先週行った、ちょっといい感じの小料理屋さんを紹介します。
この“ちょっといい感じの小料理屋さん”というのが意外に難しいんですよね。何かのときに安心して行けるお店を知っていると、何かと便利なことが多いです。
そのお店、場所は渋谷道玄坂なのですが、住所は後ほど載せるとして、まずは頂いた料理を紹介します。
こちらはお通しですが、どれもとても食べやすい味付けで好感が持てました。

この日のお刺身は、黒むつとさわらの炙りを選びました。
本当はどちらか一種類でこの量が一人前なのですが、お店の方に無理を言って両方を少しずつ。
こういう気配りができるのが、“ちょっといい感じの小料理屋さん”の真髄ですね。

あ、いい忘れましたが、こちらのお店は九州、特に鹿児島の料理がコンセプトになっています。
ということで、こちらは薩摩地鶏のたたきです。
地鶏のたたきというと、味が淡白でしっかりした歯ごたえのあるものを想像しがちですが、この薩摩地鶏はとても味が濃いです。さすがに、このお店のお奨めだけのことはあります。

生の魚と肉を食べたので、山菜の揚げ物を少し食べようと思い、ふきのとうと天ぷらを頂きました。
こういう料理は何故だかホッとしますね。

こうなると、美味しいに決まっているお奨めの焼き物も食べたくなりますね。
早速、大将に確認したところ、ちょっと意外なものが出てきました。
それがこちら、カレイのネギ味噌焼きです。

もう少し寄ってみます。

カレイと言えば煮付けか塩焼きのイメージですが、これは意表を突かれました。
そもそもこういう切り身の状態でホイル焼きになっているカレイを想像していなかったので、かなり驚いたのですが、これも美味しかったですね。
刺身やたたき、山菜天ぷらなど、素材の味を生かす料理が主体だったので、バランスを考えてくれたのかもしれません。
そして、調子に乗って飲んでいたら、『もし良ければこちらもどうぞ』と言って持ってきて頂いたのがこちら、金目のカマの煮付けです。(ちなみに、誰にでもこういうサービスがあるわけではありません。このときは知り合いの紹介だったからだと思われます。)

上の写真、目玉がどうなっているか気になりますね。
そうです、プルプルのコラーゲンたっぷり目玉はこちらです。(思い出しただけでも嬉しくなりますね。)

なんだかんだで、この日はすっかり飲みすぎてしまいました。
お酒は焼酎と日本酒が中心ですが、いろいろな種類が比較的リーズナブルに飲める焼酎がお奨めかもしれません。
ちなみに私は、お店のコンセプトに合わせて、芋焼酎をロックで飲んでいました。
郷の厨 素花 (きょうのくりや そばな)
渋谷区道玄坂2-18-11 サンモール道玄坂1F
03-3780-6114
この“ちょっといい感じの小料理屋さん”というのが意外に難しいんですよね。何かのときに安心して行けるお店を知っていると、何かと便利なことが多いです。
そのお店、場所は渋谷道玄坂なのですが、住所は後ほど載せるとして、まずは頂いた料理を紹介します。
こちらはお通しですが、どれもとても食べやすい味付けで好感が持てました。

この日のお刺身は、黒むつとさわらの炙りを選びました。
本当はどちらか一種類でこの量が一人前なのですが、お店の方に無理を言って両方を少しずつ。
こういう気配りができるのが、“ちょっといい感じの小料理屋さん”の真髄ですね。

あ、いい忘れましたが、こちらのお店は九州、特に鹿児島の料理がコンセプトになっています。
ということで、こちらは薩摩地鶏のたたきです。
地鶏のたたきというと、味が淡白でしっかりした歯ごたえのあるものを想像しがちですが、この薩摩地鶏はとても味が濃いです。さすがに、このお店のお奨めだけのことはあります。

生の魚と肉を食べたので、山菜の揚げ物を少し食べようと思い、ふきのとうと天ぷらを頂きました。
こういう料理は何故だかホッとしますね。

こうなると、美味しいに決まっているお奨めの焼き物も食べたくなりますね。
早速、大将に確認したところ、ちょっと意外なものが出てきました。
それがこちら、カレイのネギ味噌焼きです。

もう少し寄ってみます。

カレイと言えば煮付けか塩焼きのイメージですが、これは意表を突かれました。
そもそもこういう切り身の状態でホイル焼きになっているカレイを想像していなかったので、かなり驚いたのですが、これも美味しかったですね。
刺身やたたき、山菜天ぷらなど、素材の味を生かす料理が主体だったので、バランスを考えてくれたのかもしれません。
そして、調子に乗って飲んでいたら、『もし良ければこちらもどうぞ』と言って持ってきて頂いたのがこちら、金目のカマの煮付けです。(ちなみに、誰にでもこういうサービスがあるわけではありません。このときは知り合いの紹介だったからだと思われます。)

上の写真、目玉がどうなっているか気になりますね。
そうです、プルプルのコラーゲンたっぷり目玉はこちらです。(思い出しただけでも嬉しくなりますね。)

なんだかんだで、この日はすっかり飲みすぎてしまいました。
お酒は焼酎と日本酒が中心ですが、いろいろな種類が比較的リーズナブルに飲める焼酎がお奨めかもしれません。
ちなみに私は、お店のコンセプトに合わせて、芋焼酎をロックで飲んでいました。
郷の厨 素花 (きょうのくりや そばな)
渋谷区道玄坂2-18-11 サンモール道玄坂1F
03-3780-6114
現地応援に行かれた方、クラブスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
早速、レース後の関係者コメントが入ってきました。
まずは川田騎手のコメント(抜粋)です。
「スタート直後にゴチャゴチャし、3角でも窮屈になって手綱を引いたのが影響したのでしょうか。直線では馬が上へ上へと伸びあがって、推進力が前に出ていかない走りになってしまいました。馬に落ち着きはあったのですが…。」
続いて日高助手のコメント(抜粋)です。
「道中は外からラナンキュラスがピタリとつけてくる形。スペースがなくなり、一旦手綱を引っ張る恰好になったのが痛かったです。本来は前々で競馬をするレースを見てみたかったのですが…。ブレーキをかけたのが影響したのか、直線で思ったほどキレてくれませんでした。」
お二人のコメントからは、今日のレースは見た目以上に厳しい競馬だったことが窺えます。
ステラリード自身がいろいろと試しながらレースをせざるを得ない現状なので、道中のポジション争いなどによる不利に巻き込まれるのは、ある程度仕方がないのかもしれません。
もう一度この馬のペースでレースを運ぶ機会があれば、何かのきっかけを掴んでくれるような気もするのですが・・・。
ただ、ステラリードの走ることについての能力の高さは、今日も含めてどんな形の競馬でも大きく離されていないことで、逆に証明されているという気もします。
こうなったら妙に慌てて結果を求めずに、いろいろな経験を積ませてあげるという感覚で接した方が、現時点では良いのかもしれませんね。
いずれにしても、まずは彼女に大きなダメージがないことを願いたいと思います。
早速、レース後の関係者コメントが入ってきました。
まずは川田騎手のコメント(抜粋)です。
「スタート直後にゴチャゴチャし、3角でも窮屈になって手綱を引いたのが影響したのでしょうか。直線では馬が上へ上へと伸びあがって、推進力が前に出ていかない走りになってしまいました。馬に落ち着きはあったのですが…。」
続いて日高助手のコメント(抜粋)です。
「道中は外からラナンキュラスがピタリとつけてくる形。スペースがなくなり、一旦手綱を引っ張る恰好になったのが痛かったです。本来は前々で競馬をするレースを見てみたかったのですが…。ブレーキをかけたのが影響したのか、直線で思ったほどキレてくれませんでした。」
お二人のコメントからは、今日のレースは見た目以上に厳しい競馬だったことが窺えます。
ステラリード自身がいろいろと試しながらレースをせざるを得ない現状なので、道中のポジション争いなどによる不利に巻き込まれるのは、ある程度仕方がないのかもしれません。
もう一度この馬のペースでレースを運ぶ機会があれば、何かのきっかけを掴んでくれるような気もするのですが・・・。
ただ、ステラリードの走ることについての能力の高さは、今日も含めてどんな形の競馬でも大きく離されていないことで、逆に証明されているという気もします。
こうなったら妙に慌てて結果を求めずに、いろいろな経験を積ませてあげるという感覚で接した方が、現時点では良いのかもしれませんね。
いずれにしても、まずは彼女に大きなダメージがないことを願いたいと思います。
うーん・・・。
どうも、このところ思ったとおりに競馬をさせてもらえません。
今日もスタートはまずまずだったのですが、向う正面でラナンキュラスに外から寄られて大きく位置取りを下げざるを得なかったのが全てでした。結局はその時から頭の高い走りになってしまって、リズムを取り戻したのは3コーナー過ぎでしたから、思い描いた“前々の競馬”とは全く違う展開になってしまいました。
直線でも決してバテてはいないのですが、スムーズさを欠いている分伸びきれずに10着での入線、ステラリードにとってはまたまた不完全燃焼の一戦に終わりました。
【着順 予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 タイム】
1 - 5 サウンドバリアー(牝3) 54.0 渡辺薫彦 1.22.8
2 ○ 15 ラナンキュラス(牝3) 54.0 四位洋文 1.22.8
3 △ 3 レディアルバローザ(牝3) 54.0 和田竜二 1.22.8
4 △ 2 ロジフェローズ(牝3) 54.0 横山典弘 1.22.8
4 ▲ 11 ニシノモレッタ(牝3) 54.0 浜中俊 1.22.8
10 ◎ 8 ステラリード(牝3) 54.0 川田将雅 1.23.3
それにしても残念です。
賞金的に桜花賞に出走できるといっても、このところのチグハグな流れを断ち切って本番に向かって欲しかったので、正直言って辛いですねぇ・・・。
まあ、10着と言っても0.5秒差ですし、大きく負けたという感じはしないのですが、それだけに口惜しいです。(最近は、どのレースでも少し不利があって0.5秒ぐらい負けるというパターンです。)
なんだか愚痴っぽくなってきたのでこの辺にしますが、まずはレースの疲れをしっかりと癒して、次へ向けた準備をきちっとやるしかないですね。
どうも、このところ思ったとおりに競馬をさせてもらえません。
今日もスタートはまずまずだったのですが、向う正面でラナンキュラスに外から寄られて大きく位置取りを下げざるを得なかったのが全てでした。結局はその時から頭の高い走りになってしまって、リズムを取り戻したのは3コーナー過ぎでしたから、思い描いた“前々の競馬”とは全く違う展開になってしまいました。
直線でも決してバテてはいないのですが、スムーズさを欠いている分伸びきれずに10着での入線、ステラリードにとってはまたまた不完全燃焼の一戦に終わりました。
【着順 予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 タイム】
1 - 5 サウンドバリアー(牝3) 54.0 渡辺薫彦 1.22.8
2 ○ 15 ラナンキュラス(牝3) 54.0 四位洋文 1.22.8
3 △ 3 レディアルバローザ(牝3) 54.0 和田竜二 1.22.8
4 △ 2 ロジフェローズ(牝3) 54.0 横山典弘 1.22.8
4 ▲ 11 ニシノモレッタ(牝3) 54.0 浜中俊 1.22.8
10 ◎ 8 ステラリード(牝3) 54.0 川田将雅 1.23.3
それにしても残念です。
賞金的に桜花賞に出走できるといっても、このところのチグハグな流れを断ち切って本番に向かって欲しかったので、正直言って辛いですねぇ・・・。
まあ、10着と言っても0.5秒差ですし、大きく負けたという感じはしないのですが、それだけに口惜しいです。(最近は、どのレースでも少し不利があって0.5秒ぐらい負けるというパターンです。)
なんだか愚痴っぽくなってきたのでこの辺にしますが、まずはレースの疲れをしっかりと癒して、次へ向けた準備をきちっとやるしかないですね。
いよいよフィリーズレビューの発走が迫ってきました。
(このレースに集中するために、今週は他のレースに一切手を出していません!)
阪神11R フィリーズレビュー(G2・芝1400m) 15:35発走
【予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 馬体重(増減) 単勝オッズ(14:29時点)】
◎ 8 ステラリード(牝3) 54.0 川田将雅 438(+2) 26.5
○ 15 ラナンキュラス(牝3) 54.0 四位洋文 444(+6) 3.9
▲ 11 ニシノモレッタ(牝3) 54.0 浜中俊 478(-2) 16.8
△ 6 テイラーバートン(牝3) 54.0 藤岡佑介 462(-2) 5.5
△ 3 レディアルバローザ(牝3) 54.0 和田竜二 466(±0) 9.5
△ 2 ロジフェローズ(牝3) 54.0 横山典弘 436(-6) 8.6
☆ 4 モトヒメ(牝3) 54.0 大野拓弥 448(±0) 31.3
前日30倍を越えていたステラリードの単勝は26倍程度に落ち着きましたが、それでも美味しいオッズであることに変わりはありません。
このレースを迎えるまでの彼女の細かいプロセスは一般のファンには分からないわけですから、こういう時に馬券を買わない手はありません。たとえ外れたとしても、堂々とステラリードを軸に勝負していきたいと思います。
当日の情報で注目したいのは、やはりステラリードの馬体重です。
前走440kgから僅かにマイナス2kgではありますが、今までになくきっちりと乗り込んでの体重維持ですから価値は高いと思います。本当は、ようやくこれから馬に身が入って良くなるサイクルになってくると思うのですが、贅沢を言っても仕方がありませんし、そこは持って生まれた能力でカバーしてもらいましょう。
その他では、さすがにラナンキュラスがラブミーチャンに替わって1番人気になったようです。
ライデンリーダーの例もあるので一概には言えませんが、常識的にはラブミーチャンが馬券に絡むのはかなり難しいと思います。
結論:ステラリードの単複、軸1頭の3連複&3連単。とにかく今日はステラリードと一心同体になって応援したいと思います。
購入:単複各1,000円/馬番8/計2,000円、3連複(配当均等型)/馬番8⇔6,11,15⇔2,3,4,6,7,11,15/計2,000円(15点)、3連単(配当均等型)/馬番8→6,11,15→2,3,4,6,11,15/計2,000円(15点)、3連単(配当均等型)/馬番6,11,15→8→2,3,4,6,11,15/計2,000円(15点)、3連単(配当均等型)/馬番6,11,15→2,3,4,6,11,15→8/計2,000円(15点)、合計10,000円
(このレースに集中するために、今週は他のレースに一切手を出していません!)
阪神11R フィリーズレビュー(G2・芝1400m) 15:35発走
【予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 馬体重(増減) 単勝オッズ(14:29時点)】
◎ 8 ステラリード(牝3) 54.0 川田将雅 438(+2) 26.5
○ 15 ラナンキュラス(牝3) 54.0 四位洋文 444(+6) 3.9
▲ 11 ニシノモレッタ(牝3) 54.0 浜中俊 478(-2) 16.8
△ 6 テイラーバートン(牝3) 54.0 藤岡佑介 462(-2) 5.5
△ 3 レディアルバローザ(牝3) 54.0 和田竜二 466(±0) 9.5
△ 2 ロジフェローズ(牝3) 54.0 横山典弘 436(-6) 8.6
☆ 4 モトヒメ(牝3) 54.0 大野拓弥 448(±0) 31.3
前日30倍を越えていたステラリードの単勝は26倍程度に落ち着きましたが、それでも美味しいオッズであることに変わりはありません。
このレースを迎えるまでの彼女の細かいプロセスは一般のファンには分からないわけですから、こういう時に馬券を買わない手はありません。たとえ外れたとしても、堂々とステラリードを軸に勝負していきたいと思います。
当日の情報で注目したいのは、やはりステラリードの馬体重です。
前走440kgから僅かにマイナス2kgではありますが、今までになくきっちりと乗り込んでの体重維持ですから価値は高いと思います。本当は、ようやくこれから馬に身が入って良くなるサイクルになってくると思うのですが、贅沢を言っても仕方がありませんし、そこは持って生まれた能力でカバーしてもらいましょう。
その他では、さすがにラナンキュラスがラブミーチャンに替わって1番人気になったようです。
ライデンリーダーの例もあるので一概には言えませんが、常識的にはラブミーチャンが馬券に絡むのはかなり難しいと思います。
結論:ステラリードの単複、軸1頭の3連複&3連単。とにかく今日はステラリードと一心同体になって応援したいと思います。
購入:単複各1,000円/馬番8/計2,000円、3連複(配当均等型)/馬番8⇔6,11,15⇔2,3,4,6,7,11,15/計2,000円(15点)、3連単(配当均等型)/馬番8→6,11,15→2,3,4,6,11,15/計2,000円(15点)、3連単(配当均等型)/馬番6,11,15→8→2,3,4,6,11,15/計2,000円(15点)、3連単(配当均等型)/馬番6,11,15→2,3,4,6,11,15→8/計2,000円(15点)、合計10,000円
SANSPO.COM 『“フサイチ”関口氏、競走馬差し押さえ』
----ここから引用(一部抜粋)--------------------
“フサイチ”の冠名で知られる関口房朗氏が、JRAに所有する馬を裁判所に差し押さえられたことが13日、分かった。JRAでも差し押さえの事実を把握している。関口氏はここ数年、事業の不振などで資金繰りに苦しんでいた。
関口氏は、1996年にGI日本ダービーをフサイチコンコルドで優勝。2000年には米GIケンタッキーダービーをフサイチペガサスで制し、所有馬で日米ダービーを制覇した唯一のオーナーだった。
中山競馬場にフェラーリで乗り付けるなど、派手なパフォーマンスでも知られ、「六本木ヒルズ」の住人「ヒルズ族」としてマスコミにもたびたび登場。ジャパンカップの際、来日した海外の競馬関係者らを招待してパーティーが開かれ、高級すし店や超高級ステーキ店などから職人が出張してきて料理を作っていたという。
近年は本業が不振で、07年にはヒルズから退去。同時に税金滞納などで国と港区からも財産を差し押さえられた。また、仕事面でのトラブルで訴訟も起こされ、裁判所から数億円にも及ぶ支払い命令が下っていた。
競馬サークルの関係者によると、2年ほど前、関口氏から十数頭の競走馬を廉価で譲渡したいとの申し出を受け、相当な苦境にあることを実感したという。サラブレッドのセリである「セレクトセール」の常連で、ほれ込んだ馬は高額になっても競り落としていたが、近年は元気な姿も見られず、生産者からは「もう終わったのではないか」との声も出ていた。
----ここまで引用(一部抜粋)--------------------
良くも悪くも強烈な個性を持った大馬主、関口房朗氏がついに“こういうこと”になってしまったようです。ここ数年は、競馬界でも派手な噂が聞こえてこないというか、どちらかと言えば良くない憶測が広まっていましたので、もしや?とは思っていましたが・・・。
まあ、私のようなサラリーマン一口馬主が、日米ダービーを制した歴史上唯一の大オーナー関口氏について偉そうな論評はできませんが、テレビなどで見る関口氏の生活はまさに破天荒そのもので、少しでも普通の感覚を持った人なら『そこまでやって大丈夫なのか・・・』と感じていたのではないでしょうか。
その意味では、関口氏を知る人の多くが今回の事態をある程度(かなり高い確率で?)予測していたと思います。それはそれで致し方のないことですから、一競馬ファンとしては、差し押さえされた馬たちの競争生活になるべく悪影響が出ないことを願うばかりです。

【2000年ケンタッキーダービーを1番人気で優勝したフサイチペガサスと関口オーナー(写真左下) : 2009/10月ノーザンホースパークにて撮影】
----ここから引用(一部抜粋)--------------------
“フサイチ”の冠名で知られる関口房朗氏が、JRAに所有する馬を裁判所に差し押さえられたことが13日、分かった。JRAでも差し押さえの事実を把握している。関口氏はここ数年、事業の不振などで資金繰りに苦しんでいた。
関口氏は、1996年にGI日本ダービーをフサイチコンコルドで優勝。2000年には米GIケンタッキーダービーをフサイチペガサスで制し、所有馬で日米ダービーを制覇した唯一のオーナーだった。
中山競馬場にフェラーリで乗り付けるなど、派手なパフォーマンスでも知られ、「六本木ヒルズ」の住人「ヒルズ族」としてマスコミにもたびたび登場。ジャパンカップの際、来日した海外の競馬関係者らを招待してパーティーが開かれ、高級すし店や超高級ステーキ店などから職人が出張してきて料理を作っていたという。
近年は本業が不振で、07年にはヒルズから退去。同時に税金滞納などで国と港区からも財産を差し押さえられた。また、仕事面でのトラブルで訴訟も起こされ、裁判所から数億円にも及ぶ支払い命令が下っていた。
競馬サークルの関係者によると、2年ほど前、関口氏から十数頭の競走馬を廉価で譲渡したいとの申し出を受け、相当な苦境にあることを実感したという。サラブレッドのセリである「セレクトセール」の常連で、ほれ込んだ馬は高額になっても競り落としていたが、近年は元気な姿も見られず、生産者からは「もう終わったのではないか」との声も出ていた。
----ここまで引用(一部抜粋)--------------------
良くも悪くも強烈な個性を持った大馬主、関口房朗氏がついに“こういうこと”になってしまったようです。ここ数年は、競馬界でも派手な噂が聞こえてこないというか、どちらかと言えば良くない憶測が広まっていましたので、もしや?とは思っていましたが・・・。
まあ、私のようなサラリーマン一口馬主が、日米ダービーを制した歴史上唯一の大オーナー関口氏について偉そうな論評はできませんが、テレビなどで見る関口氏の生活はまさに破天荒そのもので、少しでも普通の感覚を持った人なら『そこまでやって大丈夫なのか・・・』と感じていたのではないでしょうか。
その意味では、関口氏を知る人の多くが今回の事態をある程度(かなり高い確率で?)予測していたと思います。それはそれで致し方のないことですから、一競馬ファンとしては、差し押さえされた馬たちの競争生活になるべく悪影響が出ないことを願うばかりです。

【2000年ケンタッキーダービーを1番人気で優勝したフサイチペガサスと関口オーナー(写真左下) : 2009/10月ノーザンホースパークにて撮影】
珍しく(ブログでは初めて)、本の紹介です。
『ゴドルフィンの末裔』 永橋流介 (幻冬舎文庫)

実は、読書は私の趣味のひとつなので、それなりにいろいろな本を読むのですが、いわゆる推理小説はあまり読まない分野なので、おそらく“ゴドルフィン”という文字が目に入らなかったらこの本を手に取ることもなかったと思います。
競馬(特に血統)に興味がある方ならすぐにお分かりの通り、“ゴドルフィン”とは、サラブレッド三大始祖のうちの1頭ゴドルフィンアラビアンのことであり、この本のテーマが血統や種牡馬ビジネスを題材にしていることを表しています。
(もっとも、作者が何故ダーレーアラビアンやバイアリータークではなくゴドルフィンアラビアンを選んだのか、読み終わったあともその必然性は分かりません・・・。)
推理小説なので物語の詳しい内容は紹介しませんが、要するに、JRAの職員である主人公が友人の死に端を発する殺人事件に巻き込まれ、その真相を明らかにするために競馬場やトレセン、北海道の牧場など、競馬に関係する場所で大活躍をするというお話です。
実際に読んでみると、事件の真相や背景の設定には荒唐無稽なところありますし、競馬ファンの視点からも細かい突っ込みどころは多いのですが、作者の永橋流介さん(この本がデビュー作との事です)は読みやすい文章を上手に書く方で、最後まで飽きずに一気に読めてしまいます。
そう言えば、何故か日本では競馬をテーマにした本格的な小説をあまり見かけませんが、この『ゴドルフィンの末裔』はとても読みやすい推理小説ですから、競馬ファンが気楽に読める本としてお奨めだと思います。
『ゴドルフィンの末裔』 永橋流介 (幻冬舎文庫)

実は、読書は私の趣味のひとつなので、それなりにいろいろな本を読むのですが、いわゆる推理小説はあまり読まない分野なので、おそらく“ゴドルフィン”という文字が目に入らなかったらこの本を手に取ることもなかったと思います。
競馬(特に血統)に興味がある方ならすぐにお分かりの通り、“ゴドルフィン”とは、サラブレッド三大始祖のうちの1頭ゴドルフィンアラビアンのことであり、この本のテーマが血統や種牡馬ビジネスを題材にしていることを表しています。
(もっとも、作者が何故ダーレーアラビアンやバイアリータークではなくゴドルフィンアラビアンを選んだのか、読み終わったあともその必然性は分かりません・・・。)
推理小説なので物語の詳しい内容は紹介しませんが、要するに、JRAの職員である主人公が友人の死に端を発する殺人事件に巻き込まれ、その真相を明らかにするために競馬場やトレセン、北海道の牧場など、競馬に関係する場所で大活躍をするというお話です。
実際に読んでみると、事件の真相や背景の設定には荒唐無稽なところありますし、競馬ファンの視点からも細かい突っ込みどころは多いのですが、作者の永橋流介さん(この本がデビュー作との事です)は読みやすい文章を上手に書く方で、最後まで飽きずに一気に読めてしまいます。
そう言えば、何故か日本では競馬をテーマにした本格的な小説をあまり見かけませんが、この『ゴドルフィンの末裔』はとても読みやすい推理小説ですから、競馬ファンが気楽に読める本としてお奨めだと思います。