近の人権条約の審査では、日本語で通していたらしい

ところが、唯一発したのが、「シャラップ」という、あり得ない暴言だった。
海外でこのような言葉を使うのは、あまりにも侮蔑的で失礼なことであり、『事件』と言ってもよい
外交官なのに、どうしてこのように、他人に対するリスペクトがないのだろう。

この話、参加していなかった人たちの間でも、瞬く間に駆け巡り、ジュネーブでは大変な悪評となっていた
ヨーロッパ在住の人は、日本の大使が「シャラップ」と言ったと聞いて、あまりのことに凍り付いていた。

推察するに、「アフリカの委員には言われたくない」という、人種差別的な感情が表に出て、そのような発言になったのではないかと思うと、あまりにも恥ずかしいことである。

ところで、冤罪事件・布川事件で、最近再審無罪となった櫻井昌司さんが、この拷問禁止委員会の審査を傍聴していて、やはり大使の発言に苦笑していたらしく、
「あれは、委員と言うよりは、自分に向かって言ったんだと思いますよ」と言っていた。

しかし、国の責任で、まさに討議されている、前近代的な自白依存の刑事司法制度の犠牲者として、長年投獄され、冤罪の被害にあった櫻井さんに会えば、
まず真摯に謝罪するのが、本来の「人権人道大使」のあるべき姿であるはずで、「シャラップ」はないだろう。
多分、日本の人権に興味がないから、櫻井さんのことなど知らなかったのかもしれないが。

日本の、国連での人権条約審査に出ていれば、国際人権スタンダードから日本があまりにかけ離れており、
人権条約機関の委員があきれ果て、いつも厳しい勧告を出す場面を、繰り返し見てきているであろう。
しかし、そのギャップを痛感するどころか馬耳東風、「世界一の人権先進国」という認識にも驚かされる。

日本が、国際人権条約機関から是正を求められている人権状況は、2009年時点で以下の通り。
http://hrn.or.jp/activity/product/report/-/
国連が是正を求める日本の人権状況- 勧告の一覧
http://hrn.or.jp/activity/kokuren-ga-zesei-wo-motomeru-nihon.pdf

繰り返し繰り返し勧告されていることに、まったく改善がないことがわかる。
いつのまにか、人権諸課題では、韓国のほうが国際機関の勧告をきちんと受け入れているので、韓国がアジアの人権先進国になり、日本は追い抜かれている
この表、2009年以降アップデートできていないが、ほとんど前進はない。
2009年時点にこの表を作成した際は、「民主党政権で何か変わるか」と思ったが、遅々として進まなかった。
そして自民党政権下では、むしろ後退の心配がつきまとう。
このような深刻な、勧告の不遵守を、真摯に反省すべきなのだが、開き直って自信満々、という態度が、国連の人権審査では目に余る。

実は、4月30日には、国連「社会権規約」に関する日本の審査があり、私たちの団体のメンバーも発言したのだが、この際も同じく、上田人権人道大使が出てきた。
この時も、上田氏の発言があまりにもひどい傲慢なもので、日本は何も悪くないと開き直り、委員とまともな対話が出来なかったようだ。
朝鮮学校の無償化、慰安婦問題について質問をした、韓国の女性の委員に対する対応はとりわけ高圧的で、喧嘩腰だったそうだ。
参加された市民団体の方には、あまりにも辛すぎて、精神的に耐えがたい苦痛を受けて、心を傷つけたまま帰国された女性たちもいたと聞いた。
参加した人たちは、「あの場にいることが耐えがたく、上田大使から、自分も人権侵害を受けた気分だった」という。
このような人が、「人権人道大使」と名乗り、人権意識や人権感覚のなさを露呈し、委員にすら差別的な言動をする、というのは、日本の恥を世界に晒しているに等しい。
日本のためにも、このような人には早くやめてほしい、と多くの人に言われた。

とはいえ、大使一人が悪者、と言うわけでもない。
従軍慰安婦問題に関する橋下発言、猪瀬知事の人種差別発言、安倍首相の歴史認識、と、日本の人権感覚に世界は眉を顰めているなかで、
こうした事態が起き、日本政府や、政治に責任ある立場の人間の人権意識に、国際社会は極めて厳しい視線を注いでいる
特に、戦時性奴隷制、歴史認識に関する一連の事実の否定、または「必要だった」という発言は、
国際社会が最も深刻と受け止める、人権侵害(ユス・コーゲンス・ノームと言われる、国際慣習法の根幹部分に違反する、いかなることがあっても人道上許されない人権侵害)に対する責任回避・責任免責と受け止められ、世界は神経をとがらせている。
ところが、安倍政権は、自分たちは人権・民主主義外交をやっている、等と宣言し、人権とは縁遠いキャラクターの「人権人道大使」を任命している。
最近では、国際的な批判を恐れて、本音を押し隠し、歴史認識については黙りこんでいる
こういう、心にもない『人権」の政治利用・しかも外交への利用は、人権を真面目に考えて行動する者への冒涜だと思う。
人権を真面目にやる気がないのなら、いっそ「人権外交やってます」などと、心にもない恥ずかしいことは、もう言うのをやめて、
「人権人道大使」なるポストも廃止して、正直に「対中封じ込め外交」と、本音と建て前を一致させ、旗色鮮明にしたほうがいい。
そのほうがはるかにすっきりするし、国際的にも、日本と言う国が等身大にわかって、わかりやすいのではないか(怒)。

伊藤 和子
弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長
1994年に弁護士登録。女性、子どもの権利、えん罪事件など、人権問題に関わって活動。
米国留学後の2006年、国境を越えて世界の人権問題に取り組む、日本発の国際人権NGO・ヒューマンライツ・ナウを立ち上げ、
事務局長として、国内外で現在進行形の人権侵害の解決を求めて活動中。
同時に、弁護士として、女性をはじめ、権利の実現を求める市民の法的問題の解決のために、日々活動している。
ミモザの森法律事務所(東京)代表。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

想像を絶するほどダメな組織に、想像を絶するほど危険な原子力を扱わせるのはもうやめよう!

2013年06月08日 | 日本とわたし
米加州原発、再稼働断念=三菱重工に賠償請求―放射能漏れクリップする
【時事通信・ニューヨーク時事】 2013/6/8

昨年1月に、微量の放射性物質漏れ事故を起こした米サンディエゴ近郊のサンオノフレ原発について、
同原発を所有する電力大手サザン・カリフォルニア・エジソン社(SCE)は7日、運転を停止している原子炉2基の、再稼働を断念したと発表した。
事故の原因となった、蒸気発生器の製造元である三菱重工に対し、損害賠償を求める方針という。
 
この事故では、運転中の3号機で、蒸気発生器内の配管の一部が破損。
放射性物質を含む水漏れが起こったほか、定期点検中だった2号機でも、配管の摩耗が見つかった。
SCEは、まず、2号機の蒸気発生器を修復して再稼働させる計画だったが、
行政手続きにかかる時間や維持費、補修費などを考慮すると、再稼働は経済的ではない、と判断した。
 


もともとアメリカは、原子力発電に見切りをつけてる。
そやし、この事故は、もっけの幸いと言えるもので、これを利用せんのはもったいないとばかりに、
前々からの常識やった、原子力発電は全然経済的とちゃうということを理由に、一儲けしたろと突っ込んできた。

三菱重工も東芝も、それから日立も、ほんまのところは手ぇ引きたいとこなんとちゃうの?
騙せるとこにはまだまだ偉そうに、破廉恥に、原発を売り込んでるみたいやけど。
この蒸気発生器は、2009年以降に設置されたばかりのもんやったらしい。
これが世界に誇る日本の原発技術の水準、ちゅうこと?

原発なんて、地球上に存在したらあかんもんやってん。
原爆と同じように。

それに気づき出した世界。
気づいてへんふりしてトボケてる日本。
気づいてるのに、よそにまでちょっかい出してるフランス。

もうほんまにやめさそう。


で、これはきーこさんが文字起こししてくれはった小出先生のお話。
「"もんじゅ"と"敦賀原発"」小出裕章ジャーナル6/9ラジオフォーラム(内容書き出し)
から、もんじゅについて話してくれてはるとこを抜粋して転載させてもらいます。

ラジオフォーラム
第22回放送 ふたつの震災が残したもの
 放送日:6月8日(土)~15日(金)
 ゲスト:西岡研介さん(ジャーナリスト)
 パーソナリティ:今西憲之(ジャーナリスト)


小出裕章ジャーナル


今西:
せんだってから大きなニュースとして伝えられているなかで、
やはり、福井県敦賀市にある、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅで、
重要な機器に点検漏れが1万点も見つかった、と言うニュースが伝えられていますけれども、
1万点のそういう機器、部品なんかが、点検時期が過ぎていたにもかかわらず、そのまま放置されていたということが、
原子力規制委員会の調査で分かったという事なんですが、
1万点も期限が切れてたという事で、こんなものを放っておいて、もし運転再開したらエライ事になるなと思うんですが、
小出さん、その辺いかがお感じになりましたでしょうか?

小出:
もちろん私もそう思います。
ただし、なにか日本原子力開発機構だけがサボっていた、というふうに報道されているようですが、
いったいこれまで、国の規制機関は何をしていたのか?と、私はむしろ、そちら側が不安です。

今西:
なるほど。
原発事故が起こって、国民の関心が急に原発に向いてきた。
それで慌てて、きちんと規制する側も見始めた。
そんなふうに捉われかねないですよね。

小出:
もちろんそうですね。
ようするに、「きちんとこれまで規制も何もしてこなかった」ということなんですね。
何か国の方は偉そうに、「原子力研究開発機構が悪い」というふうに言っていますけれども、
悪いのは国も同罪だ、と私は思います。

今西:
なるほど。
そういう中でですね、監督官庁は文部科学省だそうなのですが、
その文部科学省が毎年、日本原子力研究開発機構、昔は「動燃」と呼んだところなんですが、
「安全確保の徹底」ですとか、「もんじゅの研究開発について」という評価基準がいろいろとあって、
その中で、「A評価、順調である、という評価をずっと下していた」という報道もあるんですが、
なんかもう小出さん、マンガみたいな話なんですけれどもね。

小出:
はい、本当にマンガのような話ですね。
もともと、いま今西さんがおっしゃってくれたように、動燃という組織ですけれども、
正式名称で言えば、"動力炉核燃料開発事業団"と言いました。
新しい形の原子力発電所をつくったり、あるいは、核燃料をどうやって調達するかという事を考える研究所の筈だったのですけれども、

今西:
一種の国営の研究所みたいなものですよね?実質的に。

小出:
そうです。
もともとは科学技術庁傘下でしたし、今は文部科学省の傘下にあるのですが、言ってみれば国営のものです。
で、その動力炉核燃料開発事業団が手がけた、いわゆる発電用の原子炉というのは、
"ふげん"という原子炉と、"もんじゅ"という原子炉の二つなのですが、
"ふげん"はもう、とうの昔に「こんなものは役に立たない」と言って、廃炉になって無くしてしまいましたし、
"もんじゅ"はつくってはみたけれども、未だに1kwhの発電も出来ないまま、1兆円を超えるお金を捨ててしまったという、
本当にどうしようもないものなのです。

それで、核燃料に関しても、人形峠でウラン鉱山を掘ってみたりしたわけですが、
そこも結局何の役にも立たないまま、「放射能のゴミを周辺にまき散らせて知らん顔している」という、そういう組織ですし、
海外でウラン鉱石を調達しようとしてきたのですけれども、全くそれも出来ないという……、
想像を絶するほどダメな組織なのであって、A評価なんていうものは、どれを考えてもあり得ない組織です。

今西:
おまけにあれですよね、
ナトリウム事故という重大な事故を起こし、その上その事故の詳細を隠し、地元の方々に大変迷惑をかけ、恐怖を与えたという、とんでもない組織ですもんね。

小出:
そうです。



いやもう、話が痛すぎて、読んでるだけで目がしょぼしょぼしてくる。
マンガとしか言いようのないほどに、呆れたバカ組織と、それを見過ごしてるバカ大臣たち。
なんにもまともなことできてへんのに、金だけはしっかり自分らのとこに流れ込んでくるように、勝手に法律作ってからに、
こんなもん、破棄せなあかんやんか、まずはじめに。

結局なんの役にも立たんまま、重大な事故起こして、その事故の詳細を隠しまくって、迷惑と恐怖を与えまくって、ほんでもまだのうのうと責任から逃れてる。
こんなんアリか?

想像を絶するほどダメな組織が、想像を絶するほど危ない原子力を扱うてる国に住んでるってこと、マジで今一度、真剣に実感した方がええんちゃうんやろか……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする