**2021/2/13阪神5R 3歳未勝利(芝2000m)12:20発走**
◎ ショウナンサルヴォ
○ アーダレイ
▲ マッハモンルード
☆ ゴッドシエル
△ マテンロウベントス
△ アルバーシャ
△ トレデマンド
△ ラリック
ゴッドシエルは3枠3番になりました。普通は3番枠なら悪くはないのですが、ゴッドシエルは競馬が分かっていないところもありそうですし、道中を力まず走れるかどうかが一番の課題ですので、正直、馬群に包まれる心配のない外枠が欲しいと思っていました。でもまあ、毎度外枠が引けるわけでもないですから、これも経験、練習だと思えばどうってことはありません。
出走メンバーにはバリバリ逃げるタイプはいなそうなので、ペースはおそらく平均よりやや遅め。坂井騎手は行けるなら前に行きたいタイプだと思いますので、(スタート次第ながら)位置は思ったより前になるかもしれません。ただ、ゴッドシエルにとって大事なのは、あくまでもリズムよく落ち着いて走ること。。場合によっては後方からでも構いませんので、前半は折り合い重視でお願いしたいところです。
勝負どころは3角過ぎ、ペースが上がった時に上手く対応できるかどうかでしょう。そこまでに上手く体力が温存できていれば、4角までに前との差を詰め直線勝負に…。もちろん、思ったとおりにコトは運ばないかもしれませんが、一応、残り800mからのロングスパートをイメージしています(^^ゞ
本命は中京の2000m新馬戦で2着になったショウナンサルヴォにしましたが、経験の浅い馬が多くてどういうレースになるかは読み切れません。一度使って上昇しそうなアーダレイ、サンデーRさんの期待馬マッハモンルード、トレデマンド、休み明けでも不気味なマル外マテンロウベントス、前走大敗も一変があっておかしくないアルバーシャ、ラリックといった馬たち皆にチャンスがあるように思えます。
まあ、いろいろと考えてみましたが、とにかく2000mをしっかり走り切って欲しいです。その中で、もしも前走からの成長を実感させてくれたら合格点。。あまりハードルを上げずに応援したいと思います。
9日に栗東トレセンに帰厩したヴィジャーヤが、11日に早速一本目の追い切りを消化しました。
- 21.02.11 助 手 栗東坂良 1回 54.3-40.6-27.1-13.1 強めに追う
ゲート試験のためだった前回のトレセン在厩時には、坂路で60秒台後半の時計しか出していませんでしたから、ヴィジャーヤにとってこれが本当に初めての追い切りということになります。
映像を確認していないので何とも言えない部分はあるものの、初の追い切りだと思えば54.3-40.6-27.1-13.1秒は充分に合格点。しかもトレセン帰厩後一本目でこの時計ですから、少なくとも吉澤ステーブルWESTでのトレーニングがダテでないことは伝わりました。
そうなると、トレセンで改めて時間をかけて乗り込む必要はないのかも。。別に慌てているわけではないですが、あと数本しっかり追い切って早々にレースに向かうプランだってないわけではありません。これはアレですねぇ、2月最終週あたりのデビューも充分考えられるのではないでしょうか。
そのためには一本目より二本目、さらに三本目と良い動きを見せることが重要です。時計についてもあと一つ縮めるイメージで、全体53秒前半、且つ終いを12秒台でまとめられれば…。
いやぁ、ここまで待った分ついつい期待が膨らんでしまいますが、そこはあくまで冷静さを忘れずに。。厩舎の皆さんは最初からそのつもりでしょうが、無理のないプランでデビュー戦に臨んでもらえればと思います(^^ゞ
【吉澤ステーブルWEST在厩時のヴィジャーヤ:公式HP(2021/2/12更新分)より】
栗東トレセン在厩のパンサラッサは、レース後は運動のみで様子を見ています。
◇矢作調教師のコメント 「特に疲れや反動はなさそうですが、レースで外傷を負って帰ってきましたので、まずはそこの手当てから。12日より乗り出す予定で考えています。現時点では続戦の構え。本馬の収得賞金で入れるかどうかですが、2月21日小倉11R 小倉大賞典(G3・芝1800m)への出走を目指したいところです」
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先週の関門橋Sでは惜しい2着になりましたが、そのレース中に外傷を負って帰ってきたとのことです。まあ、すぐに乗り出すことができる程度で良かったですが、怪我だけは気をつけて欲しいと思います。(気をつけても防げない怪我があるので大変なのですが(^^;))
そしてナント、来週21日の小倉大賞典出走の意思表示がっ!
いや、私は関門橋Sへの出走が決まった時点で『これは、中一週で小倉大賞典に行くつもりだな』と想定していたのですが、レースが終わった後に何も言及がなかったもので、てっきり全然違う作戦(例えば中山記念参戦など)を考えておられるのかと…。でも、やはり当初から大賞典に行く気はあったのでしょう、パンサラッサが続戦可能な状態であることを確認したうえでの決断、アナウンスとなったようです。
そう言えば関門橋Sを見た直後、『1800mの小倉大賞典で同じ競馬をしたら楽勝しそう』などと書いた気もしますが(もちろん楽勝は言い過ぎです(^^ゞ)、もしも出走できれば初重賞制覇のチャンスは充分でしょう。。収得賞金が微妙で出走枠に入れないかもと言われると、余計に関門橋Sでのクビ差が恨めしいですが、まあ、それは今さら言っても仕方がないですね。
すでに小倉大賞典にはドゥオーモ先輩が出走を表明していますので、もしも枠に入れば(昨年の福島記念で実現しなかった)『後ろから前から作戦』が発動可能になります。そうなるとかなり楽しいことになりますから、何としても出走が叶って欲しいところです!(やっぱり厳しいのかなぁ…)
【チャンピオンヒルズ在厩時のパンサラッサ:公式HP(2021/2/5更新分)より】
美浦トレセン在厩のグランソヴァールは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇尾関調教師のコメント 「獣医師に診てもらったところ、『右肩、左トモに少し疲れがある程度で脚元は大丈夫そう』との見解。中1週で使った割にはそこまでの反動はないようです。近日中にいったん千葉県香取市の北総乗馬クラブへ放牧に出し、疲れを取ってもらったうえで障害練習に着手し、感触を窺っていきたいと思います」
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前走白嶺Sの内容から、もう一度平地への出走があるかと思いましたが、放牧先の北総乗馬クラブで障害練習をすることになりました。北総乗馬クラブと言えば、あのオジュウチョウサンも調教を受けた牧場ですし、とても良い環境で練習を始めることができるでしょう。(北総乗馬クラブホームページ)
障害の適性についてはやってみなければ分からないものですが、個人的に『グランソヴァールは結構上手いのでは?』と思っていまして、中途半端に平地に未練を持つより、早めに試してダメだったら再び平地へ、という選択になって良かったと思います。過去には障害練習を経て再び平地で活躍した馬もいますし、新しい刺激を受けることは、今のグランソヴァールにとって必ずプラスになると思いますので。
逆に言えば、障害センスがなさそうな時は、あまり入障に拘らずサッサと平地に戻ってくればよいでしょう。現状を打開するには、そのぐらいの軽いフットワークが必要な気がします(^^ゞ
【2021/1/23中京 豊明ステークス(3勝C/芝1400m)でのグランソヴァール:公式HPより】
栗東トレセン在厩のドゥオーモは、今週はCウッド併せ馬で追い切られました。
- 21.02.10 小 崎 栗CW良 6F 84.3-68.1-53-38.9-12.4(8) 一杯に追う [エスポワールミノル(古馬1勝)馬ナリの外0.5秒先行0.3秒遅れ]
- 21.02.07 助 手 栗東坂良 1回 57.2-42.3-27.3-13 馬ナリ余力
◇野中調教師のコメント 「併せた相手に遅れを取る形にはなりましたが、追い切りを重ねていく中でも、背腰の感じを含めていい意味で変わりはなく、動きも悪くありません。来週2月21日小倉11R 小倉大賞典(G3・芝1800m)に向けて、順調に仕上がりつつある状況です」
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小倉大賞典の一週前追い切りはCWを6Fから。併せた相手に遅れはしたものの、最近のドゥオーモは調教であまり動かなくなっていますし、しっかり追い切れているので問題は無いでしょう。
このあとは、あと2本追い切って小倉大賞典へ。野中先生も「順調に仕上がりつつある」と仰っていますので、本番での元気な姿を楽しみにしたいと思います。
ドゥオーモの場合は展開次第で結果が大きく変わるタイプだけに、あまり勝った負けたに拘らず、気楽に一発狙っていけば良いでしょう。どうやら小倉も段々と時計がかかる馬場になっていますから、うまくハマれば(昨年のような)面白いレース、際どい勝負ができるのではないでしょうか(^^)
【2020/10/11京都11R 京都大賞典(G2)でのドゥオーモ:公式HPより】